
うちのアルト君は5AGSです。オートギアシフト、この名前から分かるようにMTの操作を機械が行ってくれるというもの。ですので基本的には5MTと同じ。
なので、トルコンATやCVTのようなスムーズさはありません。1速から2速のタイムラグも結構多いので右折待ちでタイミングよく走り出しても、変速ラグでもたついてしまうこともあります。もちろんマニュアルモードがあるので、自分の意図したタイミングで変速することも可能です。
ATモードで一番気になるのは上り坂。微妙なアクセルワークで走ると早めにシフトアップしてしまうので、変速ラグの間に失速。変速後にトルク不足で今度はシフトダウン。と負のスパイラルにはまる場合があります。後続車は突然失速して動かない車に苛立つことでしょう。
回避方法は、アクセルを強めに踏んでシフトアップさせないで駆け上がる。またはマニュアルモードで固定。
自分はMTのつもりで乗っているので構わないのですが、奥さんはただのATだと思って乗りますから戸惑う時があります。最近はマニュアルモードの使用も指南しているので、段々違和感なく乗れてきていると思います。
一応2ペダルMTでありますが、ツインクラッチ式の車と比べるとスムーズさは雲泥の差であります。ただ低コスト且つコンパクトに作られているので非常に優秀ではありますね。
ちなみにマニュアルモードにすると変速スピードが速くなります。キビキビ走りたいときはマニュアルモードですね。その分多少変速ショックがありますが、全然OK。
AGSを一応MTと分類しまして、ざっくりトランスミッションは4つに別けられます。
・楽しさ
MT>DCT>トルコン>>CVT
・速い
DCT>トルコン>CVT≧MT
・エネルギー伝達効率
MT>DCT>トルコン>CVT
・耐久性
MT>トルコン>DCT>CVT
・快適性
CVT>トルコン>DCT>>MT
・コスト
DCT>CVT≧トルコン>MT
・重量
DCT>トルコン>MT>CVT
個人的にざっくり別けるとこんな感じでしょうか。搭載車種などによる誤差はありますが、概ねこんな感じかと思います。一番上はただの好みですけどw
重量は油量を考慮すると全く違った順位になるかもしれません。
MTは今後も絶対なくして欲しくない存在。そして、今後最も進歩or普及して欲しいのがDCTです。
ホント好みで申し訳ないですが、CVTはもう頑張らないでください。軽自動車とコンパクトカーまででいいですよ。スポーツカーにCVTとか気絶しそうなんですけどww
車は数多くの部品の集合体でありますが、トランスミッションは車の性格を決める重要なパーツですね。エンジンよりもドライビングプレジャーに直結するものじゃないかと思っています。特にMTは。だって自分の手で操作するんだもの。
そうゆう人間の感覚的なものは技術が進化した今後も排除しないで欲しいと切に願います。
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Posted at
2019/01/20 00:31:35