やっと何とか完成しました。
まず何度エンジンかけてもピーと言う音は治らないのでもう一度バラす事にしました。
エアレギュレーター、AACバルブ、EGRこの3つが怪しいので、AACバルブとエアレギュレイターは掃除をするとしてEGRもついでに撤去しようと部品も注文しました。
佐波川で集まる3932さんがEGRをエンジン下ろさず撤去したらしいのである程度教えてもらい開始します。
ホースを外し、ボルトを外しもう一度バラしていきます。
流石に2回目なので前みたいに時間もかかりませんが、ホースももう一度使うので慎重に外していきます。
慎重にやったのですが、ホース一本切れてしまいせっかく色を塗ったサージタンクやパイプカムカバーなどキズだらけになってしまいました。
仕方ないのでもう一度塗装。
サージタンクを取りAACバルブを取る時に「ん‼️」ボルトが緩い!緩すぎる‼️
おかしい?ちゃんとトルクレンチで閉めたはず。
ん?トルクレンチ?何か最初からおかしいと思っていました。
メモリは5キロから始まっているのですが、その下に始まりらしき線があります。
その線から1キロずつ回して5回目で5キロのラインに行けば良いのですが、4回目で5キロのラインに、反対に5キロから下がって行っても4回目で下の線まで到達します。
よくわからないので5キロから下ろして整備要領書には1.1キロとかいてありますが、サージタンクと同じ2.1キロで閉めた覚えがあります。
どうもおかしいので隣りの方(自動車整備士)さんに聞いてみると同じ様なトルクレンチを自転車用に買ったといい説明書を見てみると5キロ以下は使えませんとの事。⤵️⤵️⤵️
使い方は店の人に聞いたので説明書は見ていません。
アホですねぇー。僕の悪い癖です。(>人<;)
隣りの整備士の人も5キロぐらいではトルクレンチは使わないそうです。ほぼ手の感覚らしいです。
でもこれが原因で音が出ているのであれば解決ですが、まだわかりません。
あとEGRを取っ払って戻せばわかります。
でもこのEGRは最後まで手こずらせました。
冷却水のパイプが2本あるのですがこのパイプを取らないとEGRの横2本のパイプのボルトを回す事が出来ません。1本は外れますが、もう1本はエンジン下さないと取れないでしょうね。
だからノコで切るのだと言ってました。
でも1箇所切れば済むのだろうか?
あとメインのエキマニに入っているパイプを取らなければいけませんがこれが曲者でした。
見えているのですが、手を入れると見えません
長いとふれません。手のひらの横ぐらいのモンキースパナを買ったのですが、力が入らず回せません。色々やってみましたが良い案が見つからず、時間ばかりかかりそうなので今回は断念する事にしました。(><)
またの機会によく策を練って取り掛かろうと思います。
さあ❗️という事で後は組み上げるだけです。
焦らずホースやボルト を確実に締めていきます。
パッキンが付いているAACバルブやサージタンクは均一に締めたほうがいいと思いトルクレンチの5キロ設定で締めました。
カプラーもインジェクター、AACバルブ、エアレギュレーター、水温センサーを交換。
配線も半田付けしました。
イグニッションコイルのカプラーは中は綺麗だったのでまた徐々にやっていこうと思います。
いよいよ取り付け最終日。
仕事から帰り夕方からですがあとバランスチューブ、ガソリンパイプ、インテークパイプを取り付ければエンジンがかかります。
期待に胸膨らませエンジンスタート。
キキユン ボ〜〜〜。
一発でかかりました。
良かった〜〜。(^ ^)
漏れがないかチェックしていきます。
夜7時半頃。これで終わった。
と思ったのも束の間エンジンの後ろ側から煙が。
急いでエンジンを止め臭いを嗅ぎましたがこの前のオイルの臭いとは少し違う様。
もう一度エンジンをかけて煙の出所を探りますが暗くてわかりません。
その時ふと冷却水を入れて無い事に気付きました。
オーバーヒートさせたかな?💦💦💦
でも水温計は70度。
慌ててエンジンを切り冷却水を買いに行き冷却水を入れてもう一度エンジンをかけました。
何分かエンジンをアイドリングしていましたが煙は出てきませんでした。
これで大丈夫なのかな?
でも煙が出たのは心配です。
エンジンは大丈夫なんだろうか?
次の日少し乗ってみようと息子を迎えにほんの
2、3キロですが走ってボンネットを開けるとまた白い煙が・・・・・。
水温70度オーバーヒートではない。
なんだろう?
もう無理。無理だ〜〜。
あり得ないサージタンクを3回もバラすなんてそんな気力はもう無い。
もう降参して店に出してやってもらおうか?
いや、せっかくここまで自分でやってきたのに最後までやりたい。
でも今はやる気力は残っていない。
とりあえず1カ月ぐらい触らずゆっくり考えようかな?
いろんな事が頭をよぎりました。
どうしようもないのでそのままゆっくりと帰宅。
でもエンジンに異常はない様です。
家に着くと隣りの整備士さんが「調子良く動く様になりました?」と来てくれましたのでこれまでの経緯を話すと、「オーバーヒートで煙を出すのはよっぽどですよ。アイドリングだけでしょ?」
「暖まった時に煙が出るのなら多分整備していた時に着いたオイル とかがマフラーとかに当たって焼けてるんじゃないですかね。」
と言われました。
確かにオイル はこぼしては無いですが、冷却水は
2回も下に受けを置いているとはいえ垂れ流しにしてました。
なるほどそれならば綺麗に洗い流せば煙は出ないはず。
煙の出ているあたりに水を流して洗ってみました
これで煙が出なければ。
日産にも行ってこの煙の事を聞いてみたいのと
診断機で異常が無いか見てもらいたいので、
もう一走り日産まで。
日産に着いてボンネットを開けると煙は少しだけ出ていました。
減っている(^ ^)
日産の人に経緯を説明すると隣りの人と同じ事をいわれました。
整備が終わって水で洗い流すのだそうですが、やっぱり残っていて煙が出たりするそうです。
これでだいぶ安心しました。
ちなみに診断機の結果は異常なし。
でもまだちょっと怖いので様子を見て行こうと思います。
これまでかかった時間。
2月26日開始
サージタンク取り外し 約13時間
カムヘッド取り外しまで 約20時間
1度組み上げまで 約68時間
2回目サージタンクの取り外し 約5時間
カプラー交換 10個
サージタンク取り付け 約10時間
仕上げ組み上げ 約3時間
全工程 約111時間
完了日 4月 4日
この111時間の中には塗装ややり直し、ホース交換など取りかかった全ての時間です。
かかり過ぎですね。💦💦💦
ここまでやってこれたのも日産の方、隣りの方、
ブログにコメントを下さった皆さん、ブログなどを見て応援して下さった皆さんのお陰で、
くじけず完成することが出来ました。
最後にくじけそうになりましたが、もし何かが悪くてもう一度組み直さなければならなくても、
おそらく時間を空けてまた取り組んでいけたと思います。
皆さんに感謝致します。m(_ _)m