
実家のアクセラXDで私が感じた「あんなこと」「こんなこと」をユーザー目線でレポートする「プチ報告シリーズ」。
これまでプチ報告シリーズでは、あくまで”ユーザー目線”にこだわって、このクルマを常用して初めて実感できる使い勝手や細かな印象について述べてきましたが、今回は少しだけ毛色の違う話です。
ま、諸般の事情で土曜から火曜まで怒涛の4日間を過ごすことになってしまった私の、気持ちのリハビリも兼ねて(^_^;)
●SCENE #22 「最近よくお会いしますね」
実家のアクセラXD納車からはまだ8ヶ月ですが、フルモデルチェンジで三代目となった新型アクセラの発売は「2013年10月」だったので、早いもので登場から1年以上が経過したことになります。
また、私の住む周南市は、新型アクセラが生産されているマツダの防府工場の隣町。
そんな背景もあってのことでしょうか、最近クルマに乗っていてとくに強く感じるのが、新型アクセラと遭遇する機会がグンと増えたということ。
幸いにも(?)、ブランドシンボルと白いナンバープレートの”特徴的な”位置関係のお陰で、新型アクセラの顔は遠くからでも識別しやすいので、擦れ違う遥か前から、対向車線上の存在を認識することができます。
そして、すれ違う瞬間に私はルーフからリアフェンダーにかけてのボディラインの流れ方をチェックして、そのアクセラがハッチバック(スポーツ)かセダンかを判別するのです(^_^.)。
で、興味深いのはその判別結果でして・・・
冒頭にも述べたように、ここ最近は市内での遭遇機会が格段に増えてきているのですが、これが不思議なことに、十中八九
「セダン」なんです。
例を挙げると・・・
火曜の朝、病院の駐車場で斜め前に停まっていたアクセラは・・・
「セダン」。
病院の帰途に立ち寄ったホームセンターで、真向かいにいたアクセラも・・・ほら
「セダン」。
たしか、アクセラの国内販売実績の半分以上は「ハッチバック」が占めているはずなので、私がこうも「セダン」とばかり遭遇するというのは、ちょっと異様。
そして、すれ違いざまにオーナーさんを確認すると、これまた十中八九、「オジさん」(笑)
(「お前もその仲間だよ!」というツッコミはなしでお願いします)
もうね、「周南市でアクセラを見かけたら、オジさんの運転するセダンと思え」・・・なんて感じで(^_^;)。
でも、そのセダンオーナーさんたちの顔を見ていて、私にはふと感じたことがあったのです。
魂動デザインをまとって立派なグローバルCカーに成長したアクセラセダンも、その系譜を辿っていくと、かつての「ファミリアセダン」に行き着くことは、異論のないところでしょう。
私が運転免許を取得した当時のファミリアセダンには、他の大衆クラスセダンよりもスポーティーなイメージがあって、私から見たそのオーナー像とは「ちょっと走りにこだわるおとうさん」でした。
やがて四半世紀もの時が流れ、スポーツ志向だったお父さん方が年齢を重ねてシニア世代となり、現在はアクセラセダンに・・・と強引に結び付けると、私には意外と合点がいったのですね(^_^;)。
そして、ここ最近の私の行動パターン・・・すなわち、平日の午前中に実家のアクセラで病院や役所、ホームセンターなどを行き来していることが、偶々そうしたシニアの方々の日々の生活パターンとラップする部分が多いために、結果としてセダンとの遭遇率が異常に高まっているのでしょう(^o^)。
なぁんて勝手な思いを巡らせながら、ホームセンターの次に隣町のショッピングモールに立ち寄った私。
立体駐車場でまたも遠くに白いアクセラを発見したので、引き寄せられるように近付いて行ったら、なんと「セダン」ではなく「ハッチバック」(アクセラスポーツ)ではありませんか。
これは珍しい!
しかも、コーナーポール付きの仲間とはさらに珍しい(爆)。
思わず、「AXELA」のHUD文字と一緒に記念撮影をしてしまいました。
(ガラケーのシャッタータイミングが合わず、何回も撮影し直したことはヒ・ミ・ツ)
ま、これは例外のケースですけど、前述した通り、普段はアクセラセダンとばかり遭遇し、前から後からその流麗なセダンフォルムを見せつけられる機会が増えた私。
そもそもXDにはセダンボディの設定がないし、父の用途(畑仕事)を考慮した場合にも、実家のクルマとしてはハッチバック以外は考えられなかったわけですが、もし私自身がアクセラを買うことになって、ボディの選択肢が残っていたとしたら・・・ハッチバックの小粋なデザインよりもセダンのフォーマルさを選んでしまうかも・・・
ふとそう思ってしまうシニア予備軍が、ここにひとり(爆)