
※長文です。
先日、いつもお世話になっているチューニングショップの走行会に行ってきました。
そのときのメモです。記録も感想もごちゃまぜ。
まだドリフト練習2回目。
下手くそなので、誰の参考にもならないと思います。自分用メモ。
場所は、群馬サイクルスポーツセンターの新広場。
同じ群サイでも、臨時駐車場より広いです。
先月完成したばかりの広場で、ドリ天の7月号?に載ってたらしい。
(私が最後に買ったドリ天は6月号だった・・・惜しい!w)
7時半開場→各自準備、8時半〜ドラミ、9時〜17時走行(この中でクラス別の時間割当)
ですが、
私は子供の送迎の都合から、9時少し前に到着、9時半走行開始、14時頃走行終了という遅刻早退(^_^;)
もちろん主催者の事前承諾を得ています。
こんな時間の制約がある私でも参加させてもらえるので有り難い。
皆さんより短い時間しか走れないのは分かっていたから、到着〜走行前の準備時間の節約のため、リアタイヤは事前に替えていきました。
リアタイヤはミネルバF209に空気圧2.8kg/cm2。溝は6.5mmあります。
これで高速に乗ってもOKでした(ドライ路面)。
その代わり、帰りに履くリアタイヤとして、普段履きのDIREZZA DZ102を2本積んでいきました。
当日の群サイは峠コースのほうも別の走行会があったみたい。
最初に目についた駐車場に近づくと、
スイスポ、シビック、・・・
あれ?
ドリフトじゃなさそうな車ばっかりだから、こっちじゃないか。
近くにいた人に聞いたらやっぱり違って、別のほうに行ってみると・・・
いた、いた!
86、R32、180SX、S15・・・
そうだよね(^^)
何というか、この、FRの集団の中にいる心地好さ。
大半は知らない人達なのに・・・この、車を滑らせてコントロールすることを好む人達の中に、自分とmyシルビアがいるという満足感(笑)
会場に着いて、まず主催者であるショップの社長に挨拶。
説明を受けて、荷物を下ろすなどの準備。
前回練習会でお会いした方もいらして、挨拶したら、「今日はお子さんは?」って気にかけてくれたり。
よく覚えててくれたなぁ。(私も覚えてたけどw)
準備のひとつとして、車高調の減衰力変更。
フロント:12のまま
リア:7→5
16段階調整。一旦、峠セッティングよりもリアだけ2段硬くしてドリフト練習に臨みました。
リアの5という設定は、街乗りではまずやらない、かなり硬いセッティングです(笑)
クラス分けは、ドリフトは中級者以上と、基礎練習の2つ。
もちろん私は基礎練習クラスです。
あと、フォーミュラエンジョイのマシンのレンタルもありました。(これはグリップ。そのハイグリップなマシンも社長はドリフトさせてました。すごい!)
ドリフトは、中級者以上が5台、基礎練習が4台。
それぞれのクラスでさらに2グループに分かれて出走の順番が回ってくる感じ。
中級、上級者は最初のウォームアップから周回コースで。
基礎練習クラスは、周回コースの内側のパイロン周辺で定常円旋回から始めて、だんだんに8の字をやってみたり、状況によっては周回コースも走ってみたり。
1回の走行は10分くらい。(厳密には測ってない)
参加車両
HCR32 ※前回練習会にいた人
15顔180SX ※前回練習会にいた人
S14 K's前期
S14 K's後期
S15スペックR
(以上、中級上級クラス)
ER34
BRZ
86(ZN6)スーパーチャージャー付き
S15オーテック(←私)
NAはBRZとmyシルビアの2台のみ。
準備が整ったら、自分の出番まで、他の人の走りを観察。
●走行1回目
フロント:GOODYEAR REVSPEC RS-02(以下、レブスペ) (冷間2.3) 溝5mm
リア:ミネルバF209(冷間2.8→走行後3.1) 溝6.5mm
定常円旋回からスタート。
去年と違って全くの初めてではないから5,000rpm以上回すのには抵抗がないのに、まともにできなかった。
デフ(機械式LSD)を入れている分、去年の練習会よりはリアを振り出しやすいのは確か。
その分、アクセルターンは確かに簡単なんだけど、踏みすぎるとパイロンの周りを回る定常円にならずにその場でスピンする感じになる。
純正ヘリカルでは6,000rpm回さないと、目一杯ハンドル切っていても滑らずにパイロンの周りをただグルグルする感じだったけど(カウンター当てる必要なし)。
ということで、デフを入れると確かに挙動は大きく変わる。
けど、活かせてない(汗)
デフ入ってて定常円を綺麗にできるようになるには、適切な量のカウンターが必須だけど、それがまた難しい。
10分くらい走って、水温は90℃くらい。
気温30℃。
●1回目走行後
エンジンかけたままボンネット開けて、数分間のクールダウン。
5分くらいで後付け水温計が85℃(ECU読み取り水温83℃相当)まで下がってきたのでクールダウン終了。
他の参加者に挨拶したり、車を見せてもらったり。
S15の人に話しかけてみた。
知らない人に話しかけるのは勇気が要るけど、同じ車種というのは話すきっかけになる。
ボンネット開けてたので、パッと見でタービン替わってるのは、ターボに詳しくない私でも分かった。ご本人に聞いたところ、400psはあるらしい。
そして、自分の車に戻ったところで、みん友・Mカメさんご来場。
見学にいらっしゃると聞いてたので、無事到着でほっとしました(^^)
●走行2回目
セッティングそのままで、社長がmyシルビアを試運転。
デフの効きやタイヤのグリップを確認したいとのことで。(デフは社長に組んでもらった)
タイヤは、リアが食うとのこと。
私は定常円少し思い出してきたけど、うーん。。。去年よりも回転半径の調整が下手になっている気がする!?
気持ち的にはちょっと凹んでた。せっかくデフ入れて去年よりはドリフト向きのマシンになったのに、自分、どうしようもないなぁと。
(よく考えてみれば、去年は回転半径はともかく、滑らせるのは今回ほどは出来ていなかった。
それと引き換えかな。滑らせる量が多くなればコントロールが難しくなるのは当たり前?
この時点でそう思えていれば良かったんだけど)
●2回目走行後
社長の提案で、リアのグリップを下げるために空気圧を上げてみる。
前回練習会の会場だった臨時駐車場はエアを入れる設備がないけど、今回の新広場はすぐ近くに群サイの管理棟?があって、そこのコンプレッサーで補充可能。
社長がエア補充に行ってきてくれた。
●走行3回目
フロント:レブスペ、少し空気圧下げる
リア:F209、空気圧5.5
リアが滑りやすくはなった。
前回より高回転を維持できていないように感じる。アクセルの踏み加減が足りない?
社長曰く、フロントがあまり食わない感じとのこと。
あと、回転半径を小さくするとカウンター当てるのが難しいから少し大きめの円でやったほうがいいとのこと。
●3回目走行後
社長から、フロントがレブスペよりはDIREZZAのほうがいいかもというアドバイス。
急いで次の走行までにフロントタイヤを交換。
トルクチェックもやった、その最後の1本のナットにソケット持っていかれた!(^_^;)
ソケットがナットから外れず、トルクレンチから外れちゃった。。
ナットにソケット付けたまま走れないし、Mカメさんがジャッキのハンドルで叩いて外してくれたので、助かりました。m(_ _)m
走行会参加経験も豊富で、こういうプチトラブルの対処も慣れていて、さらっとできちゃうのがカッコいいです(^^)
ちなみに、外したタイヤ、レブスペの溝は4mm。1mm減った程度。
●走行4回目
フロント:DZ102(冷間2.3) 溝5mm
リア:F209(5.5)
リアタイヤのスキール音が高く派手になった。
リアを振り出すのが明らかに楽になった。
フロントの食い付きが良くなったからかな。
DZ102とレブスペって同じくらいのタイヤかと思ってたけど、グリップ全然違う。
定常円の回転半径を大きめにしてみる。
カウンター当てながら、半周くらいは綺麗に回れるときも何度か出てきた。
1周綺麗に回れた(と思う)のは1回。
カウンター当てるタイミングと量が掴めず、上手く滑ったかと思うとスピンするか、カウンター当てすぎてグリップ回復しちゃうか。
グリップ回復しちゃうとエンジン回転数が下がって、いくらフルスロットルにしてもリアを滑らせられるほどに回転数が上がるのに時間かかるので(ここがNAの弱いところ)、いっそのことアクセル踏んだままクラッチ蹴れば、すぐ高回転に持っていける。
下手くそだからのリカバリ方法だし、良いとは思っていないけど、車速0からいきなり5,000rpmでクラッチ繋ぐよりは走行中(3,000rpmとか)にクラッチ蹴って回転上げたほうが回転差が少なく、まだクラッチの負担も少ないかと。
ドリフトのきっかけに使う、本来のクラッチ蹴りではないことは分かっているけれど。
デフが純正ヘリカルのときは6,000rpmを下回るとどうにも滑らせようがなく、6,000〜7,000の間をキープすることに凄く神経を使っていた。
けど、機械式だと4,000からでも多少は滑らせられる。5,000あればそこそこ滑る。
(あくまでNAのmyシルビアの場合)
少し8の字もやってみた。
振り返しのとき回転数が落ちやすいからリカバリーにクラッチ蹴ってしまうが本来はカウンターからそのまま逆方向に振り出す感じか。
この日の1回目の走行と比べれば高回転維持も滑らせるのもだいぶできるようにはなったと思うけど、コントロールできているとは言えないモヤモヤ感。
結構振り回したからか、水温計で95℃(純正水温センサー93℃相当)。
お昼近くで気温上がってきたし、最初よりは高回転を維持できてる時間が増えたし。
そして、走行終了間際に水温計脱落。
●4回目走行後
ダッシュボードから脱落した水温計の状態を確認。
ただ落下しただけで、傷や故障もなく動作していたので、とりあえず安心。
水温計取り付け後、どれだけ峠を走っても脱落はなかったけど、クローズドでのスポーツ走行には耐えられなかったか(汗)
水温計の表示を確認しながら、ボンネット開けてクールダウン。
myシルビアはエンジンかけたままボンネット開けていればわりとすぐ冷えるけど、
ターボ車の中には散水ポンプとかでラジエターに水をキュポキュポと吹きかけてる人も。
NAはドリフトをすること自体では不利だけど、冷却に関しては苦労が少ないかなぁ。
ここで、Mカメさんがお帰りになりました。
ドリフトはやったことがないとのことで見学にいらしてたんですが、雰囲気は感じて頂けたかと(^^)
(私はグリップの走行会に行ったことがないですが、速さを競うグリップに比べて、ドリフトのほうがエンジョイ系というか雰囲気が緩いかも?)
そして、特に昼休みというのはないけど、次の番までの間にお昼休憩。
持ってきたおにぎりを食べつつ、クーラーボックスで冷やしたポカリを飲む。
スポーツドリンクを美味しいと感じたのは何年ぶりかな〜。
自分がちゃんと定常円でドリフトできてるのかイマイチ分からないから社長に聞いてみたら、フロントが逃げてるとのこと。
アドバイスにより、車高調の減衰力を変えてみる。(フロントを硬く)
●走行5回目
減衰力変更
フロント:12→8
リア:5のまま
そこまで変わった感じでもない。(やりにくくはなっていないけど)
自分の課題として、フロントのタイヤがどっちを向いているかをもっと感じ取れるようにならないと。。
●S15ターボ同乗走行
S15の人が、横に乗ってみる?と声をかけてくれた。
上手い人の運転操作を助手席で見られるというのは貴重な経験。(もちろん社長も上手いしその運転は見ているのだけど)
その人の貴重な1回の走行を、私に定常円を教えるのに充ててくれた。
感謝です。
カウンター当てても回転数が落ちないところから、操舵とアクセルとが協調しているのが分かる。
カウンターを当てる量ばかりは、フロントタイヤの向きをイメージして自分で覚えていくしかなさそうだけど。
●走行6回目
社長の知り合いでドリフトはやったことがないという人が私の車に同乗を希望。
私、一番下手くそですけどー?
(基礎練習クラスの人達も私よりは定常円も綺麗に回れてると思う)
話を聞くと、一番の初心者だから選ばれたそうで(笑)
最初はどんな感じなのか、と。
社長が了承済みなので、まぁいいかと。
5回目とセッティングは変えずに、定常円の練習。
もう、時間的に私がこの日に走れるのはこれが最後だったし。
このときの助手席の人は、ドリフトは未経験だけど何らかのモータースポーツはやったことがあるらしい。
「ドリフトは分からないけど、カウンター当てるのが遅いと思う」とアドバイスをもらった。
遅いのはそうなのだろうけど、どこまで戻すか理解できてないとなぁ〜というのが自分で感じたこと。
●走行終了後
もう子供の迎えに行く時間が迫っているので、走るのはここまでにして、帰り支度を開始。
朝からずっとドリフト練習に使ったリアタイヤ(F209)は、いくらNAマシン+ドリフト初心者な私といえど、溝2mmまで減ったので・・・
帰りも高速に乗るし、安全を考えてレブスペ(溝4mm)に履き替えました。
フロントはDZ102で溝は4mm。
もともと走行会終わったら後日レブスペとDZ102で前後ローテーションしようと思ってたのが、ちょうど当日ローテーションした形になっちゃいました(笑)
あとは走行前に下ろした荷物、チャイルドシートなどを載せて、忘れ物しないように。
さっき同乗走行してくれたS15の人が私の最後の走りを見ててくれたらしく、アドバイスしに来てくれました。
カウンターを一気に当てすぎてるから、車の動きを見ながらもう少しゆっくりやったほうがいいかも、と。
アクセル開度を維持したままカウンターの量を替えてみて、ラインの変化を見て覚えるのが良いとのこと。
この人自身も以前、ドリフト初心者だった頃にこの段階でつまづいて、そうやって覚えていったそうです。
次回気をつけてやってみようと思います(^^)
(子供の迎えがなければもっと走ってこの辺も練習できたんだけどなぁ〜(^_^;) でも家族あっての趣味なので)
あと、社長から言われたのが、
アンダー出てるって。
目一杯ハンドル切ってもアクセル踏むとガガガガと音がするのはフロントが逃げてるのだとか。
フロントが食わないか、リアが食ってるか。
リアに履いてたF209はもともと社長のオススメでこれにしたんだけど、社長も「このタイヤ、意外と食うんだなぁ」とのこと。
ターボだったらこのタイヤのグリップよりもエンジンのパワーが勝つのかも?
このショップのお客でドリフトやってる車はほとんどがターボだし。
ということで、
●総括
今回定常円マスターしたかったけど、そこまでは行けなかったなぁ〜
っていうところは悔しいけど。
デフを入れて、前回よりは滑らせやすくなったおかげで、前回はろくにできなかったカウンターを当てるところはトライできた。
→思い描いた軌跡に乗せられるかは別として、カウンターを当ててもリアが多少なりとも滑っているレベルにはなったのかな。
と同時に、やっぱりNAマシンでやることの難しさも実感f(^_^;)
次回、走行会なり練習会なりに参加できるのは来年かなぁ。
来年度なら下の子も小学生だから、迎え時間ももう少し遅くできる→今年までよりはたくさん走れるだろうし。
次回にはカウンターを当てる量と軌道の関係を掴んで定常円マスターしたいな〜。
あと、車のほうは、フロントにハイグリップを履くか、リアにローグリップを履くか。
(普段、峠のコーナーでちょっと滑りながら曲がったとか言ってるのは一瞬のことであって、
クローズドでやる、テールスライドを持続させようとするドリフトとは全く別物。
公道でドリフトする気はないですが)
やっぱりNAドリフトは、初心者のうちは結構きつい・・・のかも。
でも私はmyシルビアにはオーテックバージョンの高回転型NAのままでいてほしいのでタービン載せる気はないし、
NAでドリフト決めたい!
難しくても、練習会・走行会に行ける回数や時間が限られていても、いつかはmyシルビアでできるようになりたい。
やっぱり、クローズドで思いっきり滑らせてコントロールするのが楽しいから。