シクロクロス応援＆観戦

自転車競技の一種にシクロクロス（CX）というのがありまして、マウンテンバイク（MTB）ほど山の中ではないですが、未舗装の公園や牧場、河川敷、海岸などをコースとした障害物競走のような競技が近年人気が出てきています。
会社の部活のメンバーが出場するレースの中で、自分の都合がついたタイミングがあったため、応援と観戦に行ってきました。
　
「宇都宮シクロクロス」というレースで、会場は宇都宮市の道の駅ろまんちっく村。家を10時過ぎに出て、（360さんで行ったので一般道オンリーで）2時間ちょっとで現地着。


お昼過ぎていたので昼食を
こういうときよく食いっぱぐれるので意識してちゃんと食べました…
　
　
いろんなカテゴリー（クラス）があるのですが、午後は女子の最高クラスと男子の最高クラス。女子のレースをのんびり観戦しながらコースをチェック。メンバーが出場する男子レースを待ちました。
　

自転車はロードバイクのようなドロップハンドルでありながらタイヤが少し太い（でもMTBよりは細い）タイプ。ディスクブレーキが主流になっていますが、コースの状況によってはリムブレーキのほうが好まれる場合もあります。
　

いよいよスタート。途中追い抜きが難しいので、最初のコーナーで少しでも前に入ろうと皆スタートダッシュ
　


コースには砂地も用意されていました。トップ選手は泳ぐようにバランスを取りながらグイグイ進んでいく
　


こんな斜面もあったり（トップ選手は乗ったまま上っちゃう）
　

キャンバーと呼ばれる斜面をトラバースする部分があったり
　


シケインと呼ばれる障害（高さ30〜40cmくらいの板）があったりします。乗れないところは担いで走る！　（ここもトップ選手は乗ったままジャンプして越えてしまう…）
　
全日本チャンピオンも出場する大会で、久しぶりにナマで観戦しましたが、トップクラスの選手は想像の数割増しのスピードで本当に驚くばかり。ラリーのSSを見たときに「え⁉︎ この道をこんなスピードで走るの‼︎」と驚くのと似ている気がします。
部活のメンバーは最終周回に入る直前にトップとのタイム差であえなくバイクを降ろされ完走ならず。80％ルールというのがありまして、トップから2割遅れると終わり…ということは、トップは2割速いわけです。同じカテゴリーでもここまでタイム差がついてしまいます。でも、このメンバーは翌日のレースでは初めてフル周回完走できたそうで、とても喜んでいました。1月には愛知県で開催される全日本選手権にも出場します。仕事をしながら休日に練習に励み、全国大会に出るわけで、尊敬するし応援していきたいと思います。
　
帰りは行きより少し道が空いていたのでちょうど2時間ほどで帰宅できました。