
本日、14連勤あけの休みでした。
昨夜は早めに就寝して、本日の作業にそなえましたが、ちょっと疲れが残ってる中での作業になりました。(^◇^;)
ちょっと長くなりますが、まぁ見てやってください。

天気が良くて気持ちのいい朝でしたので、疲れも忘れて、テンション上げて準備。
GC8をジャッキアップして作業開始です。

まずは、アクスルナットを緩めることから

緩み止めの為に潰してある部分を貫通マイナスドライバーとハンマーを使っておこして……アクスルナットを緩めます。

アクスルナットの緩め方は、いろいろあると思いますが、自分はインパクトレンチで緩めます、使用しているのはアストロプロダクツのインパクトで、トルクが510Nmのタイプでアストロで扱っているインパクトの中でも、1番ハイパワーなやつです。
このインパクト……アクスルナットの緩み止めなんか起こす必要ないぐらいハイパワーなんですが、一応自分は緩み止めを起こしてから緩めてます。

アクスルナットを締めたら、ラテラルリンクとトレーリングロッドをハブナックルから外します。
自分は、この状態にしてアクスルナットを緩めても外さないで、ナックルを引っ張ってドラシャを抜きます。
ドラシャは、デフにCリングで固定されていますので、ある程度勢いをつけてガツンといった具合にナックルを引っ張ります。
そうすると、結構アッサリとドラシャが抜けてきます。

今回は、この方法で右側はよかったのですが、左側は少し抵抗が大きかったので少しデフ側でこじってキッカケを作ってから抜きました。
はい、外れました。

本来なら、ドラシャはデフから抜けると下にすぐ外せるのですが、自分のは矢印で示している、ドゥラックのリアメンバー補強バーを装着しているので、ドラシャが抜けても取り出すのに少し手間がかかります。
(^_^;)
これで、リビルドされたドラシャを付ければ終わりとなるのですが、今回はデフのオイルシールの交換もします。
まずは、サイドベアリングリテーナーを外します、5本のボルトで固定されていますが締め付けトルクが低いので、簡単に外せます。

はい、外しました。
今回は、オイルシール打ち込み済みの新品ベアリングリテーナーを準備していたので、ただ交換するだけだから楽勝と思っていたのですが……
外したベアリングリテーナーを見ると……

Σ(゚д゚lll)しまったデフのベアリングアウターレースが圧入してある。
この時に初めて気がつきました……また、整備解説書の読み込み不足による失敗です。
手持ちの、プーラーで抜き取ろうと試したものの、アウターレース下のスペースが少なくプーラーの爪がかけれません。。
慌てて、アストロプロダクツへ。。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
薄型ギアプーラーを買ってきて、なんとかアウターレースを抜き取れました。
抜き取ったアウターレースは、新品のベアリングリテーナーに、中華製12tプレスで圧入してうまくいきました。

後は、リテーナーにシムとオイルシールリングを組み込んでデフに取り付けるだけです。
この間、約2時間余計に時間がかかってしまいました。(~_~;)

こんな見えないところの部品ですが、やっぱ新品てのはいいですね。
後は、ドラシャを外した逆の手順で取り付ければ完了です。
で、取り付ける前に外したドラシャと準備しておいたリビルドドラシャを比べてみたら……

明らかに、リビルドドラシャの方が、シャフトが太い。

外したドラシャ21㎜

リビルドドラシャ24㎜
どうやら、B型かC型用の物のようでした、しかし長さ形状はA型用と同じで、違うのはシャフトの太さのみなので問題なさそうです。
A型に付けたら、ちょっとした強化ドラシャてことになりますね。(^_^)

リビルドドラシャを取り付けて、リンク類を戻して。

最後に、1G状態でリンク類のボルトを増し締めして作業完了です!
自らの失敗から、1日作業になってしまいましたが、いい勉強になりましたし強化ドラシャを付けることになったので、最終的には大満足な1日になりました。
これで、約2年に渡ってしまいましたが、足廻りフルOH完了になりました。
まだまだ、GC8とは長い付き合いができそうです。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
さて、次の休みにはキャニスター交換を実施したいと思います。
以上!! m(_ _)m
Posted at 2016/03/03 20:36:17 | |
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