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himajin14のブログ一覧

2020年08月01日 イイね!

代車アウディA4(B7)で感じた過去と未来

サーモスタットからのクーラント漏れの修理のため、一日車を預けることになりました。代車はA4(B7)です。
ABA-8EALT  平成20年初度登録。
4585×1770×1430mm
最高出力 130ps(96kW)/5700rpm
最大トルク 19.9kg・m(195N・m)/3300rpm


まず思った事は思った以上にコンパクト!A4は大分大きくなりましたね。B5~B7までは同じシャシー(のはず)、B8(サイズ拡大+Sトロニック・DRL採用)、B9(サイズ拡大+バーチャルコックピット採用)というのがA4の歴史です。
シャワーヘッドをミラブルに変えたりと色々していて残念ながら写真は無いのですが、気づいたことをまとめておこうと思います。

1.第一印象
ディーラーから家まではUターンして帰るのですが、まず最小回転半径が小さいことに好印象。B9であれば3車線の1番左側にしかいけないところが真ん中車線に余裕で入ります。サイズが大きくなっているということを実感します。

その後、まず左折して80~100km/hで流れているバイパス道路の進入路へ向かいますが、ここで既に小気味良いステアフィールを得ます。エンジンパワーとステアリングの戻り具合がばっちりで、まるでBMWのようなスムーズさを感じます。FF+CVTの組み合わせなので、全くBMWとは違うのですが、滑らかさという点では私は遜色ないと思います。そして、むしろ私のA4(b9)クワトロの方が低速コーナーをスムーズに曲がれないのです。町中の低速コーナーでは
◎BMW(イメージしているのは先代1シリーズ、3シリーズ320d(F30)) FR+トルコンAT
◎ A4(b7) FF+CVT
○ A4(b9) AWD+ツインクラッチ

という感覚です。

インターチェンジのような高速コーナーであれば、踏み込めば踏み込むほど安定感を増すクワトロが良いと間違いなく言えますが、仮に町中のアウディ(クワトロ仕様)の評価が悪いとすれば、上記のような低速コーナーのギクシャクさが原因だと思います。

続いて、高速巡航に入ります。まずナビパネル付近がビシバシと音を立てます。また入力が入る度に後部座席の真ん中あたりから変な音が聞こえます(笑)。これは12年以上経過しているため起こる経年劣化でしょう。タイヤ・窓から聞こえる騒音、入力の度にまぁまぁ揺れる車内、エンジンの音・振動はB9と比べるべくもありません。

しかし、なぜか余り気にならないのは何故でしょうか。現代の車に飽きた人が自らの青春時代の中古車を買って楽しむ、そのようなノスタルジックな気分だけが原因だろうか。それとも、車自体の味付けがそう感じさせるのだろうか。私は後者だと思います。

まず、高速巡航中に段差を超えた場合。
マイカーのB9であれば、レビューに書いたとおり、リアの収束だけが気になります。フロントは微動だにしないので、高速道路で段差を踏み越えても怖さはありません。剛性が高いければサスペンションが悪いためリアの収束が余い、そんな状況です。
B7の場合、フロントもリアも同様にバインバインと揺れます。入力の度にまぁまぁ揺れる車内と書きましたが、要するにちょっと暴れています。結果だけ考えれば明らかにB9が優秀ですが、B7のバインバイン感は意外に嫌じゃないというか、感覚的には安定しています。

ここが味付けだと思うのです。
みんからで見かけた話で記憶も曖昧なのですが、かつてのジャガーやプジョーの猫足という優秀なサスペンション。これを真似しようと日産が足回りを研究しても理由がほとんど分からなかった。というのも、実は大切なシャシー剛性が不足していて入力に対して足が負けている状況だったものの、それを車全体の共振で打ち消し合うトータルマジックを施していたからいくら足回り周辺を研究しても解明には至らなかった。そういう話があったと思います。


剛性が大事・パワーが大事と言いますが、それだけではない世界がある良い例だでしょう。ステアリングの応答性をコンマ○秒変えるだけで高級感を演出できたり、ミッションの変速比を変えてパワーカーブを変えるだけで速さを感じたり、この演出・味付けがバインバイン感のあるB7を面白い印象に変えているのだと思います。

B5から引き続き使用しているB7のシャシーですから、アウディ社は特性を完全に熟知していたのでしょう。ですので、ネガティブポイントも味付けによって1つの魅力に変えてしまったと考えます。

2.味付けは電子化が進んでも可能か。
アナログ部品が多い状態でメーカーの職人技で味付けがなされていた時代から、デジタル化が一気に進みアナログと渾然一体となった現代の車。この状態で味付けがうまくできるのか。まず、取り得る選択肢は3つ有るでしょう。

①昔ながらの味付けを再現or残す
②デジタル化ならではの味付けを探す
③家電風味のデジタル化で車を再定義する

①を選んでいるのがメルセデスやBMWだと思います。S・Cクラス、3シリーズを運転して思った事は、ステアフィールが主たる判断材料ですが、乗り味が15年ほどは変わっていないと思います。
つまり、運転していて楽しい感覚、路面をなぞる感覚、人馬一体の感覚、どこにタイヤが付いているか、左後ろのボディがどこにあるか分かるような感覚。そうした車本来の楽しみを感じさせる従来からの、おそらく数十年前からの車作りを残しているように思います。

②を選んでいるのがアウディだと思っています。アウディがブランド化されたのは1980年以降ですので御三家(MB・BMW・Audi)のなかでは新進ブランドです。スローガンも「技術による先進」であり、昔からの顧客というのが比較的少ないメリットも生かし、①の戦略をとらず②に舵をきっていると考えます。そこが「無機質」「さっぱりした乗り味」という評価に繋がっていくのでしょう。
ただ、そもそもアウディのそうした時代に合わないと思われる装置を仕上げていく戦略はクワトロ時代から始まっており、それが4駆全盛を招来したのですから、これからバーチャルコックピットのハプティック技術や可変式OLEDライト、e-tron等がどう仕上がっていくか注視したいと思います。

※アウディの乗り味が無機質でベンツのじわ~とした手のひらになじむ乗り味、BMWの意のままに操れる乗り味に及ばない、という評価はそもそも評価軸がちょっと違うと思っています。ポルシェオーナーが言う997までのポルシェと991以降のポルシェというのも、①から②への戦略転換が影響していると予想はしていますが、乗ったことが無いのでなんとも分かりません。興味はあるんですが、ポルシェオーナーは若干怖いので聞けません(笑)

さて、時代の転換点にある車の乗り味を噛みしめつつ、きたる未来を楽しみにしながら愛車とドライブしていこうと思います^○^
Posted at 2020/08/01 22:44:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 代車 | 日記
2020年07月28日 イイね!

B9系の持病の異音解消!?

度々不満をもらしてきたA4の異音問題。どこから鳴っているか不明だったのですが、結論としてはBピラー内張のツメにテープを貼ったことでほぼ完治しました!(5日前ですので再発するかは要チェック)


ここです。どうやら、この内張のツメの噛み合いが甘く、路面からの力が入力するとゴトッと音が耳元から聞こえてきます。なにせ、耳元から聞こえてくるので気になってしまう音です。

B9を二台乗っているamazonriderさんもドア付近からの異音を確認されています。もしかしたら、同じ原因だったのかもしれません。異音は気になると気になって気になって仕方ないものなので、ほぼ完治したことに大満足です!いや~良かった良かった^○^これで明日の朝の通勤のストレスがぐっと減りました♪
Posted at 2020/07/28 21:54:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | アウディA4 | 日記
2020年07月26日 イイね!

初のエクステリア変更

一年点検に乗じて、ネットでお安く手に入れたパーツを交換してもらいました。A4では初のエクステリア変更でございます。基本的に純正派な自分なのですが、給付金もあったことで買ってしまいました^○^

その前に、滋賀県に出張の際に撮っていた最近の写真がこちら。

琵琶湖沿いの休憩所にて。この日は雨上がりで日差しが綺麗な時間でした。


向かい側が大津・雄琴あたりでしょうか。滋賀県の地理は全然知らなかったので、今回の出張は有意義でしたね。(大津と京都の近さにびっくり!)


そして、取付後の姿はこちら!




アウディ純正のカーボンミラーハウジングです。結局純正かーいて感じですが(笑)


綺麗なカーボンです。

ちょっとした気分転換にはちょうどいいモディかなって感じですね。ただ、ミラーの下半分が黒なので、黒(下側)+白(上側)という方がバランスが良いかもしれませんね。


しばらくは、これで走ってみます^○^
Posted at 2020/07/26 00:38:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | アウディA4 | 日記
2020年07月24日 イイね!

アウディA4の4年目点検終了~初の○○~

マイカーの4年目点検が終了しました。法定一年点検とはいえ、実際は罰則の無いものなので受けなくてもいいや~なんて気もしないでもないですがちゃんと受けてきました(笑)お値段は45,000円が基本料金です。


さて、3年目点検(初回車検)から1年のデータをまとめておくと

この積算データは1年前の車検日にリセットしたはずなんですがちょっと距離が違う・・・。昨年の車検日の走行距離が26,167kmなので、17,693kmも走ってはいないはずなんです・・・はて・・・。リセットした日付が車検日ではなかったのかもしれませんね。

ということで、直近一年間で走った距離は1.3万kmとします。3年間の平均で8,712km/年だったのでかなり伸びました^○^ あまりリセールとか気にせずに走り回ろうと気持ちを切り替えるとこれだけ伸びたので、以前はかなり我慢していたんでしょうね(笑)

ただ、そのせいか点検中に初の故障が!クーラントがサーモスタットから漏れているとのこと!冷却水漏れのなかで、最もマシな故障箇所でしょうか。ラジエーターとなると高くつきそうですが、サーモスタットを新品に換えれば問題ないでしょう。なんて、軽く書いているのは延長保証に入っているため♪無料で来週末に修理することになりました^○^

こうなると、5年目点検(車検)までに色々と壊れてほしい気がしますね本当(笑)そうなると、この1年はさらに走りまくって楽しんで遊びまくった方が良いかもしれません。がんがんに使い倒して保証で治る箇所は治して貰うという作戦です。コロナがあるのですが、これからはもっと日本中を走り回っていこうと思います!
Posted at 2020/07/24 21:33:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | アウディA4 | 日記
2020年07月09日 イイね!

車選びに燃費は関係しないが愛車の燃費は気になる

このところ長距離運転が多かったので燃費記録が好成績でニヤニヤしております^○^
みんからには私のように燃費記録をとりデータ観察している方、燃費アタックをしている方もいれば、燃費記録なんて1回も付けてないよっという豪快な方もいらっしゃいます。


冬場はヒーターを使っていたので燃費が下がり、暖かくなるにつれてあがっています。そして出張なども重なり長距離運転が増えたことでこの数字になったのでしょうが、通常と違う行動が入るので分析が容易ではありません。

例えば、昨年の冬、2019年12月にオイル添加剤であるレビテックを投入しました。

この製品は
「シリジウムから形成されるナノおよびマイクロ粒子により摩擦面をコーティングしフリクションを軽減します。シリジウムは潤滑剤に混合され、あくまでも潤滑剤は輸送手段として機能し、摩擦面、金属表面上にシリジウム粒子を運びます。混合摩擦の範囲(ミックス フリクション レンジ)において摩擦エネルギーと結晶化温度により、シリジウムコーティングを行い、表面を不動態化(セラミック質)します。REWITEC製品はフリクションを軽減し、持続的かつ積極的にシステム、機械、ギアボックスの寿命、エネルギー消費量、効率のアップおよび安全性をもたらします。」

とのことです。データを見る限り、12月に投入したものの、燃費がアップし始めたのは3月ですから、レビテックによるエネルギー消費量・効率のアップは判然としません。体感でも変化無し。つまり、良くも悪くもよくある添加剤だったのかな~という印象です。悪くなっていなければ全然OKですが!


まぁそれはそれとしてタイトルの話に。車選びに燃費は関係しないが愛車の燃費は気になる。B9A4は基本的に
1.4TFSI(現35TFSI) 16.6km/l
2.0TFSI(Bサイクル)  18.4km/L
2.0TFSI (現45TFSI) 15.5km/L

このようなラインナップでした。私は下二個から選ぶことになったのですが、急遽1番下のパワフルなモデルに空きが出たのでそれを購入できました。ただ、今どきこの程度の燃費はアピールにならないでしょう。

例えば、この前トヨタカムリでびっくりした話がありました。兵庫~大阪の往復200kmほどを走ったにも関わらず燃料系の針はMAXのままだったというもの。私もそのあと乗らせて貰ったので確認しました。正確に言うと、燃料系の針が振り切れたところからピッタリMAXの位置に減っていた、ですが。トヨタのハイブリッド恐るべし!

まぁそういう感じで、A4を燃費良く走らせたい欲求はあるけれど燃費の良い車を選ぶ欲求はありません!低燃費というCMは多いけれど、実は最終的に低燃費が良いけど選ぶ段階で燃費基準で車を選定する人ってそんなに多いのかな~と不思議に思っています。

例えば、今回のコロナ騒ぎでもそうですが、私のまわりに「ばい菌が他県からきた」とかそういう愚か者は見たことがありませんでしたし、ヒステリックに大騒ぎする者もいませんでした。世間・自分が作り出す偶像に振り回されたような出来事でしたが、それと同じことが燃費話でも起こっているのではないか、と感じました。
皆が燃費と騒ぐから、メーカーも低燃費仕様をだす。社会的要請からついつい低燃費を頭に描いてしまっているだけで、本当はほとんど気にしていない人が多いのかも、という話。ただ、先のカムリの話を聞くとちょっと心を揺さぶられるのも事実(笑)次はやっぱりハイブリッドか!?
Posted at 2020/07/09 21:21:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | アウディA4 | 日記

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