2010年05月21日
1ZZは低回転型。
高回転が伸びないでトルクが落ちてくる。
代わり低速トルクが太い。
だから早めのシフトアップが速い。
よく見るワードだけれども
・・違うよね。
そりゃコーナーのつながりによっては早めにシフトアップする場合もあるけど、そうじゃなくて単純にダッシュするだけならレブリミットまで引っ張ったほうが早いと思うんだな。うん。
よくカタログを見ると最高出力回転数は6400なのよね。うん。かなーりリミット寸前ですけど、みたいな。
最大トルクは4400だけど、この回転でパン!とアクセル踏んでも思ったほど進まないんだな。加速感が出てくるのは最低5000以上じゃないと。
やっぱりNAは回してなんぼ、みたいなとこがあるのでいくら低回転型とはいえ、低回転シフトじゃ遅いんだな。6000越えたあたりからトルク感の鈍りは感じると思うけど、トルクの衰えは回転で補えてるから結果速いんだな。
例
トルク17kg×5000
トルク16kg×6000
だとしたら、計算するまでもなく後者のほうがパワーが出てるんだな。
でも、
トルク10kg×7000
だとしたらシフトアップしたほうが全然速いんだな。実際はここまでトルク落ちないよ^^;
レブリミットまで引っ張る理由はもうひとつあるんだな。
それはシフトアップしたあとの回転数。上まで引っ張ったあとにシフトアップすれば、シフトアップした後の回転数も高いってことなんだな。特にノーマルギアはずいぶんと離れちゃってるから引っ張ってからシフトアップしないとパワーバンドから外れちゃうんだな。クロスミッションにするとこの辺が楽になって早めにアップしてもパワーバンドをキープできるんだな。だからトルクが衰えてきてまで高回転まで引っ張る必要がなくなるんだな。
パワーチェックをしたことのある人は単に数字だけじゃなくてトルクカーブなんかを見て、走り方を考えて欲しいんだな。シフトアップしたらどのくらいの回転数になるんだろう?そこのトルク、パワーは?そうゆうことを知るのに使うもんなんだな。
まぁ、そんなこんなで低回転型だから、トルク型だから早めのシフトが速いとは限らないんだな。
かといって2ZZ並みに回そうとなんて思っちゃいけないんだな。
ということで次回はロングストローク、ショートストロークについてぼやいてみようかな。
気が向いたら・・。
Posted at 2010/05/21 23:56:08 | |
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