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イイね!
2024年04月02日

苦手科目。

苦手科目。 2008年に予約購入したビアンテとは彼是16年の付き合い。
その99.9%以上を運転席で過ごしてきた私の視点からその美点を挙げれば・・・惚れ惚れするくらいのステアリングの正確さをはじめ、全席にわたる乗り心地の良さ、生活感の少ない個性的な内外装など、思い付く要素は幾つもありますが、その一方で、イマイチな部分もないわけではなく^^;。

まず、全体的な収納の少なさは・・・デザイン性とのトレードオフだと好意的に解釈するとして、「あと一歩」の歯痒さを禁じ得ないのが、シートアレンジや積載時におけるフレキシビリティ
我が家の前任車が実用性抜群のボンゴフレンディであったことは多少差し引く必要がありますが、適応力や柔軟性に今一つ欠ける側面を、日々の様々な活用シーンの中で幾度となく感じさせられてきました。結局のところはその都度、代替策を工夫したり諦めたりの繰り返しで、そのうち慣れてしまうと不満とも思わなくなるわけですが、未だに看過し難い事例もあります。

その代表格が、自転車を積む際の果てしない苦労。
とりわけ、子供たちの成長をずっと傍で見守ってきたクルマだけに、節目節目で期待に応えてくれなかった落胆はハッキリ脳裏に焼き付いています。なにせ、初っ端の幼児用自転車の頃からして、まともに積めた記憶がないのですから(笑)。

原因は、三列目シートの格納がチップアップ式であること。
もちろんこれはこれで、ワンタッチ格納やスライド位置調整を可能にする大きなメリットがあるんですけどね。
ただ、自転車のように背の高い荷物の積載ではこれが完全に裏目。もし、左右跳ね上げ式であれば、真ん中のスペースでフロアから天井までの有効高さをフルに生かせるのに、チップアップ式は三列目シートが常にフロア上に横たわり、高さ方向の制約が発生するのです…。

そして今回ホトホト手を焼いたのが、娘の26インチ軽快車。フラットにしたシート上面から天井までの限られた天地空間にまともに収まる気配がなく、一時は本気で運搬を諦めようかと思ったくらい^^;。つい2年前、息子のグリーンレーベルを積んだ時とは難易度が大違いだったのです。
なぜなら・・・
前回は運搬のみを目的とした私の単独ドライブだったのに対し、今回は娘と嫁さんを引き連れた民族大移動。つまり、大量の引越し荷物だけでなく、プラス2名分の乗車空間まで捻出する必要があったのです。

最終的には画像の通り、三列目シートを跨がせて、二列目シートのセパレート空間に後輪を捩じ込むことでかろうじて搭載。しかしながら、自転車だけを積んだこの状態ですでに、助手席と二列目左側に確保した2人の乗車スペースはミニマム。全長4.7m超の3ナンバーミニバンでありながら、今から60年前の初代キャロル並みの足元空間しか残されないという驚くべき惨状がそこに(-_-;)。
もちろん、工具片手に自転車のタイヤを1輪でも外せば状況が一変することは判っていたものの、デカイ図体を前にして散々試行錯誤させられた挙句にそこまで?との失望感が、全くやる気を起こさせませんでした(笑)。

とまぁ、ハナから判りきっている積載性の不満を久々に愚痴ったのは・・・これで一定の役目を終えた感じがするから。
今回の娘の旅立ちをもって、二人の子供を単身生活に送り出したので、荷物の運搬役を任されてきたビアンテとしてもひと区切り。当面は引越しの可能性はないし、将来的にあったとしても、親がわざわざ自転車を積みに行くことはないでしょう。

「散々工夫をさせられたけど、なんとか飲み込んでくれてありがとう」

苦手科目でかろうじて赤点を回避したビアンテに、私が今かけてやれる労いのコトバです(^^)。
ブログ一覧 | 隠れ家のビアンテ | 日記
Posted at 2024/04/04 19:38:34

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この記事へのコメント

2024年4月4日 23:21
まさか…ビアンテを降りる決断をされたのでしょうか…?
コメントへの返答
2024年4月5日 2:02
いえいえ、決してそんなことはないですよ^^;。
ただ、自動ブレーキすら付かないミニバンを、重課税にもめげず所有し続ける"大義名分"がひとつ減ってしまったのは事実ですね。
2024年4月4日 23:48
こんばんは

直接ビアンテの話しではないですが、先週末に転勤する同僚の自転車をCX3に積み込むお手伝いをしました

CX3に26インチの自転車、中々に苦労しました
ブルーシートは敷いてありましたが、思ってたより高さとリアゲートの間口に苦労しました

結局ハンドルのネジを緩めて、真下までさげ、少し右から左にずらして何とか入りましたが、自転車は難物ですね
コメントへの返答
2024年4月5日 2:19
こんばんは。

それは大変な苦労をされましたね…お疲れさまでした。
仮に物理的な車内空間に余裕があったとしても、導線上には思わぬ障害物が存在するものですし、ましてやスタイル命のコンパクトSUVとあっては、そのハードルの高さは想像に難くありません。

実はこちらも一旦載りはしたものの、泥除けやカゴにあらぬ方向からストレスがかかる状態だったので、クッションや緩衝材を挟んで両車のダメージを緩和させたんですよね^^;。
2024年4月8日 19:37
手放した途端、後悔すること多しです。
温存してね。こんなの、もうないですよ!
コメントへの返答
2024年4月9日 8:50
なんと温かい励まし!
たしかにレア中のレアですし、程度も良いですからね^^;。…ランティスクーペを手放した後悔の大きさを思うと、考えちゃいますね~

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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