Rabbit ECU

昨日、取り上げたRabbit ECUの続報です。

現在、開発元ではダイレクトインジェクションや電子スロットル、VVTなどの制御ができるようテストを行っているようです。

調べてみるとArduino dueでは、これらの制御を行うほどのPWM出力の数はありません。
デジタル出力は余ってるんですが車のECUだとインジケータかリレーの制御にしか使えません。

そこで新たな基盤を追加するとともにマイコンボードも違うものに変更し、対応させるようです。





ベースとなる基盤はそのままですが、4本配線が追加されてます。
追加基盤のピンヘッダーはそのまま接続できるように設計されているようですね。

使われているマイコンボードはTeensy 3.5というものです。
搭載されているCPUはARM Cortex-M4でArduino dueと同じ32bitですがより高性能なもののようです。

追加ボードの価格はまだ未定ですが、本体よりも遥かに高額なんてことにはならないと思います。
Teensy 3.5は4000円ほどです。

今時のエンジンがコントロールできる格安ECUなんてまだ存在しませんから期待大です。