2021年07月21日
5/9の本庄NN耐久第2戦。
現行のミライースで参加されているチームが、
走行中オイルを撒いてリタイヤされた。
レース中はオイルエレメントでも破損しエンジンオイルが漏れたのか?
と思っていたが、
後からツイッターに動画付きで「CVTFがプシューの瞬間」とUPされていた。
レースに出場されていた現行ミライースは、
パッと見でCVTFクーラーやCVTF温度メーターはついていない様に見えた。
この日の気温は30度近く上昇した暑い日だった。
やはり、これくらいの気温になると耐久レースにはCVTFクーラーが必須アイテムになるのかもしれない。
かがやきチームは、これまで4種類のCVT車両(HA36Sアルト、L275Bプレオ、LA300プレオ+、L405ソニカ)を各耐久レースに参加させているが、
この4種類の中で、CVTクーラーを設置しなないままレースに出場した車両はHA36SのアルトXのみで、本番までにCVTFクーラーが間に合わないので
7月開催の本番レースでは各温度をモニタリングしながら走行する事になった。
色々と調べてみると、
エンジンオイルは150度での規格テストもあるようなので、
性能低下はあるにしても、
140度位まで大丈夫だろうと考えていたが、
しかし、CVTFはいったい何度まで耐えられるのか分からなかった。
とある資料には、
スズキ車のCVTF冷間時20‐40度/温感時60-80度
ダイハツ車のCVTF冷間時20‐30度/温感時70‐80度
と記載されており、
ダイハツ車の方がCVTF温が高くなりがちなのは何となく把握していた。
また、本庄NN耐久参戦時に、NAVICさんから「CVTクーラーに関して、36アルトのNNレースなら無くても5時間持つかもしれないが、LA300ミライースは無いと完走も厳しいかも」と言う情報を事前にもらっていた。
HA36アルトXで出場したレースは、
レース前半は大雨、レース後半は快晴という荒れた天候で
前半は豪雨の為、気温も上がらなかったが、
後半は快晴に変わり、アッと言う間に30度を超える猛暑になり、
水温も、油温もCVTF温度もグングン上昇した。
晴れてしばらくすると、エンジンオイルは140度を越え、
CVTFは120度前後まで上昇する場面も多くなり、
その都度、何度もクーリング走行を強いられていた。
最終的に6位ゴールだったが、
スタート時から気温が30度超えていたら、
順位はかなり下がっていただろう。
このアルトX。
一般道ではわからなかったが、サーキットに持ち込むと、直線は速いが、コーナーでは安全装置が作動してしまい失速するため、タイムは全く期待できなかったた為、レースは1戦のみの使用となったが、
もともとはデイサービスの送迎車なので、現在もデイサービスで送迎業務で大活躍している。
Posted at 2021/07/22 17:42:29 | |
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