・・・すこぶる快調でございました(^^)。
去る8月9日に納車から満16年に到達し、未踏の17年目に漕ぎ出したビアンテ。前車のV6ボンゴフレンディから引き継いだピープルムーバー&多用途車というポジションは、我が家のマイカーの中で随一。その座は当面揺らぐ気配がありません。
というのも
乗員全員が長距離を快適に移動することにかけては、この三列トールミニバンに総合力で勝るマイカーは依然としていないんですよね(^^)。
まずもって、"多人数乗車+荷物積載"のシチュエーションでは無敵の状態。
実をいうと、我が家ではここ数年、4人乗車がMAXだったので、厳密には二列シート車たちも比較対象に入ってくるわけですが、快適性を大きく左右する車内空間のゆとりは群を抜いているし、狭所での乗降性はやはりスライドドアのもの。無論、嵩張る荷物や大量の土産物を積むとなれば完全に独壇場です。
次には乗り心地の良さが挙げられます。
経年劣化が避けられないタイヤやダンパー、スタビブッシュ等を要所要所でリフレッシュしてきたことと、元々やや緩い感じだったボディの造りとが相俟って、絶妙なバランスの快適移動空間を演出しています(^^)。
あと忘れてはならないのが、リアサスがマルチリンク式の独立懸架であること。同・トーションビーム式のマイカーが偶に見せる不快な横っ飛び感が皆無というアドバンテージは、移動距離が長くなればなるほど効いてくるので、同形式のリアサスを備えるアクセラXDと共に、ドライバーの私が絶大な信頼を寄せる美点なのです。…もっとも、同乗者は全く気にしていなさそうですけど(苦笑)。
一方で、長時間運転時のドライバーの疲労に関しては、余裕のトルク性能を誇るアクセラXDに肉薄を許してしまう一面も。とりわけ、登坂車線が設けられているような高速道路の長い上り区間では、アクセラXDはまさに水を得た魚。僅かなアクセル操作で巡航速度を自在にコントロールできるのは、ディーゼルターボと軽めの車重とが織り成す優れた芸当ですよね。
でも、ビアンテの2.3L MZRエンジンも必要にして十分な性能を備えていて、5速ATのマニュアルモードからシフトダウンを繰り出せば、アクセラXD比200kgプラスの車重でもストレスを感じることはまずありません。
加えて、アクセラよりも遥かに高い着座位置からくる視界の良さは、前後左右の交通状況の把握のしやすさに繋がるので、ドライバーのストレスや疲労の低減に極めて有効なのです。
そんなわけで
今回のブログタイトルは、納車記念日を迎えて間もない週初めの月曜、往復400キロの日帰りドライブにビアンテを起用したという話です。
三連休の最終日で混雑気味の中、往路は時間に十分余裕を持ち、高速道路の渋滞を一般道で適宜回避しつつ、嫁さんと二人で昼食も含めたのんびりドライブで。
ここでは、御老体のビアンテを気遣い、"制限速度+10km/h以内"に抑える別人格(笑)の走りが奏功し、途中までは17km/Lを超える驚きの区間燃費をマーク。結果的に、帰着後の給油で算出した燃費は12km/L台に止まりましたが、夏場の燃費としては史上2位。…というよりも、過去16年間、計223回に及ぶビアンテの燃費記録全体でも5本の指に入る堂々の好成績でした。
そして、娘をピックアップした黄昏の復路は、スーツケースや自宅送還の荷物を満載した親子3人の帰省ドライブに。
高速道SAでの食事を挟んだ約4時間の走行中に1度だけ、私がG-BOOK ALPHAの画面でFMラジオの操作をしている最中に左の急カーブに突入してしまい、あまり平和でないヨーモーメントを一瞬発生させるシーンがありましたが、その刹那を除けば、ほぼ完璧な快適ドライブでした。無論このシーンとて、当のビアンテに非がないのは言うまでもありません^^;。
ということで、しっかりと期待に応える幸先の良いスタートを切ったビアンテ。
もちろん、登場した時代が時代ゆえ、自動ブレーキをはじめとする今時の先進安全装備が一切未装備という、看過できない欠点もあるにはあるのですが・・・
全国津々浦々のナンバーを付けた新旧ミニバンでごった返すSAやPAの駐車場においても、この個性的なデザインとボディカラーが抜群の存在感を発揮し、周囲の風景に全く埋もれなかったことは最後に報告しておきます。
(実はこれが一番の満足ポイントだったり~ 笑)
Posted at 2024/08/14 00:25:17 | |
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隠れ家のビアンテ | 日記