我が家にMX-30 Rotary-EVがやって来てからもうすぐ5ヶ月が経過します。
あっ、そういえば
昨年の12月に県下第1号の納車を気分良く迎えて以降、最寄りのディーラーで2号車が続いたという朗報は…未だ届いていません(笑)。これまで、短距離ながらもPHEV寄りやBEV寄りに振ったトライアルも重ねてきたので、何時でもオーナーコメントの提供準備はできているのですが(^^)。
なお「短距離」と表現したように、現在のオドメーターは1,754kmと、かなり控え目。しかも普段は嫁さんが近距離の買い物で利用するだけなので、もっぱら距離を稼いだのは私の運転による150〜200kmの中距離ドライブ。嫁さんの実家往復×3回がその中心でしたね。
新年度からは遂に20年ぶりの夫婦二人暮らしが始まっているので、この先の走行ペースがどう変化していくかに注目です^^。
さて、私がここへきてRotary-EV以外の話題でMX-30を取り上げる気になったのは・・・
その
「二人暮らし」が大きなポイントになっているのです。
元々は、EV導入を企てていた私のRE好きが高じて、指名買いする展開となったこのクルマ。
しかし正直なところ、この春までの家族3人暮らしでは、MX-30の特徴であるフリースタイルドアのデメリットが目立ってしまうケースが多々ありました。家族全員での外出時だけでなく、嫁さんが娘の友達を同乗させる際にも、数々のトリッキーさが問題になったのです。具体的には乗降自体のし難さ、その手順の解り難さ、さらには狭所でのドア開閉のし難さです。いずれも他の4ドア車では苦も無く普通にできることだけに、実用面での無視できない不便さと感じてしまったのですね。
でも・・・
そこまで犠牲を払ってでも実現したかったのが、クーペライクな個性的なスタイルであり、他にない雰囲気や開放感。つまり、フリースタイルドアはMX-30の独自の存在感を演出するために不可欠なアイテムでもあったわけです。
無論それは、正統派たるCX-30ありきという周囲の状況からも、マツダの新たな電動車展開を示唆するという特殊な使命からも、このMX-30の企画意図として理解はしていたし、我が家の嫁さん専用車・CX-3の後釜がズバリ適役でないことも承知のうえで導入しているので、今更感の強い解釈に聞こえるかもしれません。
ただ、こうしてリアルな生活環境の変化を経て、私目線で"夫婦二人のクーペSUV"という側面が一気に強まった今、後席の使用に絡む一連のストレスが激減した以上に、前述したような強い個性や独自の雰囲気がより魅力的に映るようになったのです。内外装のデザインをはじめ、動力性能やハンドリング、乗り味などの全てに通底する奥床しさというか、一歩引いた凛々しさというかね。この心境の変化は自分自身でも全く意外で、ただただ驚いています。
・・・だったらREステッカーをベタベタ貼るなヨとか、嫁さん目線だと何も変わってないゾとか、依然としてツッコミ処は満載ですが、私自身のMX-30評が静かに音を立てて変わり始めていることは確かですね(^^)。
Posted at 2024/05/01 23:38:06 | |
トラックバック(0) |
隠れ家のMX-30 | 日記