意図的に限界ゾーンまで放り込んでコントロールしてみることはあるけど、基本、踏み込まない領域が存在するMR2。限界まで攻めてないというわけでは、ないけど抑えることがあるのも事実。
他の方のMR2、MR-S動画をたまに見て思うのが、カウンターがうまく当てられてないんですよね。
・まず、カウンターを当て始めるのが遅い。そして量も足りない。
これじゃスピンモードに突入しちゃいます。
・量は適切でもステアスピードが遅いと、挙動が大きくなってしまいます。そして挙動が戻る頃、大きくお釣りをもらうのです。挙動の収束も速いから、より素早く戻さないと振りっ返してスピンですね。
・あと、アクセルを戻すのが遅い。
滑ってからも、まだ踏んでいるようじゃこれまた一気にスピンモード。アクセルコントロールのために踏んでるならいいけど、ステアとアクセルの相談が出来ていない方が多いです。
・そもそも不意の挙動変化に対応できるステア操作をしていない。
小刻みな送りハンドルじゃ、対応できません。一瞬で大舵角を当てて、一瞬で戻す!これが常にできるスタイルのほうがいいですよ。
・ブレーキ残し過ぎ。
クリッピングポイントまでブレーキを残すって、ことにこだわっている方が多いけど、アクセルオンが遅いとスピンしちゃいますよ。
・リバースステアのポイントを把握する。
旋回中、アクセル全開でリアが回り込もうとするタイミングをつかむ。何もしていないと溜まった遠心力が爆発するようにリアが飛び出ちゃいます。
このステア特性を利用して旋回できるようになれば、もう立派なミッドシップ乗りだと思います。
まぁ、言うのは簡単、やるのは難しいですけども(笑)
でもこれってどんな車でも基本だから、それが練習できる素晴らしい車だということにしておきましょう。
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日記 | クルマ
Posted at
2013/11/28 00:00:44