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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2020年03月25日 イイね!

いつまで辛抱する?

いつまで辛抱する?まぁ、
他でもないこの私自身のことですから・・・

きっと、一ヶ月も持たないでしょうね

いや、
下手をすると一週間でギブアップかも!?


さて

いったい何を辛抱するのかといいますと、画像の純正18インチアルミホイール。

ご存知の通り、悲しい程に他グレードとの外観差別化が図られていないMazda3のSKYACTIV-X搭載車。その中にあって、遠くからでも認識可能な唯一の仕様差といえるのが、このブラックメタリック色の純正ホイールなのです。・・・もっとも、他のグレードはグレーメタリック塗装で色味が近いため、気合いを入れてないとその違いにも気付けないレベルではありますが(苦笑)。

実際のところ、
ディーラーの試乗車やネット動画などを見ている限りは、黒塗装でグッと足元が引き締められたXグレード車の印象自体は、決して悪くはありません。

ただ、
先週末にディーラーで一度に3台もポリメタルグレー色のファストバック(しかも納車直前の1台はバーガンディ内装でウチのと同仕様)を見てしまった私としては、この先、足元のほんの僅かな色味違いだけで、Xを選んだ個性や心意気が表現し続けられるものか不安になってしまったし、

なによりも・・・

我が家には、愛しのマツダスピードブランドのMS-06アルミがあるのですよ!

今後暫くは休眠モードに入るであろうアクセラXD。
父の思い出が色濃く残る長男の"次期愛車"とともに、大のお気に入りホイールまでお蔵入りさせてしまうのは、あまりに勿体無いというものですよね。

このMS-06登板に際しての唯一の問題は、6年間で3万kmを走破した中古タイヤ付きだということ。
Mazda3の新車装着タイヤとそっくり組み換えてしまう手もありますが、2台分8本の工賃となるとさすがに莫迦にならず、いっそのことタイヤを新調した方が得策のようにも思えたり・・・

いやいや

X納車の興奮も落ち着いた頃の5月、過去最大級の自動車税通知で青ざめてしまうことは確実な展開なので、ひとまずは逸る気持ちを理性で封印。GW連休が終わるまで辛抱し続けておいた方が、あらゆる面で身の為になりそうです(^^;)。
Posted at 2020/03/25 23:44:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3 | 日記
2020年02月22日 イイね!

先駆者への共感は・・・

先駆者への共感は・・・1月から6回にもわたり長々と経緯を綴ってきたこの話。
私はそれなりに熟慮を重ねた結果、Mazda3のSKYACTIV-Xエンジン搭載車を我が家に迎え入れることにしました。

しかも、我が家で最長老の20年選手・RX-7と並び立つ、私のメインカーの1台としてです。

その座を射止めた理由は後で述べるとして、一時は放出の危機に瀕したアクセラXDの残留決定も含め、自分にも家族にも円満な導入方法が見出せたことにホッと安堵しています。
ま、唯一傷んだのは私の財布でしたが、これは自業自得ということで(^^)。

今回の画像は、それを祝って用意したお酒・・・ではなくて、地元ディーラーが企画した成約記念のくじ引きで、よりによって下戸の私が引き当ててしまった最上級の景品^^;。
・・・その運、彼是20年も同一番号で買い続けているロト6の方に回したかったんですけどー(笑)。

さて
若き日の私とマツダという自動車メーカーを強く結び付けるキッカケとなったのが、学生時代の国内耐久レース観戦だったことは、これまで何度も書いてきました。昔からのみん友さんには耳タコな話かもしれませんね^^;。
富士の裾野に響き渡るレーシングロータリーの独特の音色と桁違いの音圧は、他のレシプロターボ勢に全く比毛をとらないばかりか、むしろド派手なCHARGEカラーと相俟って、マツダのマシンが放つ存在感に私は度肝を抜かれたのです。
折しも当時のマツダは国内メーカーのシェア争いで「3位グループ」の一角。その立ち位置を遥かに上回るサーキットでの絶大な存在感は驚きでさえあり、私には大いに頼もしく映りました。

その衝撃的な出来事を機に、あらためてマツダやロータリーエンジンに興味を抱いた私は、貪るように関連書籍や情宣誌を読み漁ることに。
この革新的エンジンに取り組んだ背景や狙い、実用化までの幾多の苦難はもちろんのこと、量産後に見舞われた数々の試練や洗礼にも屈せず、技術者の意地とプライド、時には企業としての信義にもかけ、飽くなき挑戦で幾多の壁を乗り越えてきたその孤高のエンジン史に甚く共感。
その語り部たるRE搭載車やレーシングカー、ひいてはマツダという企業そのものに、私は無類の好意を抱くようになったわけです。

その後、マツダの経営危機からの再建に米国フォードが深く関与し始め、RE開発からの撤退が噂される危機的な状況に。いち個人としてREの存続アピールに貢献できる唯一の手段として私が思い付いたのは、RE搭載車の新車購入でした。これ以来、私とRX-7との付き合いは、Ⅳ型からⅤ型への買い換えを経て現在まで、23年間にも及びます。
そのRX-7とガレージに、全てのキッカケを与えてくれた初観戦レースの情景をきっちり投影することは、私にとってマツダやロータリーエンジンとの強固な絆の証左でもあり、自らの轍とその行き先を再確認する拠り所でもあるわけです。

ただ、そこまでREやマツダへ心酔している私であっても、今後いくら自己表現の度合いをエスカレートさせていったところで、その先に絶対に超えられない壁というか、全く敵わないと思わせる大きな存在がずっとありました。

それは、コスモスポーツとそのオーナーさんたち。

西ドイツで産声をあげた夢のエンジンを実用化しようと、世界中の先駆者たちが我先にと開発に取り組んだ結果、見切り発車的なNSU社の1ローター車に遅れること2年半、世界初の2ローターエンジン車として勇躍デビューした、東洋工業のコスモスポーツ。
その未来的な形、聞いたこともない音、異次元のフィーリング、全てが革新の象徴であったこの新型車に向けられた世間の興味や関心、羨望もしくは好奇の眼差しが果てしなく大きかったであろうことは、想像に難くありません。各界の著名人数百名を招き、ホテルニューオータニで盛大な発表会を催したことも、話題の喚起に一役買ったことでしょう。
そして、抜群の話題性を誇るそのクルマのオーナーとなった方々の満足感や優越感もまた、悔しいくらいに想像できてしまうのです。
だから私は、独自の外観を持つ自慢のRX-7を所有していながらも、正真正銘の先駆者たるコスモスポーツとそのオーナーさんには、常に一目も二目も置いてきたのですね。元祖たるクルマに勝る革新性は持ち得ないと。

1967年の5月30日。その歴史的瞬間に立ち会えなかったことが、大のREファンとしては残念至極というわけですが、一方では仕方のないことでもあります。なにせ私が生まれる前の出来事なので、逆立ちしてもコスモの誕生に関わることはできなかったのです(-.-)

だからこそ私は

マツダが再び、ガソリン圧縮着火エンジンの実用化で世界を驚かせた歴史的瞬間に立ち会えたことが何よりも嬉しかったし、SKYACTIV-Xエンジン車のレスポンスとアピアランスに心踊った瞬間、このクルマを是が非でも手に入れたいと強く思ったのです。
コスモとロータリーをリアルタイムで組み合わせることは叶いませんでしたが、あれから53年経った今回こそ、革新技術が生まれた瞬間をそのまま手に入れる千載一遇のリベンジチャンスと捉えたわけですね。

これが、私がメインカーの2台目としてSKYACTIV-X搭載のMazda3を迎える最大の理由です。自らの判断には自信がありますし、きっと今回の選択を後悔することもないでしょう。
初物には付き物の人柱的なリスクも、初のSKYACTIV-G搭載車となったDEデミオを喜んで受け入れた私ですから、心構えは十分です^^;。


ただ
強いて不満を挙げるとすれば、折角のSKYACTIV-X搭載車なのに、外観上の特徴が殆んどないこと。
ホイールの塗色とマフラーカッター形状の微妙な違いを除き、区別化の要素を全く欠いていて、同じMazda3のSKYACTIV-G/D搭載車と何ら見分けが付かないのです。コスモスポーツは300m先からでも一目で革新的なクルマだとわかるというのに。

あえて先進性をひけらかさない?という美学はわからないでもないですが、SKYACTIV-Gとの約70万の価格差を考慮すると、決して商売上手ではないと言わざるを得ませんね(爆)。
Posted at 2020/02/22 14:47:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3 | 日記
2020年02月11日 イイね!

先駆者への共感と (6)

先駆者への共感と (6)年明けにディーラーで新型Mazda3に試乗したのを機に、私が一気に購入意欲をそそられることになったSKYACTIV-Xエンジン

やがて自動車専門メディアだけでなく、一般ユーザーの試乗記も巷に出回り始めました。
新しいエンジンやその搭載機種に関しての賛否両論が入り交じる中、大勢を占めると感じる評価が、同じ排気量のSKY-G搭載車に比べて「68.2万円高」となる価格差に見合うほどの性能上のメリットは感じ難い、というもの。

たしかに、燃料のハイオク化込みで、
 最高出力    :+24ps
 最大トルク   :+2.5kgf・m
 WLTCモード燃費 :+1.6km/L
と、全方位で少しずつ上積みがされる一方、車重も堂々の「+80kg」ですからねぇ・・・。私はSKY-G 2.0オーナーなので両車の違いを明確に感じ取れますが、そうでない人はかなり難しいところ。故に、マイルドハイブリッド代も含まれての結果とはいえ、性能差と価格差だけを抜き出すと、X選択の合理性がないように見えてしまうところは、私の大好きな「i-ELOOP」をつい想起してしまいます^^;。
(たしか「6万円のUPで、燃費が0.2km/L向上」でしたっけ 笑)


加えて、今このSKY-Xエンジンを購入するのは、”世界初”の価値を一番乗りで味わいたい人や、SPCCI技術を実現したマツダを大いに好感する人に限定される、とも。

これは・・・かなりズボシかも。
そもそも2011年、初のSKYACTIVエンジン搭載車となったDEデミオ・13-SKYACTIVを「内燃機関で勝負に出たマツダを応援せねば」の一心で予約購入した私ですからね。
但し、9年前のSKY-Gと決定的に違うのは、単に能書きや前評判だけで意気に感じたのではなく、今回のSKY-Xは実際にクルマを試乗し、なかでも6MT車のレスポンスに甚く感激したリアルな実感を伴っていること。
ホント、県下に1台しかないというMTの試乗車に偶然ありつけた巡り合わせが、運命の分かれ道だったかもしれません(笑)。

そんなわけで
途中でCX-30が候補に急浮上する一幕もあったものの、結局は初心に立ち戻って「Mazda3 Fastbackの6MT車」にターゲットを絞り込んだ私。
土曜の昼食時に意を決して、家族全員に秘めたる決意を語り始めたのです。
曰く・・・

つい先日、RX-7が納車されてから20周年という節目を迎えたこと。

それ以降、我が家に迎えてきたクルマは全て家族を第一に考えていたこと。
 "お母さんのため"の ベリーサ、デミオ、CX-3・・・
 "おじいちゃんのため"の アテンザ、アクセラXD・・・
 "みんなのため"の フレンディ、ビアンテ・・・

そして今、お父さんはちょうど20年ぶりに"自分のため"に欲しいと思うクルマが出てきたということ。


エヘヘ(^^;)

ここまでは完璧に筋書き通りでした。
食事中に不意を突かれたこともあって、家族は反論をしたり茶々を入れることもなく、神妙な面持ちでお父さんの一世一代の告白に聴き入ってくれています。

ところが・・・

だから、おじいちゃんのクルマ、なくなっちゃうんだ。

そう告げた瞬間、それまで穏やかな表情をしていた高一の長男が、明らかに動揺する素振りを見せたのです。
「ボク、乗ることになっていたよね・・・」
消え入るような小声で隣りの嫁さんに囁く姿を認めた瞬間、私は重大な過ちを犯したと悟りました。

2017年の初秋、他界した父の愛車を私が引き取ることにした最大の決め手は「おじいちゃんのクルマ、僕たちが乗るから取っておいて」と懇願した、我が子たちでした。
あれから2年半、私は今頃になってようやく正しく理解をしたのです。あの時の長男の発言は決して軽はずみな気持ちからではなかったことを。(し、しまった・・・)

「そう・・・その約束だったね、おじいちゃんのクルマ」
私はすぐさま長男に詫びました。

「うん、わかった。手放すのはやめよう」

正直、これほど長男が静かな抵抗を見せるとは予想していなかった私ですが、その瞬間、自分でも驚くほどに素直に非を認め、素直に約束することができたのです。
普段は物静かで滅多に感情を表に出さない長男。
それだけに、父の形見であるアクセラXDを彼がこれほど大事に思っていてくれたとは・・・私はむしろ嬉しく、誇らしげな気分でさえあったのです。



ん?



・・・まてよ。



ここまで濃密な検討を重ねてきた数週間。もはや私自身の決意も後戻りできないくらいに固まっています。

それって即ち・・・?!?!

長男と同じようにいつも穏やかな嫁さんですが、さしもの彼女も、今度ばかりはやや表情を曇らせています。
いや、斯くいうこの私だって・・・
こんなまさかの展開だけは、右脳でも左脳でも全くシミュレートしてませんでしたから(◎_◎;)


(たぶん、まだつづく)

【追記】皆さんを不快にするのは本望でないので、この辺でやめときますm(__)m
Posted at 2020/02/11 22:00:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3 | 日記
2020年02月08日 イイね!

先駆者への共感と (5)

先駆者への共感と (5)あれれ?

つい先週、前編
「暫く検討時間を置いてみる」
と宣言したわりには、続編書くの早過ぎない?

・・・なぁんてツッコミは野暮というものです。

みんカラのプロフィールにも書いてある通り、"熱しにくく、冷めにくい"私の場合、点き難い灯がひとたび着火したが最後、朝から晩まで、さらには寝床の中でも、SKYACTIV-Xへの思いは常に燻り続けるのです。
それこそ・・・
世界初の画期的なエンジン・SPCCIのメカニズムを理解した段階ではまだ通常の圧縮途上だったのに、偶然に試乗機会を得た6MT車の新鮮味溢れるパフォーマンスが着火圧力まで高めるスパークプラグの役目を果たし、あれよあれよという間に驚きの自己着火が実現してしまったわけですから、その後はリーンでもリッチでも、逞しく燃焼し続けるのですね(^^)。

で、あれから濃密度な一週間が経ちました。
大型トレード・・・もとい、入れ替えの対象候補となるクルマは、CX-3、アクセラXD、CX-30、そしてMazda3。

あらゆる組み合わせで生じるあらゆる功罪を遡上に載せて、なおも真剣に検討をし続けた結果、私は二つの大きな結論に達しました。

まず、一つ目の結論は・・・

「SKYACTIV-X+6速MT」の感動は譲れないこと


間違いなく、私のSKYACTIV-Xに対する「興味」・「感心」を「購入意欲」にまで進展させたのは、6MTの試乗車が見せた驚きの好パフォーマンス。
あの心踊る感覚を知ってしまった以上、なぜその楽しみを封印してAT車購入を検討しようとするのか・・・自分の気持ちに正直になればなるほど、弁解の余地がなくなっていったのです^^;。
だいいち、
巧みに妥協点を見出して賢く1台に集約することをハナから拒絶し、用途別に最適なクルマを使い分けると公言して憚らない私が、こんなにも重要な選定ポイントで妥協をしているようでは、話が始まらないではありませんか(爆)。
欲しいと思わせたものを求めるのが筋というものです。

そして、二つ目の結論は・・・

「ポリメタルグレー&バーガンディー」に完全に魅了されたこと


赤とオレンジを3台も擁する我が家の現状や、白内装が4台続いているマイカー購入の経緯からも、グレーな外装とレッドな内装の組み合わせは極めて新鮮。ずっと待ち侘びていた新規のコンビネーションであるだけでなく、センスの良さも十二分に感じる素敵な色合い。
そして、現行のマツダ車で唯一この内外装色が設定されるMazda3ファストバック特有の魅力的なデザインとも、見事なまでのマッチングを見せています。やはり、久々に琴線に触れたこのパッケージは捨て難いというのが結論。

これは即ち、CX-30の候補車脱落を意味するのですが、この結末には、私が初めてデザインに惚れて買ったCX-3を上回る魅力をついに感じられなかったことも大きく影響しています。
ついでにいえば・・・
嫁さんがセラミック色のCX-3を運転する現在の姿、結構サマになっていると思うんですよね(^^)。

そんなわけで、私が購入を目指すクルマには、Mazda3ファストバックの「X Burgundy Selection」(FF/6MT) が返り咲きを果たすことに。

ただ、それでは今から3週間前、アクセラXDを早朝ドライブに連れ出す前の段階に戻っただけです。
そこで、いよいよ覚悟を決めて事を前に進めようとした私に、またも、予想だにしなかったまさかの展開が待ち受けていたのです。

(必ず、つづく)
Posted at 2020/02/08 23:26:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3 | 日記
2020年02月02日 イイね!

先駆者への共感と (4)

先駆者への共感と (4)前作からのつづきです)

年明け、Mazda3のX-6MT試乗車が見せた高密度なレスポンスに感銘を受け、ガソリンエンジンの圧縮着火を世界で初めて実現したマツダの心意気にもあらためて感動。

SKYACTIV-Xという革新的エンジンを是非ともガレージに迎え入れなくては!

と、半ば発作的にMazda3の購入を検討し始めた私ですが、放出候補にした父のアクセラXDへの未練が断ち切れず、買い換え計画は迷走を始めます。

私のメインカーが動かせないとなると、残る手駒はカーポート下のファミリーカー勢。結果、嫁さん用のCX-3が下取り候補として急浮上することになり、その影響から、購入対象のクルマも半自動的にMazda3ファストバック(6MT車)からCX-30(6AT車)へと入れ替わることになったのです。
しかし、

「XエンジンならMT一択!」
複数の自動車評論家のコメントを借りるまでもなく、この私自身が大きな感動の渦に巻き込まれたマニュアルトランスミッションを断念し、かつ、Mazda3ファストバックが持つ魅惑の造形や、バーガンディー内装の優美な味わいまで放棄しなければならないなんて!
いくら次善の策とはいえ、その代償があまりにも大き過ぎ、通常であれば検討段階で消えてもおかしくない拙速さが目立ちます。

しかし、この代替案がなおも最前線に踏み止まったのにはちとワケがあったのです。

それは、我が家で長らく敷いてきたマイカーフォーメーションの是非
そろそろ見直しをしても良い頃では?という話です。

今から13年前の2007年、私は周南市への引越しを機に「用途別の3台体制」なるものを提唱し、スポーツカー(RX-7)、三列ミニバン(フレンディ)、コンパクトカー(ベリーサ)の3台で、効果的なマイカーの使い分けを実践し始めました。
当時、私が"コンパクトカー"に求めた役割とは、小柄な車体サイズと取り回しの良さを生かし、嫁さんを主体にして日々の買い物や子供たちの送迎をそつなくこなすこと。
折しも当時の自宅は狭い急坂の上り下りが不可避な環境にあり、このポジションは代々、ベリーサ、DEデミオ、DJデミオといった5ナンバー車勢が務めていくことになります。

ただ、唯一の難点はラゲッジの容量不足でした。
マツダのデザインゆえ、そこに多くの期待はしていなかったものの^^;、嫁さんのクルマはそのまま実家帰省にスライド登板する機会が多く、そのたびに家族の荷物やお土産が満足に載らない大問題にぶち当たるのです。このせいで帰途、広島市内での買い物を断念したことが何度あったことか^^;。

ところが 3年前の引越しで、狭い急坂を行き交う日常から漸く脱出。
道路整備が行き届いた駅裏を拠点にした普段の買い物や送迎の用途において、クルマの外寸がコンパクトである必要性は次第に低下していくのです。その感触の確かさは一昨年、初の3ナンバー車・CX-3を無事迎え入れられたという事実でも証明されました。
となると、DJデミオと大差のないラゲッジ容量や室内の狭さがここ一番で余計に不満と感じるようになったのですね。もっとも、その一番の要因は子供たちの成長なんですけど^^;。

そこで私が辿り着いたのが、従来の”コンパクトカー”枠の上級移行です。
多人数の乗車や嵩張る荷物は引き続きミニバンのビアンテに任せながらも、それ以外の用途を余裕でこなせる"主力級ファミリーカー"に格上げするというものですね。

この点を考え併せると、今回編み出したCX-3からCX-30への代替案は、単にSKYACTIV-Xエンジン車を購入するための苦肉の策というより、硬直化していた我が家の3台体制の"次なる展開"という側面で捉えることができるのです(^^)v。都合の良いことに、CX-30は冒頭の画像の通り、ラゲッジや後席周りの空間でCX-3を上回ってますから。
いやぁ、ここまでのロジックを、2週間前の日曜日の早朝、ほんの数時間で構築したわけですよ^^;。
うーん、我ながら見事なこじつけだ(爆)

ですが、

ここで私は暫く時間を置いてみることにしました。
愛しのSKYACTIV-Xエンジンはまだ世の中に登場したばかり。急がないと逃げて行ってしまうわけでもありません^^;。

 新ファミリーカーへの期待、
 CX-3に惹かれた心の整理、
 アクセラXDと父への未練、
 Mazda3の形や色の残像、
 6MT車の感動の余韻、
それに・・・
 家族それぞれの思い

今一度、あらゆる要素を丁寧に勘案し、会心のベストアンサーを導き出したいと思っています(^^)。

(なんだか仕事も忙しいので、少しゆっくり考えることにしましょう・・・)
Posted at 2020/02/02 22:39:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のMazda3 | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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