
先日走った林道。
ちょっとした険道である。険道といえば一昔前は好んで走っていたものの、最近はほとんど走っていなく、懐かしい感じというか、原点回帰したような気分になった。
いつの間にかハイスピードレンジに身を置くようになったMR2では窮屈に感じた険道。だけどギャップがあればあるほど険道が際立つのである。
この林道は険道レベルとしては最もやさしい初心者コース。

こんな道や・・

こんな道。

そしてこんな道と比べれば屁でもない極めて健全な道なのである。

山深い山村の廃屋群。物理学では説明不能の透けてる人型の「ナニカ」が出没する道も必然的に険道レベルを引き上げ・・

不気味なトンネルは視覚を通し、本能的に恐怖感を与えるのである。

時には圧倒的な自然との戦い。土砂崩れで脱出不能か!?と時間との戦いでもあった。
しかしそんな険しい道の先には・・・

普段体験することのできない貴重なシーンに出くわすことがある。

大自然との共存。真夏の残雪。人工物がほとんどない森の中に身を置くと、大都会では絶対に感じられないパワーを感じる。

まさに非日常の極み。車は走らせることだけが目的はなく、どこに行き、何に出会い、何を感じるか・・それが本当のドライビングプレジャーに繋がるのである。パワーやスペックや、ブランドでは語れない。カーライフを過ごす上で、もっと大切な何かにきっと気が付いてゆく・・。
来るなら来てみろ
Posted at 2015/04/08 20:39:50 | |
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