2019年03月04日
先を読むチカラ
車の運転に最も必要なものだと思う。
モータースポーツ的なテクニックではなくて、通常の運転でも一番大事。
危険予測に直結する先読み能力。例えば煽り運転。先を読んでみよう。
・急ブレーキを踏まれる。→事故
・ドライブレコーダーに撮られてる。→検挙
・恐いおじさんが出てくる。→半べそ
とまぁ、一瞬でこれくらい先が読めれば煽り運転なんぞ百害あって一利なしと分かる。
さらに事故後や検挙後の哀れな人生をリアルに想像できれば絶対そんなことはできないと思う。一時の感情ですべてを失うなんてそんな馬鹿なことやるもんじゃないと。
煽り運転をする人の特徴の一つに「正義感が強い人」が挙げられるそうだ。これって凄くよく分かる。自分がそうだから。分かるからこそ「なんて馬鹿な運転をしやがるんだコイツは!」とお仕置きしてやりたくなるのだ。同じ目に合わせてやりたいとか、思い知らせてやりたくなる。
それと追い越し車線をチンタラ走る車。これも同じで「なんで周りが見えないんだ!」とイラつく。自分が出来るからこそ、周囲に全く気を配れない人間に腹が立つわけ。
でもそれで煽り返したら結局同じこと。普通の人はここまで先を読んで、みんな我慢して普通に運転している。動いているのは車でも動かしているのは生身の人間。よく見て、よく読めば車の動きはある程度予測できる。
常に自分を中心に置いてレーダーのように周囲を見る。怪しい動きの車が来る。速いのが来る。前になんかいる。人が出てくるかも?
実際見えるもの、そうでないものも全部考えて走る。夜でもヘッドライトの光で距離感、スピードを判断する。ミラーをチラ見しただけでそれくらい判断できる。車はボーっと乗るものじゃなくて、ホントはこれくらいしなきゃいけない。でも、誰もができるわけじゃないから、できる人がやる。だから事故って回避できる。できない人同士が事故っちゃうわけ。
そのおかげか知らないけど自分は一度も事故ったことがない。・・ぶつけられたのはあるけど。
車はビビってるくらいじゃちょうどいい。路面が滑りそうだから踏まない。道が分からないから踏まない。サーキットでも最初はそうだったな。
少し話がずれるけど、車の限界を100とすれば一気に120を知ってしまったほうが、100に寄せやすい。100を知らないのに60、70と上げていくのは時間がかかる。
要は踏みすぎる元気な奴を抑えてやる方が上達が早い。ビビりは上達が遅い。
でも・・
でもね・・
踏みすぎる奴は絶対事故るから・・。
事故って巧くなるって理論は昔から大嫌い。だって死んだら終わりだし、金が続かなくなっても終わり。車は楽しむものだから、残ったものが後遺症とか借金とかそんなの絶対ダメ。
そんな未来の想像力を含めて先を読むチカラは何よりも大事だと思う。
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Posted at
2019/03/04 22:40:54
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