☆ケンタ☆のブログ一覧

うちのアルト君は５AGSです。オートギアシフト、この名前から分かるようにMTの操作を機械が行ってくれるというもの。ですので基本的には５MTと同じ。

なので、トルコンATやCVTのようなスムーズさはありません。1速から2速のタイムラグも結構多いので右折待ちでタイミングよく走り出しても、変速ラグでもたついてしまうこともあります。もちろんマニュアルモードがあるので、自分の意図したタイミングで変速することも可能です。

ATモードで一番気になるのは上り坂。微妙なアクセルワークで走ると早めにシフトアップしてしまうので、変速ラグの間に失速。変速後にトルク不足で今度はシフトダウン。と負のスパイラルにはまる場合があります。後続車は突然失速して動かない車に苛立つことでしょう。

回避方法は、アクセルを強めに踏んでシフトアップさせないで駆け上がる。またはマニュアルモードで固定。
自分はMTのつもりで乗っているので構わないのですが、奥さんはただのATだと思って乗りますから戸惑う時があります。最近はマニュアルモードの使用も指南しているので、段々違和感なく乗れてきていると思います。

一応2ペダルMTでありますが、ツインクラッチ式の車と比べるとスムーズさは雲泥の差であります。ただ低コスト且つコンパクトに作られているので非常に優秀ではありますね。


ちなみにマニュアルモードにすると変速スピードが速くなります。キビキビ走りたいときはマニュアルモードですね。その分多少変速ショックがありますが、全然OK。

AGSを一応MTと分類しまして、ざっくりトランスミッションは４つに別けられます。


・楽しさ
MT＞DCT＞トルコン＞＞CVT

・速い
DCT＞トルコン＞CVT≧MT

・エネルギー伝達効率
MT＞DCT＞トルコン＞CVT　

・耐久性
MT＞トルコン＞DCT＞CVT

・快適性
CVT＞トルコン＞DCT＞＞MT

・コスト
DCT＞CVT≧トルコン＞MT

・重量
DCT＞トルコン＞MT＞CVT


個人的にざっくり別けるとこんな感じでしょうか。搭載車種などによる誤差はありますが、概ねこんな感じかと思います。一番上はただの好みですけどｗ
重量は油量を考慮すると全く違った順位になるかもしれません。


MTは今後も絶対なくして欲しくない存在。そして、今後最も進歩or普及して欲しいのがDCTです。
ホント好みで申し訳ないですが、CVTはもう頑張らないでください。軽自動車とコンパクトカーまででいいですよ。スポーツカーにCVTとか気絶しそうなんですけどｗｗ

車は数多くの部品の集合体でありますが、トランスミッションは車の性格を決める重要なパーツですね。エンジンよりもドライビングプレジャーに直結するものじゃないかと思っています。特にMTは。だって自分の手で操作するんだもの。
そうゆう人間の感覚的なものは技術が進化した今後も排除しないで欲しいと切に願います。

あ、新年一発目ですね。今更ですが、あけおめですｗ

アルト君を買ったディーラーにスイスポの試乗車があるということでお友達と試乗してまいりました。


まずどうでしょう。この見た目。とてもかっこいいと思います＾＾先代もかっこいいと思っていましたが、現行モデルはよりキリっとして精悍な顔つきですね。


リアも素敵です。

ボディサイズ的にも３ナンバー化して大きくなったのですが、締まるところは締まっていまして、変に肥大化した印象がないのが素敵です。とりあえず見た目は過去最高。

エンジンは１，４Lターボ。税金がワンランク安くなるぜー。みたいなさりげないメリットがありつつ、音もフィールもよし。小排気量ターボですが、低速からトルク凄いですね。音も悪くないです。ターボっぽい過給音もほぼ聞こえません。わざと聞かせるS660みたいなオモチャ感がないのもいいですね。ですが、レブリミットは6000程度と低いので、ガンガン回していくNAに比べると官能性は劣ります。
フル加速すると結構ホイールスピンします。電子制御は入りますが。

そして車重が1トンを切って970㎏！素晴らしい！ロードスター同様この時代にこれだけ軽くしてくるはホントに凄い！ついでに重量税も安くなるぜーみたいなｗ
高価な素材を使って軽くしているわけではないので、アフターパーツでさらに軽くできますね。ボンネットだって鉄ですもん。バッテリーもでかいのがフロントにいます。重いフロントを軽くする余地はまだあります。

軽い車重はやっぱりハンドリングに大きく影響していて、少しの操作で機敏に反応するので乗ってて楽しい。
ロードスター的なフォルムではないので、着座位置は高く、重心もそれなりに高いのでハンドリングそのものはロードスターに軍配が上がるのですが、普段の使い勝手などを考えると圧倒的にスイフトなわけで。その点はとても頑張ってますね。
ミッドシップ信者な自分からいうと、ちょっとこの「The！FF」的なハンドリングは好みじゃないのですが、走っているとそれを忘れるくらい楽しいｗそれくらい気楽にドライビングを楽しむのがちょうどいい車ですね。
シフトもカッチリ＆ショートストロークでかなり気持ちいいです。シートもホールド性良好。
あ、そうそう運転席だけシートヒーターついてました＾＾

こんな車が200万ってなかなか凄いと思います。BMWやアウディが作ったら300万越えるでしょってな具合ですかね。

コンパクトスポーツは欧州車も非常に元気なカテゴリーですが、コスパ的には間違いなくスイスポ最強。速さもトップクラスかと思います。

タイミングが合えば買ってもいいかな？と本気で思える車でした。自由に試乗させていただき感謝です。とても楽しい時間でした。




話は変わりますが、うちにアルト君が来たせいで、TTが4人乗りである必要がなくなりました（笑）そもそも4人乗れないし＾＾；

なんだ2シーターでも良かったんじゃん。
・・そう思うと良からぬ妄想が膨らみます。オープン2シーター欲しいぜ！みたいなｗ

いかんいかん。我慢だ！我慢！！

ではまた。ごきげんよう。