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バディ男のブログ一覧

2024年01月01日 イイね!

CANインベーダ対策

今回は、CANインベーダ対策について語ります。

私のC-HRにはVIPERという社外のセキュリティが付いています。
いわゆる昔のセキュリティで、ドアやボンネットをこじ開けたり、バッテリ線を抜いたり、車を傾ける(ジャッキアップ)すると爆音が流れるタイプのセキュリティです。
C-HRは車体自体はプリウスと共通です。TNGAもエンジンも共通なものです。
そのためC-HRも盗難が多いと思って高価なセキュリティを付けました。
ところが、CANインベーダのような手口では、このVIPERは全く役に立ちません。CANインベーダは「正規のキーで開けたかのような振る舞い」だからです。
前のブログ記事でCANインベーダの仕組みを解説しましたが、CAN BUS(特にヘッドライトがアクセスしやすい)に繋げれば、正常な始動信号を流せてしまい、車は盗まれてしまいます。
今、メーカ側では不正な手順で始動信号が流れると「セーフティモード」に入り車が「だんまり」するような仕様になっており対策されていますが、盗む側も正規の信号手順さえわかれば盗めるわけで結局、対策になってないですね。

そこで考えられるのがCANとは別のシステムで正規の手順で始動しないとエンジンを止める装置を付けることです。
構造は簡単です。
あるセキュリティ装置をCANにぶら下げます。
そのセキュリティ装置は、エンジンの始動状態を常に監視しています。
正規の手順を踏まずエンジンが始動している場合、エンジン停止信号をCANに流すだけです。
正規の手順はなんでもいいです。セキュリティ製品とBluetooth接続して認証したら「正規の手順」と判断すればよいのです。
CANインベーダの場合、このセキュリティ装置の認証は回避できませんので、どこからエンジン始動信号を流しても、すぐにエンジン停止信号が流れて車が止まります。これで盗難は防げます。
(レッカー盗難、車上荒らしは回避できませんが)
もちろん、どこのセキュリティ製品が付いているか事前にわかっていれば対策されますけど、それを教えなければOKなわけです。
このセキュリティ装置はインストールが簡単で、VIPERなんかと比べて安いのが特徴です。

一方でメーカにはもっと頑張ってもらいたいですね。
今の車、60プリウスの場合、車内WiFi契約(月1100円)を契約していれば、エンジンが始動するとスマホにメールが飛ぶことが出来るそうです。
認証されたスマホから車にコマンドを送ることが出来ると思うので、意図しないエンジン始動のメールを受信したら「車ロック」の信号が送られるようにすればいいのにと、思います。
(そんな機能がすでにあるのかもしれませんが)
ロック信号はユーザが決めれるパスワードであれば、容易に解析はできないでしょうしね。要はCANの始動信号だけでは車は動かないようにすればいいだけ。
ちなみに自分は車内WiFi契約は結んで、車の位置はどこにでもモニタ出来るように改造しようと思っています。
車から車内Wifiを通じてクラウドにGPS位置を送り続ける装置を作るだけなので、マイコン使えばなんとかなるでしょう。(GPS信号をどうやって取るかという問題が一番大きいですが)
こうすれば、AirTagに頼るより確実に車を追跡できますし。

プリウス購入となると防犯対策が一番の腕の見せ所なのかもしれません。
Posted at 2024/01/01 21:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 60プリウス | 日記
2024年01月01日 イイね!

電装系カスタムのハードルが年々上がっています

今日は電装系の話。

自分は「光モノ」を得意とするカスタマーだと認識していますが、昨今の車は容易に電装系がいじれなくなりました。
まず、「電子技術マニュアル」が手に入りません。
これないと、車のハーネスに何の信号が入っているのか、どこにつながっているのかが分からないため電装系が触れません。
特にトヨタ系は、電装をいじられると入庫を嫌がるところが多く、ディーラーでも気安く教えてくれなくなりました。これが痛いです。
60系プリウスのユーザさん、配線関係の情報はどこで入手されています?
教えてください。

さて、最近の車のハイテク化はすごいの一言です。
CAN BUSに流れるデータ量が、この数年で爆上がりしました。
今のディスプレイナビ(メーカ純正品)でいろんな車の設定が出来ますよね。
あれはCANにぶら下がるECUとの情報やり取りが爆上がりした成果です。
一方で、このCANにメーカが意図しない信号を送るサードパーティ製の商品も増えてきました。
一番の厄介者が「CANインベーダ」です。
CAN BUSはイーサネットでいうUDP通信のようなもの。CANに一斉にデータを流して、そのデータを必要とするECUだけが情報を処理する仕組みです。
TCP通信のように双方向ではありません。
したがって、ヘッドライト制御のECUに繋がるカプラを抜き、このカプラからドアロック解除データを流せば、ドアは開くし、始動データを流せばエンジンもかけられます。
一方で車が走っているのに、止まっていると錯覚させるデータをCANに流せばTVキャンセラーも実現できます。
ところが車は「自己補正」機能を備えており、点火タイミングなどのデータは個体差を走りながら自己補正します。
本来、走っているのに止まっていると勘違いさせられると自己補正機能に変なデータが流れ変な補正が付くことがあります。
昨今、言われている「USBに製外品を付けると車が故障する」という原理がこれです。ただ、言われるほど悪意のあるデータがCANに流れることは少ないので、問題が起きている車は「怪しい製品を付けた」と自分は思っています。
OBDにレーダを付けたところでレーダはデータを吸うだけでCAN側に吐かなければ問題ないし、車速ドアロックもドアロック信号が車の補正機能やセキュリティに及ぼすデータとは思えず、問題ないと思われます。
いずれも推測ですが、エンジニア目線で見ればあまり心配はしてませんが、怪しい製外品だけは注意が必要でしょうね。
一方でディーラは見方が違います。触っている車=何が起きてもわからない車 という感じなので入庫のハードルは年々上がっています。
自分も注意しながら電装系をいじる人なので、電子技術マニュアルがないと怖くて触れません。
何気ないイルミ線ですら、元となるヒューズがどの機能のヒューズと共通しているかで、電流容量オーバで車が止まることすらありますから。
トータルのアンペア計算すらできないのは、怖くて触れないに等しいです。

すでに60プリウスの電装系情報を集め始めました。
グローボック下にオプションカプラがあり、電源、ACC、イルミ、GNDが取れるようです。ドアオープンのマイナスはルームミラーから取れますので、これらの信号をリレーを使ってバッ直電流を制御することで安心な室内電源は確保できます。マニュアルが無ければ最悪はこの方法で安全な電源を確保します。
あとはオフ会で情報集めですかね。
C-HRのオフは優秀なカスタマーが多くて情報の宝庫でした。
60プリウスもそういう出会いがあるといいなぁ。

次回はプリウスと言ったら盗難。セキュリティ対策について語るかも。
Posted at 2024/01/01 21:13:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 60プリウス | 日記
2024年01月01日 イイね!

箱替え、始動します

箱替え、始動します明けましておめでとうございます。
2024年、新年を迎えました。昨年末のブログ投稿で箱替えに悩んでいることをお伝えしましたが、定年まで数年しかなく「今、箱替えしないと好きな車が買えない」という事情もあり、箱替えを決意しました。
車種はまだ決めていませんが、ほぼ60プリウスに傾きかけています。
予算は支払いで500万円前後。
クラウンスポーツも、レクサスNXはレンジ外で買えません。
LBXは値段と装備のバランスが悪すぎて購買欲が出ませんでした。
結局、消去法で60プリウスなんですが、調べていくうちに購買欲が湧いてきた感じです。
近日、ディーラーに行って納期確認をしますが1年以上掛かるようなら、箱替え計画は白紙撤回ですね。さすがに1年は待てん。
今、Webで簡易見積もりをしてますが
総額580万円ほどでした。(予算超過分はC-HRの下取りに期待)
グレードは Z PHEV、サンルーフ、インナーミラー、寒冷地仕様などメーカーフルオプ、Dオプションは、モデリスタのICEエアロほか諸々、社外品でフイルムはったり、スピーカー替えたり、セキュリティをインストールしたりの総額ですね。ちなみに施工は自分でする予定です。
車高調は現車みてから決めます。
このプリウス、今C-HRで履いているTWSの107Sがほぼツラで入ります。
これは大きなことですね。鍛造のこのホイールは糞高いので使いまわせるのは助かりますね。

で、悩んでいるのが色。
タイトル画は、MiMiChanさんという方の60プリウスにTWS107Sを合成で貼り合わせたものです。
そもそも、みなさんエアロって同色を選ぶと思いますが、自分の中ではツートンが基本なんですよね。
モデリスタは、白、黒、アッシュしか色がなく黄や赤は自分で塗装するのでかなりの出費がかさむしね。
そこでみんカラさんの中でツートンモデリスタにしている人を探したらMiMiChanさんがヒットしたわけです。速攻でフォローメールしましたw
ちなみに、色を変えるとこんな感じの印象になります。

alt


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alt

alt


どれも悪くないのですが、リアルな色はアッシュは、もっとブルー系だし、エモーショナルレッドⅡは、もっとマゼンダが入っています。少し好みの色とは違うんですよね。
フェラーリのような赤だったりよかったのですが。
黄色はC-HR買う時も悩んだ色ですが、今回は特に悩んでいます。
マスタードは飽きやすくないか、その点だけが分かりません。
ちなみにツートンにならない黒は除外ですw
いずれにせよ、納期が納期だけに急ぎ注文が必要かと思うので早く決めないとね。

次回は60プリウスの電装系の話。
Posted at 2024/01/01 20:08:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 60プリウス | クルマ

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「これから納車手続き。長かったw」
何シテル?   05/11 13:05
備忘録のつもりで始めたみんカラですが、現在はDIYの裾野を広げる活動をしています。 みなさんの参考になるような記事が投稿出来れば幸いです。
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