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カーサウンドシンワのブログ一覧

2026年02月12日 イイね!

CX-8、バケモノの領域へ

CX-8、バケモノの領域へ本日はなかなか密度の高い一日でした。

万全の体調とは言えないスタートでしたが、午前中の事務作業を無事に片付け、午後は軽めの作業をいくつか。
そして16時からCX-8の調整作業の続きへ。

今回の主題はバックチャンバーの容積見直しと、アウターバッフルのミッドバスの張り出し量。

スピーカーを内側へ寄せるか、外へ出すのか。
単純な見た目の問題ではなく、低周波帯域で発生する定常波への対策が核心です。

定常波は条件が揃うと共振を生み、場合によっては笛鳴りのような現象を引き起こします。
この影響を避きるため、スピーカーの奥行き位置を慎重に決定しました。

ここまでで本日の加工系作業は一区切り。

バックチャンバーの容積は確定したため、現在塗布中の樹脂塗料が完全硬化後、内部の詰め物を施工すればバックチャンバーは完成となります。

ミッドバス側には「ベースアブソーバー」を使用予定。
ただしこの材料、事実上の流通終了状態で、手持ち在庫のみ。

当店の在庫はおおよそ8台分。
今回のCX-8施工を含めると残り7台分。

さらにデモカー用に2台分確保するため、実質的には約5台分となります。

使用量は車種により変動しますが、目安としては1台あたり3万〜5万円程度。
必要な方はご相談ください。

今回のCX-8ではバックチャンバーを短時間で方向性確定できたことが大きな収穫でした。

バックチャンバーが適切に決まると、ミッドのゲイン設定にも余裕が生まれます。
改めて感じますが、ミッド帯域はここが曖昧だと全体が決まりません。

容積は体感的にもかなり小さめ。
160ccも無い領域で、左右完全均等で合わせ込んでいます。

本日の耳コンディションは完璧ではないため、ここで一度試聴ログを取得し、明日再確認予定。
問題なければ最終吸音施工へ進みます。

サブウーハー側にも同素材を投入する可能性があり、その場合は材料を丸々2台分使用する見込みです。

さて、ここから試聴チェック。

まずはベートーヴェン「英雄」。

第一印象は非常に良好。
音が開く瞬間の反応が美しく、いわゆる「花火が開く感覚」が綺麗に出ています。

僅かに右ツイーターの主張を感じたため微調整。
すぐにバランス修正完了。

今回も「123調整」を使用。
この操作は音の骨格修正に非常に有効です。

再試聴。

狙い通り、馴染みのあるベートーヴェンの質感へ。
一部戻し操作を加えつつ最適点へ収束。

ここまでの評価。

直感的な音の良さ 3.3
低中高バランス   3.3
音像定位      3.3

続いてオスカー・ピーターソン。

ピアノの実在感が非常に優秀。
倍音の伸び、輪郭、質感ともに理想的。

評価。

直感的な音の良さ 3.3
低中高バランス   3.3
音像定位      3.3

次はロック系チェック。

立ち上がり、アタック感ともに上々。
この車でこのキレが出るのは少々予想外でした。

評価。

直感的な音の良さ 3.2
低中高バランス   3.2
音像定位      3.3

最後に本田美奈子さん「影法師」。

この楽曲は透明感が命。
クリアさが不足しても過剰でも破綻します。

今回の再生はそのバランス領域にかなり近い印象。

音像定位がしっかりしていることで、楽曲の表現力が素直に浮かび上がります。

試聴チェックの続き。

本田美奈子さんの楽曲を、改めて冒頭から確認します。

この方の歌は、とにかく透明感が生命線。
少しでも濁りが乗ると世界観が崩れてしまうため、再生側にも相当な精度が求められます。

今回のチェック曲はミュージカル「十二夜」よりララバイ。
私の中では「影法師」という印象が強く残っている一曲です。

静かに立ち上がる導入部。
息遣いの粒立ち、空気の揺れ、そのどれもが試金石になります。

ここまでの印象。

やはりクリア。
そして何より、驚くべき音像定位。

このCX-8、少々異質なレベルに到達しています。

特に印象的なのは低域の空間表現。
空気感が左右へ引っ張られず、場の気配として自然に漂っている。

定位が「点」で崩れず、「空間」として成立しているのが非常に大きいところです。

率直に言えば、かなり良い状態。
少し自慢も含めつつですが、これは調整の成果と言って差し支えないでしょう。

ただし細部を詰めます。

帯域バランスにわずかな違和感。
右側のエネルギー感が一部で薄い。

慎重に探ると、問題の中心はおそらく1kHz〜2kHz付近。

この領域はミッドの質感や声の厚みに直結するため、雑には触れません。
確認と修正を繰り返します。

試行錯誤。

ほんの少しの変化でも音の線の太さやスピード感が変わってしまう。
この調整は毎回、神経を使います。

一度上げたポイントを左右で連動させながら微修正。
過不足を丁寧に整理。

再試聴。

左右の空気感が明確に整ってきました。

この「空気感の均衡」を取る工程が最も難しい。
測定では見えにくく、最終的には聴感がすべてになります。

さらに確認。

2kHzを僅かに抑えた方が自然。
1kHzを触りすぎると音の線が遅くなる。

ここはスピード感と厚みのせめぎ合い。

最終確認として、あえて調整を止めてリラックス試聴。

結果。

これまでで最良のセパレーション。
音場の安定度も非常に高い。

頭を動かしても定位が揺れない。
いつも私が試聴中に首を動かしているのは、この安定度を確認するためです。

このレベルで安定していれば、安心して良いと言えます。

正直な感想。

かなり良い。

途中で試聴を止めたくなるほど、音楽としての説得力が強い。

そして何より…

本田美奈子さんの歌そのものが素晴らしい。

音の評価を越えて、純粋に引き込まれます。

最終評価。

直感的な音の良さ 3.4
低中高バランス   3.3〜3.4
音像定位      3.4

今回の感動は、システムよりも楽曲側に軍配。
やはり名演は強いですね。

試聴チェックの続き。

次はカジノクラット&キューバパーカッションズ「Air」。
G線上のアリアのジャズアレンジです。

この楽曲の要はウッドベース。

全体の空気を支配しているのは低域の膨らみであり、その中でピアノが呼吸している構造。
ここが正しく表現できないと、一瞬で違和感が出ます。

ベースは膨らみすぎてもダメ。
痩せてもダメ。

確認は非常に短時間。

正直、この手のチェックは数秒で方向性が見えます。

評価。

直感的な音の良さ 3.3
低中高バランス   3.3
音像定位      3.3

感覚的には3.4寄りですが、ここはあえて抑制。
甘くしすぎると基準が曖昧になるためです。

続いて「Walk」。

イントロの瞬間から空気が変わるタイプの楽曲。
個人的にもかなり好きな一曲です。

立ち上がり。

音像の密度感が非常に良好。
ボーカルの実在感も自然。

低域が入り始めると、サブウーファーの制御力がはっきり現れます。

この車のサブウーファーは単なる低音補強ではなく、空間制御として機能している印象。

演奏が展開するにつれ、音場の安定度と分離感が一気に高まる。

ここは思わず聴き込んでしまう領域。

率直な感想。

かなり良い。

昨日試聴した別システムよりも、明確に説得力がある。
これはなかなか珍しい感覚です。

評価。

直感的な音の良さ 3.4
低中高バランス   3.4
音像定位      3.4

ここまで揃うと、さすがに気持ちが高ぶります。

最後は青山テルマさん「あなたに会えてよかった」。

この楽曲は感情表現のニュアンス確認に最適。

柔らかさや優しさというより、誠実さ。
音の芯に素直さが乗るかどうかが重要になります。

再生開始。

冒頭の距離感は非常に良好。
アコースティックギターとボーカルの関係性も自然。

楽器が重なり始める中盤まで確認。

十分に音楽として成立しています。

評価。

直感的な音の良さ 3.4
低中高バランス   3.3
音像定位      3.4

全体として非常に安定。

本日はここまで。

明日、朝の耳コンディションで最終確認を行い、問題なければドア内張り作業へ。
引き渡し準備に入ります。

本日の進行状況は想定以上。

限られた時間の中でここまで仕上がったのはかなり大きい。
このCX-8、完全に別物へ変化しました。

コンペティションの場でも、相当なインパクトを残すはずです。

個人的にも、この車は一つの基準点。

ここへ到達する車はそう簡単には出てこないでしょう。

当初抱えていた課題は、ほぼ解消できた感触。

あとは最終段階でどこまで追い込めるか。

最後に写真を撮影して本日終了。

お疲れさまでした。
Posted at 2026/02/12 18:52:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年02月11日 イイね!

昨日のサウンド調整

昨日のサウンド調整昨日の作業報告です。

昨日は、
この車のサウンド調整に、しっかりと時間を使いました。

アンプのゲイン調整から始めて、
全体のバランスを見ながら、
一度組んだ状態をあらためて見直し、
細かい部分を一つずつ確認していきます。

ユニットの位置や向き、
スコーカーのバックチャンバーの容積が適正かどうか、
大きすぎないか、
きちんと密閉されているか。
細部まで確認したうえで、サウンド調整に入ります。

少し補足すると、
よく「調整力があるお店」と言っていただくことがありますが、
私自身は、
調整の前にまず取り付け方が一番大事だと考えています。

取り付けが決まって、
次にアンプのゲインをしっかり合わせる。
そのうえで、
初めてパソコンを使った調整に入る。

この順番が崩れると、
どれだけ調整しても、
本来の音にはなりません。

その考え方を前提にしたうえで、
サウンド調整を行っています。

基本は、
聴感上での確認と、測定値での確認。
優先するのはあくまで聴感上です。
実際に聴いてどう感じるか。
そのあとに測定値がついてくればOK、という考え方。

これを何度も繰り返します。

正直に言うと、
ここまでやるサウンド調整は、
一般的にイメージされているものとは、
かなり性質が違う作業だと思っています。

神経を張りつめて音を聴き続け、
感覚が擦り減ったら少し休んで、
目を閉じて、ストレッチをして、
また音に向き合う。
そんな繰り返しです。

一日かけても、
ほとんど進まない日もあります。

でも昨日は、
時間をかけた分、
比較的うまくいきました。

全力を尽くして、
自分が思っていた以上の結果が出たので、
素直に「よかったな」と思えた調整です。

課題としては、
やはりドアの空間処理。
どう塞ぐか、どう吸収するか。

かなり専門的な話になりますが、
内張り内部の波動を、
瞬間的に吸ってくれるような素材が理想だと考えています。
自分なりに最良だと思う素材を選んで、
この車のドアに入れてみる予定です。

バックチャンバーについても、
容積を試しながら再調整。
少し大きすぎる可能性があるので、
容積を絞って、
スピード感と音の滑らかさを、
さらに追い込んでいきたいと思っています。

それでも、
現段階でもすでに、
相当いい音に仕上がっています。
お客さまにお渡しするのが楽しみです。

写真を見ていただければ分かると思いますが、
この調整は、
簡単に終わるような作業ではありません。

静かに、
でもしっかりと音に向き合った、
そんな一日の調整でした。
Posted at 2026/02/11 08:02:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年02月11日 イイね!

ベートーヴェン:ロマンス 第1番

ベートーヴェン:ロマンス 第1番おはようございます。
今日は休みです。
ゆっくり休みます。

朝から、大好きなこの曲を聴いています。
今日は、自分と向き合う大切な時間にしようと思って。

誰もが一度は耳にしたことのある旋律。

静かに自分と向き合う、
そんな世界が、昔から好きです。

今日は、
無理に動かなくてもいい日にしようかなと。
雨も降っているし。

でも、夕方に池袋に行ってきます。
せっかくなので、良いステレオがあったら聴いてきますね。

皆さんも、
楽しいことは、いっぱいあるといいですね。
Posted at 2026/02/11 07:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年02月09日 イイね!

CX-8詳細メモ

CX-8詳細メモ今日は、昨日からお預かりしているユーザーさんの
コンペ仕様のCX-8 を作業しています。

今回のテーマは、
・パワーアンプの変更
・ミッドバスの問題点の改善
・スコーカーのバックチャンバーの見直し

このあたりが中心です。

中でも一番難しいのは、やはりミッドバス。
ドア内部や内張りを含めて、いくつか改良の可能性を探っていきます。
正直、やってみないと分からない部分も多いので、
検証しながら進めていく形になります。



ここから先は、
音楽を聴きながら感じたことを、そのまま音声メモしたログ です。

音像の定義など、
あとから文字にすると「何かを定義している文章」に見えてしまう部分もありますが、
これは単なる誤変換です。

正直、読みにくいと思います。
短くまとめてチェックできる文章でもありません。

理解してもらおうとも思っていないので、
そのまま載せます。
すみません。

普通の人は読まないと思います。



本来はショスタコーヴィチでチェックする予定でしたが、
事情があって音源を持ってきていませんでした。
家に置いてきてしまったので、今回は別の曲で行きます。



それでは、
ここから 試聴ログ に入ります。



Like a Lullaby

右のベースが破綻している。
下というより、上側、倍音のほう。

全体的に少し乾いた音。
歌の上側の伸びが欲しい。やや大人しい印象。

音像定位自体は良い。
ただ、低域は上の膨らみが原因で破綻している可能性が高い。
ここがもったいない。



Bonn「Number 1」

運転席側がボックス状になっていて、響きが強い。
そのせいで重さが先に出てしまう。

「ドン」と抑えると、軽さが出ず、重たくなる。
上側も破綻している。



Oscar Peterson「People」

右にベース、中央にピアノ、左にドラム。
定位関係は分かりやすい。

右のベースは良い。
貼り付くものは、きちんと貼り付く。

ただし、
音像が「真ん中に来る定義」が弱い。

運転席・助手席のボックス容量が大きい影響かもしれない。

低域は、
タイムアライメントを意図的にずらす方向で調整したい。

スコーカーを主役にして、
タイムアライメントをずらしながらコントロールする。

ボーカル帯域を出している分、
解析をしっかり見極める必要がある。
(解析というのは、光の屈折のような意味での解析)

中高域のクリア感が少し足りない。
タイムアライメントは見直した方が良さそう。

アンプ変更で改善する可能性はある。



CASIOPEA「SPAN OVER DREAM」

冒頭の
静寂 → 音がすっと立ち上がる → 一気に広がる
この瞬間だけを確認する。

この車は、
ミッドハイ主体の音源は得意。

低域が入ってくる部分で、
昨日も感じたが、ややラウドネス的な傾向が出ている。



Rage Against the Machine「Know Your Enemy」

冒頭の低域は良い。
重く、太い。

ただし、少し太すぎる。

リズムが動き出すと、
やはり低域が重たい。

高域の伸びが足りない。
倍音の問題なのか、特性なのか、アンプなのかは要検討。



本田美奈子「影法師(ミュージカル)」

「ルルルルルル」の部分。
ここは良い。

派手にしすぎると音がひっくり返る箇所なので、
このくらいの抑え方は正解。

ここは綺麗。

ただ、
下の混沌とした部分が見えない。
曇っているだけなのか、ドロっとしているのか。

盛り上がって「影法師」に入る直前、
タイミングが少し遅いように感じる。

そして入った瞬間、
低域が完全に潰れる。

ここは昨日感じた違和感と同じ。



全体の傾向まとめ(簡易)

・上側(倍音側)の破綻が共通して見られる
・低域は量感はあるが、重さが先に出る
・中高域のクリア感不足
・タイムアライメントは再検討の余地あり
・アンプ変更で改善する可能性は高い



試聴メモ(続き・整理)

Casino, Kratz & Cuban Percussions
「Air(ジセンジヨンのアリア/ジャズアレンジ)」

大人っぽくてムーディーな曲。
少しだけかけてみる。

入りは良い。
ピアノの入り方も自然。

ただ、もう少し上が伸びてほしい。
低域が詰まっている。

狭い空間で鳴らしているような詰まり方。
スピーカーが合っていないのか?
そう感じてしまう詰まり方でもある。

全体的にそうなのかもしれない。
タイムアライメントは、かなり丁寧に取ってある印象。

大きな破綻はないし、
おおよそ良いとは思う。

ただやはり、
低域がラウドネスっぽく、少し飽和している。

まあ、現状ではこんなものか。



ここまで聴いて分かったこと(整理)

だいぶ見えてきた。

課題は大きく2つ。

① 低域の「低域」
ローエンド側が曇っている。

ミッドバスとサブウーハーのつながりなのか、
ローとサブウーハーの関係なのか、
それともローの「下側だけ」なのか。

正確なポイントはまだ切り分けが必要だが、
とにかくローエンドが混沌としている。

量はある。
重さもある。
でも、輪郭がなく、曇っている。

ここは直したい。



② 中高域〜ミッドハイのつながり

こちらは逆に、悪くない。

3wayでいうと、
ローレンジ上側 → ミッド → ツイーター
このあたりのつながりは比較的きれい。

ミッドハイが破綻しているというより、
ローエンドの濁りが上に影を落としている印象。



現時点での結論

・中高域側の設計思想は合っている
・タイムアライメントの考え方も間違っていない
・問題はローエンド側の整理不足

やるべきことは明確。

ローエンドを整理する。
ただそれだけ。

そこが整えば、
全体が一気にクリアになるはず。

アンプ交換後・一次チェックメモ

今日はこの車、アンプを交換。
アンプ交換って、実はシステム全体が変わるから、意外と大変。

結果としては、
うまくいって、1日で完了。

リアスピーカー
(サテライトで臨場感の「底支え」だけを担当している部分)
このアンプだけはそのまま。

それ以外は、
全部入れ替え。

いわゆる
「フルーツバスケット」。
全員シャッフル、総入れ替え。



交換後、
ある程度ラフに調整を入れながら、

・どのチャンネルが良いか
・どこが効いているか

を確認。

一応、
良いところまでは来ていると思うので、
ここでチェック開始。



1曲目:メロディー(玉置浩二)

たぶん音像、高いと思う。
さっきの感覚からして。

→ 再生。

やっぱり高い。
音像は高い。

ちょっと左が強い。
LR独立ゲインじゃないから、これは一旦仕方ない。

ツヤはある。
右の音は、弦を少し上げた方が良さそう。

でも、
全体としては、いい感じ。



ベートーヴェン 交響曲第3番

重たさがない?
……いや、そんなこともないか。

お、いいかもしれない。

今日は真剣に追い込まず、
当たりだけを確認。

解像度は、確実に上がっている。



Bonn(Number I)

ここで低域の様子を確認。

大きくは変わらないはずだけど、
なぜか引き締まってきている。

でも、
やっぱりまだ緩さは残る。



オスカー・ピーターソン「People」

これは、たぶんそのまま良いはず。

→ 再生。

……相当いい。

ウッドベースが、
ちゃんとドライ。

これは、いい音。



CASIOPEA「SPAN OVER DREAM」

いい。
ただし、低域はまだ潰れている。

それでも、
全体の一貫性はかなり良い。

やっぱり、
ツイーターに使っていたアンプを、
より良いAB級アンプに変えたのが効いている気がする。



Rage Against the Machine

冒頭、かなりはっきりした。

というか、
全体的にはっきりしている。



Like a Lover(ピアノ)

ピアノの頭が良い。
入りがすごくいい。



友達の歌

最初のピアノ、
音質感がすごく良い。

……こんなに変わるんだ。

ボーカル、
口先だけじゃなくて、
奥行きが出ている。

4チャンネルアンプ、いい。

ボーカルの「深さ」が出る。



Foo Fighters「Walk」

これは1曲通して確認。

ちょっと上ずっている。
ボーカルの頭。

ツイーターが強いかも。

倍音、
どこか上がりすぎている。

8kHz付近。
特に、左の8kHzが上がりすぎ。

天気が悪いわけじゃないけど、
少しやかましい。

左ツイーターかな。

これは普通の感じじゃない。

→ 少し下げる方向で調整。



現時点での印象(アンプ交換後)

・解像度は確実に向上
・音像の高さ、奥行きが出てきた
・ボーカルの深さが明確に改善
・低域はまだ潰れ・緩さが残る
・ツイーター帯域(特に8kHz付近)は要調整

TWとMIDの入力感度を少し下げてきたので、もう一度、頭から。

……ああ、バランスいい。
ちょい上げてみる。

上げ下げが微妙で難しい。
もう一回。

……いい。
このあたりかな。

ああ、いいですね。
いいです、いいです。

「お天気」はどんどん来るけど、
これは別件。アンプとは関係ないので、一旦よし。



Foo Fighters「Walk」後の再確認

問題なし。
この辺はもう、ばっちり。



テルマさん

特に問題なし。
この帯域は完全に落ち着いた。



グレイテスト・ラブ・オブ・オール

もう一度、頭から。

ピアノの、
フェルトがハンマーで叩かれる感じが、
まだ少し分かりにくい。

ここは、もう少し改善したい。

ただ、
歌はものすごくいい。



ラストエンペラー

今はちょっと判断できない。
今日は保留。



ギフト

今日はやめておく。



チャイコフスキー 交響曲第5番

第4楽章(フィナーレ)



イマジン

入りの世界観がすごくいい。
この曲の雰囲気がよく分かる。

課題が変わってきているのが分かる。
前までの「低域が潰れる」だけの話じゃない。

一つ一つ、
ちゃんとクリアしてきている。

空間表現は確実に良くなっている。
描写が細かい。

「どんな場所で演奏しているか」
それが分かるようになってきた。

低域も、
ある意味で解決してきている。

ドゥーっと唸る低域も、ちゃんといる。
そこから、
「ドルンドゥーン」と来るところ。

……これ、いいですね。
これ、いい。



ハイドン

これはアンプの特性なんだろう。

チェンバロの音が、
かなり変わる。

とても優しい。



Like a Lover

押し出しは強い。
潰れる感じは、まだ少し残るが、
かなり改善している。

ミッドハイのアンプが変わったことで、
印象が大きく変わった。

歌、始まります。

……色っぽい。
前よりも確実に色っぽくなっている。



本日の締め

今日はここまで。

方向性は、間違っていない。

明日は、
・実際にPCをつないで本調整
・ドアをバラして
・ドア対策とバックチャンバーをどうするか決める

ここまで進めたい。

このままでも調整はできる。
正直、
ここまでやらずに終わる店も多い。

でも、
アナログ的に詰めていく。
お客さんと自分の意気込みとして。



改めて、
グレイテスト・ラブ・オブ・オールの
ボーカルの浮き出し方がすごい。

センタリングが異常にきれい。
きれいすぎて、
ちょっと気持ち悪いくらい、センターフォーカスされている。

ミスチル「ギフト」の
歌の入りもすごい。

ボーカルの浮き出し方が段違い。

……やっぱりアンプ、すごい。

AB級、いい。
面白い。



今日はこの辺で終了。
お疲れ様でした。


Posted at 2026/02/09 21:33:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年02月08日 イイね!

ある課題曲について、少しずつ分かってきたこと

ある課題曲について、少しずつ分かってきたことある課題曲について
少しずつ分かってきたこと

今日は、
少し整理のために書いています。

明日から作業する車の予習でもあって、
自分の頭の中を、もう一回整えるためのメモ。
そんな感じです。

正直、
読んでもあまり面白くない記事だと思います。
関係者以外の方は、見ないほうがいいかもしれません(笑)

---

曲は、
ショスタコーヴィチの
ヴァイオリン協奏曲第1番。

パイオニアのカロッツェリアXのコンテストで
課題曲として使われた曲なので、
コンテストに出たことがある人なら、
「あの曲ね」とすぐ分かると思います。

ただ、
今日はコンテストの話を書きたいわけではなくて、
この曲を どう理解して、どう使っているか。
そのあたりを書いておこうと思いました。

---

まず、第1楽章のこと

この曲の第1楽章は、
いわゆる協奏曲らしい派手さが、ほとんどありません。

オーケストラとソロが
掛け合って盛り上がるような場面もなく、
展開も、正直分かりにくい。

聴いていると、
ヴァイオリンが何かを訴えているというより、
ひとりで考え続けている時間。
そんなふうに感じます。

オーケストラも前に出てこなくて、
ただ背景として、
世界として鳴っているだけ。

狂っているのかと言われると、
そうでもない。
でも、安心しているわけでもない。

どこに向かっているのかは分からないけれど、
考えることだけは止められない。
そんな状態が、ずっと続いている感じです。

この
「何も起きていないようで、実は溜まっている時間」
があるからこそ、
この先の音楽が意味を持つんだと思います。

---

だから、第2楽章を使っています

この第1楽章をきちんと聴いた上で、
私が調整に使っているのが
第2楽章です。

いわゆる
「ダダン、ダダン」
と始まるところ。

ここからの表現を、
音の顔色を見るための調整に使っています。

---

第2楽章の入り方

第2楽章は、静かには始まりません。

低いところから、いきなり
ダダン、ダダン
と入ってきます。

ティンパニーと、
コントラバスとチェロの低いユニゾン。

低音が鳴っている、というより、
床が叩かれている感じ。

空気ごと動かされる感覚です。

ここが緩むと、
もうこの曲じゃなくなってしまう。

---

その上で、笛が入ってくる

低いところが固まったあと、
上から笛が入ってきます。

フルートだったり、
少しピッコロっぽかったり、
場面によっては別の木管が混ざっているようにも聴こえる。

旋律というより、
怒っているような、落ち着かない音。

きれいなんだけど、
全然安心できない。

この笛が、
この曲を一気に怖くしている気がします。

---

そこで、ヴァイオリンが入る

そのあとで、
ソロのヴァイオリンが入ってきます。

でも、
主役が堂々と登場する、という感じではない。

世界はもう出来上がっていて、
その中に、
神経質な動きとして入ってくる。

だから、
近いんだけど、落ち着かない。

---

距離感について

この録音は、
奥行きはあります。

でも、
広くて気持ちいいホール感ではない。

ソロも、オーケストラも、
同じ空間に押し込められている感じ。

ここを広げすぎると、
この曲の怖さは消えてしまう。

---

なぜ、この曲を使うのか

正直に書くと、
これは 明日からの作業の予習 です。

明日から、
アンプを交換します。
それから、いま一度、
完成しているドアのアウターを見直します。

そこで、
低域の雰囲気をもう一度きちんと確認したい。
全体のホール感も、改めて見直したい。

そう考えたときに、
この曲でやったほうが早いな
と思いました。

理由は単純で、
この曲は、自分の中で
ある程度、理解できている曲だからです。

コントラバスとチェロの低域の出方、
空気の張り方、
床がどう鳴っているか。

それに、
バックチャンバー側の領域で
スピード感をどう作るか。
全体の騒がしさを、
どうやって一つの方向にまとめるか。

そういうことを考えると、
この曲ほど、
今の作業に合っている曲はないなと思いました。

今まで、
ここまで勉強してきた曲を、
使わない理由がない。

それが、
いちばん正直な理由かもしれません。

---

この曲は、
普通に聴いて
「ああ、こんな感じか」
で終わる曲じゃない。

中に詰まっている空気が、
とにかく濃い。

もう、
細かい理屈を考えなくてもいい。
結果がすべて。
それでいいと思っています。

ということで、
明日から、またこの曲を使います。

さあ、頑張ります。
Posted at 2026/02/08 21:41:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「サウンドミーティングに参加してきます http://cvw.jp/b/2932783/49073771/
何シテル?   05/05 14:49
カーサウンドシンワの浅間です。よろしくお願いします カーオーディオがとにかく大好きで仕事してます シッカリとした音楽表現が決まると嬉しくなります 自分の車...
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一生懸命仕上げてます 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/04/27 00:30:32
こういう感じです? 
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2018/10/30 13:27:02
スペーシア 
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2018/09/11 22:43:56

愛車一覧

トヨタ ヴェルファイア みにで4 (トヨタ ヴェルファイア)
カーオーディオのデモカーです。コツコツ仕上げていきますのでお楽しみに
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
Gグレードです オーディオがメインの車なので色々載せていきますね
スバル ルクラ ルクラ (スバル ルクラ)
お店の車、代車です 何も期待しないで買った車ですが意外と楽しいです。 軽のパワーは日常で ...
ダイハツ アトレー こまわりくん (ダイハツ アトレー)
小回りが効いて中が広く使い勝手のいい軽自動車です。

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