
いつも通りに100%自分が原因で嫁さんと喧嘩したある日の事。ちょっぴり反省して後から謝ったもののガン無視されましたが、そんな母親の顔に両手を添えると「ママ、パパ謝ってるんだから許してあげてよ」との娘さんのフォローに感激した姫鈴です。
娘さんのおかげで事なきを得たため後からお礼を言うと、「だってウザいじゃん。パパに怒っても治らないのにね」的なお言葉をいただきました。…いや、何この小学生。
出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(最近コメントが生意気一直線な娘さんが一番大好きです)。
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※今回はいつもに輪を掛けて画像が多くなっています。苦手な方はスルーお願いします。
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ちょうど2年前に行ったビーナスライン。天気予報では雲行きが怪しかったのですが一か八かに賭けてみたところ、恐らく八の割合が強かったあの日…。

山頂で飯食って帰るだけという素敵なメモリーを僕の心の柔らかい場所(by SMAP)に刻んで来ました。
それ以降、何度かビーナスリベンジを試みていたのですが、仕事の忙しさや連発される緊急事態宣言、夏の長雨などで都度中止になっておりました。
そういう訳で今回は僅か2台で、しかも直前の天気予報次第で決行するというゲリラ的手法で強行して来ました。
そのような理由と平日という事もあり、普段遊んでくれている方々にお声掛けせずにすみません。

前日に決行最終決定し、急遽コペンの洗車をしようとしたところ、エスティマの汚れが気になりひたすら3時間程ボディを磨き上げ、汚れたコペンが綺麗に映り(日本語は難しいですね〜)満足してしまう姫鈴さん。
労力使い果たしコペンの洗車は手抜きで。

まあ、長距離走れば汚れるし…。

ただマフラーのサイレンサーがかなり黒かったので取り外して洗い、この際しばらくはノンサイレンサーで行く事にしようと思います。
久しぶりにロッソのうるさい音が響き、嫁さんから「何かうるさくなってるけど、何か着けたの?」と聞かれる。
…外したんです。

半分残っていたFUEL1を給油時に投入して準備完了。早めに床についたものの久しぶりの長距離にワクワクし過ぎて余り眠れず。
余談ですが今回はキチンと嫁さんの許可を得ているために車も心もオープンなお出掛けになります。
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深夜2時前、余り眠れなかったものの気持ち良く目醒めて自宅を出ます。車内にはカメラスタンドも設置済みですし、いつもコソコソ出掛けていた身としては前日に堂々と準備を終えていると出発もスムーズです。

待ち合わせ場所の東海環状自動車道の鞍ケ池SAへとのんびり走ります。

SAでみん友さんと合流。
知っている人が見ればどなたかわかっちゃいますが、この様なご時世なので今回は匿名希望にさせていただきます。みん友さんとそのご友人、計3人のおっさんでのツーリングになります。

東海環状自動車道から中央道へ乗り継ぎ北上しますが、この日はまさかの緊急工事で中央道中津川〜飯田山本間が全線通行止めに。

恵那峡SAでルートの作戦を練り、ここからは下道の19号線を使い北上して行きます。
でもキチンと嫁さんの許可を得ている身としては時間を気にしなくて良いために無問題。

19号線は夏の大雨での土砂崩れのため数カ所で対面通行になっていましたが、夜明け前のためまたまた無問題。…高速止まっているから昼間はエラい事になりそうですが。

19号を途中で右折して伊那市方面に向かいますがこの辺りは標高が高く、下り道の途中で眼下に雄大な雲海が広がるもinstaカメラを起動しておらず、そのまま雲海に突入。
先行き不安になる曇り空が広がっていました。

高速手前のコンビニへトイレ&コーヒー休憩に入りましたが、伊那市内は綺麗な朝焼けの青空が広がり周辺の山間部には雲がかかっていました(←先程の雲海もコレ)。

このコンビニから屋根開けてinstaカメラで撮影しながら一路諏訪湖SAを目指します。
その道中と言えば…。

高速乗って直ぐは朝焼けが広がっていましたが、次第に雲が出始める。

諏訪湖直前のJCTでは雲と朝焼けのコントラストが綺麗ですが…。

諏訪湖辺りでよりによって進行方向に雲が広がり始め…。

SAに着く頃にはこの様な空模様に。…マジか…。

諏訪湖上は雲も切れ始めて青空が覗いているものの…。

これから行くビーナスラインの方角は灰色の空模様。ただ、山と雲の境目からは僅かながら日差しが見えるため期待が持てます。

SAを後に高速を降りて諏訪市内を北上、ビーナスラインへのルートを走ります。

市内の天気はテンション下がるチックな雰囲気。

まず目指すは霧の峰高原ドライブイン、通称霧の駅。いわゆる道の駅ですが、類似で琵琶湖北側にも水の駅というものがありましたが、◯の駅シリーズ、他にもありそうです。

さすが平日の朝7時台。殆ど車の走っていない山道を登って行くと次第に雲が切れ、朝日が差し込んで来ます。

標高と共に上がっていくテンション。
サングラスが必要ですが、山陰に入ると途端に視界が悪くなるを繰り返します。

気持ち良い風を浴びながら雲の無くなった道を進んで行き…。

到着した霧の駅。
ガラ空きの駐車場に停めた車から降りると…。
ついに!
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広がる青空with下方の雲海‼︎
絶好のオープンカー日和。

苦労して(主に天気と家庭の事情)やって来た甲斐のある風景が眼前に広がっていました!
中央に微かに見えるは富士山!

雲に隠れる事なく、まるで線を引いたかのように分かれている雲と空の境目にハッキリ見えます!
もう姫鈴さん感動‼︎
人生3回目のビーナスラインですが、三度目の正直とか訳わからない事考えていました、この時。

今回は走る撮るを主目的としているため、まず午前中は霧の駅から白樺湖までの間をゆっくり走りながら駐車場を見つけては立ち寄り写真を撮っていました。
お友達2人はゴツいカメラを使っていらっしゃいましたが、そんな物に手が出せない姫鈴さんはスマホとinstaカメラです。

以前整備手帳でアップしたカメラ固定方法ですが、その後も問題無く良好でツーリングでは毎回使っています。高速でもブレたりしなったりする事無く綺麗に動画が撮れていました。

そのカメラ動画からのキャプチャ画像です。画像を補正していないため少し曲面が出ていますが、調整すれば一世代前のスマホくらいの画質にはなります。
ただこのカメラ、360度+360度の全てを録画しているためSDカードの容量と電池を馬鹿みたいに食うため、狙ったルートでしか撮影出来ませんし電源ケーブルも繋ぎ常時充電しながらの撮影です。
その代わりコペンに使えばある意味究極のドライブレコーダーと言えます。
画像、動画編集はスマホで出来ますが、海外製特有の『自分で触って理解してね❤️』的な最低限の説明しかありません。

伸ばしたままでは車の写真としてはイマイチなので、自撮り棒は都度縮めて写真を撮り、走る時は伸ばすという…。

スマホもiPhone12に変えたら画質が大幅に変わりました。

赤いボディが締まって見える逆光写真が結構気に入っていますが、今回はこれ以上無い位に天気に恵まれているため、最早カメラも腕も関係ありません。

ところがお友達が撮ってくれた写真を見るとカメラと腕の差が歴然。
雑誌にでも使えそうな写真をいただきました。

雲が全く無いため青空でも場所によって色の濃さが違い、稜線近くでは水色に近いものの天頂付近は濃くなる秋の空。
交通量が少ないために自分達のペースで気持ち良く走っていましたが…。

調子に乗って走っていると道の真ん中に鹿!
先方は寝起きだったようで、しばらくボケ〜っとしていましたが、姫鈴さんと目が合い慌てて逃げ出すという。
結構真剣に鹿注意らしいです、この道は。

白樺湖を望める駐車場。
この辺りになると富士山は山裾に隠れて見えなくなります。

白樺湖畔に到着。
ここはバブル期には学生達のサークルツアーで有名だったそうですが、洒落た施設も30年近くたった今では少し寂しいレトロ感が。
『私をスキーに連れてって』の話で少し盛り上がる。

優しく揺れる水面に反射する光がまったりした感じにさせてくれます。

湖畔の反対側へ移動。

こちらは水際近くまで徒歩で行く事ができ、幾つかベンチも設置されていました。『あのベンチ白樺湖ver.』。仲良さそうなカップル付きでした。

こういう事をやらずにはいられない性分です。

遊歩道沿いのベンチでは木陰のベンチで読書する人の姿もあるセレブチックな平日の午前。
この日は少し足を伸ばして女神湖やローマン橋にも行ってみる話もあったのですが、ここまでの天気は滅多にないだろうという事で予定を変更して最後までビーナスラインを満喫する事にしました。

一度ビーナスラインを降りて高速インター近くまで戻ります。

『峠の釜めし』で有名か荻野屋さんの諏訪店。これが今回メインのお食事になります。

ところが諏訪店だけの数量限定商品『湖畔の釜めし』なるものが。峠より湖畔の方が内容が良かったし、何より限定という響きに皆でこちらを選びました。

釜めしを手に向かうは、ビーナスラインより少し離れた山あいの中のこちら。

御射鹿池(みしゃかいけ)。
昔シャープのAQUOSのCMで有名になった純和風ウユニ塩湖風味の池で、会社の上司からオススメされた場所です。
トイレと大型駐車場が完備され、ちょっとした観光地化されており、ここで釜めしを頂こうという目論見でした…が。

環境保護の観点からか、道路側からしか池を眺める事しか出来ず、しかも恵まれた好天。日差しが厳しゅうございます。

ちょうど山に囲まれた盆地になっているためか、風が吹き込まないために湖面が穏やかになっている事が多いようで、背景の木々が映り込んでいますが、水が澄み切っているため真っ昼間では湖底まで見えてしまいウユニ塩湖度はやや低めでした。
朝や夕方に来れば幻想的な景色になりそうです。

池からは下流に向かって結構な勢いで流れる小川がありました。これのおかげで水が濁る事も無く水質が保たれているのでしょう。

観光の人達も結構早いサイクルで入れ替わっているし、木陰もあまり無いためとても弁当タイムという雰囲気では無いため空腹を我慢して再度ビーナスラインに戻る事にします。
(後編に続く)