
※最初に。
セッティング出しの過程の話なので、結論だけ知りたい人はイラッとするかもしれません。
あと、素人の戯言です。。。
シルビアのタイヤの話。
整備手帳にも書いたけど、先週末、myシルビアの普段履きタイヤを新調しました。
シバタイヤのTW240は気に入っていてリピートしたかったけど、サイズがもうないのでTW280に変更です。
TW(トレッドウェア)の数字が大きいほどタイヤのライフは長いわけで、
シバタイヤもこれまで使っていたTW240よりも今度のTW280のほうが長く使えるらしい。
で、普通は、グリップ低いほうがライフが長い、グリップが良いタイヤほどすぐ減る、っていうイメージ。
ところが、
シバタイヤの場合、TW280のほうがTW240よりグリップが良いらしい。
メーカーの商品説明でもTW240がドリフト用で、TW280がグリップ用(いわゆるハイグリップタイヤ)だし。
一応そういう情報を知った上で今回履き替えたわけですが、
最初はどうも、TW280のグリップの良さが分からず。
いつものショップでタイヤを組み替えてもらったんですが、
社長から、エアは高めに2.8(kgf/cm2)入れといた、って言われたんだった。
高めに入れとくから好みで減圧してねってことかしら?
それとも、TW280はグリップ良いから、それを考慮?
意図は何だったんだろう。
(私が何ヶ月も空気圧確認せず放置するような人間でないことは社長も知ってるし)
慣らしは街乗りで70kmくらいして、あと30kmは峠で。
家で自分のエアゲージで測っても、確かに4本とも冷間2.8。
峠で私がよくセッティング出しに使うコースを3往復、軽〜く流して、温間3.0。
慣らし終わったはずの距離だけど、なんかグリップあまり感じられないのは、このせいかなぁ。
いつも前後とも冷間2.3にしてる私が冷間2.8じゃ違和感を覚えるのも当然か。
とりあえず、そこから温間2.7(冷間2.5相当)に減圧してみる。
それで同じコースを走ってみて、接地感と安定感は改善。
でもまだ満足じゃない。
温間2.5(冷間2.3相当)まで下げて、接地感としてはまぁこんな感じかな、と。
でもなぁーー
TW280のグリップって、こんなレベルなの?
それとも、100kmじゃ慣らしが終わらないだけ?
先週末はここまで。
今週の平日の通勤、子供送迎etc.で街乗りしてたら、
タイヤ新調から160kmくらいになった頃、明らかにグリップ良くなった。
設定変えてないのに。
ゼロ発進でのクラッチミートで分かります。
これが、皮むき完了っていうことなのか!?
これまでのタイヤでそういう感覚を味わったことなかったけど。
新しい発見をしたような感覚で、なんだか嬉しかった(^^)
で、昨日。
子供の送迎の合間に少し峠に行けたので、
慣らしが終わったタイヤの感触を楽しみに、
いつもなら心地よいと感じるはずのペースで走ってみたのですが・・・
何かが違う。
TW280はTW240よりグリップ良いはず。
なのに、それを感じ取れない??
いや、
縦グリップの良さは分かる。
加減速はしっかりしてる。
なのに、コーナリングの気持ち良さが感じられない。
こんなに踏ん張らない??
で、車高調の減衰力をいじってみる。
これまでは
フロント 13
リア 7
(16段階。0が最強(硬)、16が最弱(軟))
①リアを1段軟らかくして粘るかな
フロント 13(変更なし)
リア 8
→リアが落ち着いた感はある。
フロントが少しレスポンス良すぎて厳しいかな。
ちなみにセッティング出しは、私は必ず上りと下りをセットで試します。
なので、峠のコースは必ず同じセッティングのまま1〜2往復はする。
②フロントを1段軟らかく
フロント 14
リア 8
→ステアレスポンスは不満はない。とりあえずこんなもんかなぁ〜
昨日はここまでで子供の迎えの時間になり、
車好き長男(小4)を迎えに行く。
帰りの車内、
「シルビアの足のセッティング変えたんだけど、何か感じたら教えて」
と、長男に言っておく。
何をどう変えたとは、伝えない(意地悪?笑)。
家に着いたときに感想を聞いたら、
何も分からなかった
って。
さすがの長男も街乗りじゃ減衰力1段の差は分からないか。
いや、分からなくていいのです(笑)
街乗りに影響なく峠で効くセッティングのほうが良くないですか!?(笑)
今日は朝からドライブの時間をもらって、峠へ。
朝一で家を出るとき、タイヤの空気圧チェック。
あれれ、2.1じゃん。寒いんだなー。
↓こんなフットポンプ式の空気入れで冷間2.2まで補充。
(写真は以前の使い回し)
あまり効率よくたくさんのエアは入れられないけど、0.1~0.2足すくらいはそんなに苦労なくできるので、走行会にも持っていってるお助けアイテムです(笑)
(本当はもっと効率良くエア補充できるのが欲しいけど、当面はとりあえず)
とりあえず、昨日の減衰力セッティング②のまま峠のコースを走ってみる。
(フロント 14、 リア 8)
イマイチ納得いかなくて、その正体の当たりをつけるのに3往復。
やっぱりアンダーだよなーーー
でもフロントを軟らかくするのは違う気がする。
で、
③リアを1段硬くして
フロント 14
リア 7
フロントの粘りとリアの突っ張りがちょうど良いバランスかな。
やっぱりリアは軟らかすぎないほうが良い。
④念のため、フロントをもう1段軟らかくしたらどうなるか試しておく。
フロント 15
リア 7
こりゃダメだ。
フロントが軟らかくなったことでステアレスポンスが遅れるのに、リアは多少突っ張ってるから、
最初に反応の遅れでアンダー出ちゃうって思ってステアリング切った状態を続けると、一転してオーバーステアになる。
⑤もう一度、③のセッティングに戻す。
フロント 14
リア 7
なんか、これが一番しっくりくる。
コーナリングで適度に粘って、フィーリングが自分に合うので、一番アクセル踏める。
結果的にはTW240→TW280の履き替えでフロントを1段変えただけになった。
でも、いろいろ試して自分で納得するというプロセスが私には必要なんだと思う。
そうすることで、myシルビアという相棒を信じて走れる、という感覚。
それで、シバタイヤTW280では
フロント 14
リア 7
に落ち着いたんですが、
過去履いてたタイヤに対する減衰力設定を整理すると、
(峠用の設定に限定)
シバタイヤTW240
フロント 13
リア 7
DIREZZA DZ102
フロント 13
リア 7
REVSPEC RS-02
フロント 12
リア 7
つまり、サイドウォールが軟らかいタイヤだとフロントを硬くして、サイドウォールが硬いタイヤだとフロントを軟らかくするので良いみたい。
シバタイヤのTW280はメーカーの説明でもTW240よりケース剛性上げてあるそうだし、自分で運転してもそう感じるし。
リアは峠だと基本的に7のままで良さそう。
だいたい自分の好みのセッティングが分かってきた。
それと、シバ280は履き始めと500km走った今とでは、だいぶ感覚が違う。
セッティング出しでたくさん峠を走ったからか、熱が入った?
距離が伸びれば伸びるほど、グリップがどんどん良くなっている感じ。
そろそろシバ240よりグリップ良くなった頃かな。
なんか面白いタイヤです(笑)
新品時点でのヒゲもじゃもじゃ
約100km走行後
約400km走行後

↓リア

↓フロント
ところで、タイヤとは別の話。
わりと最近ですが、クロスハンドルより送りハンドルを主体にするように自分の運転操作方法を変えてきてます。
公道で安全にできて、かつ、ドリフトにも活きるように。
(当然ですが、公道ではドリフトしません。念のため)
旋回から立ち上がるときはステアリングが自動的に直進に戻ろうとするのを利用して、手で摩擦を作ってシュルシュルと戻り具合を制御。
これやってると、車体に発生したヨーが逃げる具合が感じられて面白いな〜と。
峠のS字コーナーで1個目のコーナーの立ち上がりでこの戻ろうとする動きを利用するとそのまま振り返しみたいになって2個目の進入にスムーズに入れるのが面白い。
しかも、そのとき一瞬アクセルを抜くか緩めると、クイッと動くので、より素早く2個目に入れる気がする。
上りの連続S字なんて最高で、振り返しとアクセルワークでスムーズに繋がったときなんか楽しくてしょうがない(笑)
(タイヤ滑らせてはいません、念のため)
だから峠走りもやめられないんだよなぁ(笑)
で、シバタイヤのTW280は、やっと、TW240と比べての良さが分かってきた♪♪
素人の長文戯言で大変失礼いたしましたm(_ _)m