
かなり久しぶりの更新になります、今年になって初めてですね、もう3月ですが(汗)冬はコスモにに触れる事もないのでこれといったネタもなく・・(^_^;)来月になればコスモに乗れると思うのでもう少しの辛抱です。
それで今回は・・足車マークⅡネタです、と言っても大した事ではないですが。
平成24年から乗り始めたマークⅡも今年で13年目になります、早いものです、私が乗り始めてから約22万km近くを走り、走行距離はあと数百kmで55万kmになります。
今年で車齢が28年になりますが機関はまだまだ元気です、もちろん新車時からはかなり性能は落ちているでしょうけれど私はこの車の新車時を知らないので現状の性能で十分です、何せ私が乗り始めた時点で33万kmですから(笑)外装が少し?くたびれてきましたが乗れればいいのです、機関がダメになるか車体が腐ってダメになるか、あるいは部品が出なくなって修理が難しくなり普段の使用に支障が出るようになれば乗り換えになるでしょうけれど今のところはまだ乗れそうです(笑)私が今まで乗ってきた足車の中でも、この車が一番長く乗ってますね。
この車、ちょっと前なら現行車種かと思うくらい沢山走ってましたが、さすがに最近は少なくなってきました、特に私のと同じ前期型はなかなか見かけなくなってきましたね、前期型を見かけるとほぼ100パーセント近くお爺さんですね、多分新車ワンオーナーとかで全然壊れないから乗ってるんでしょうね(笑)
さて私のマークⅡですが最近エンジンから何やらベアリングがいかれたような異音が出始めました、忙しくて中々手をかけられないでいたら、やがて冷却ファンが直結状態になってうるさくて仕方ありません、異音は冷却ファンのカップリングのベアリングからでした、やがて限界を超えてベアリングがロックして冷却ファンが直結状態になってしまったのです。

そこで中古品に交換しました、新品の価格は調べていませんが多分結構高いと思います、かなり昔ですがAE86に乗っていた頃にファンカップリングが滑るようになってオーバーヒートするので新品に交換しましたがその時の価格は1万6千円位でした、まぁそれは30年以上前の事ですし、100系マークⅡ用ならもっと高いでしょうね。

外したファンカップリングでちょっとした実験をしてみました、これは冷えている時の状態です。

変化が分かりやすいようにカップリング中央の渦巻きが付いているシャフトの面取りしてある平らな部分に赤線を引いてみました。

渦巻き部分をヒートガンで温めてみると・・。

こうなります。

赤線を引いた部分が斜めになっていますね、つまりその分シャフトが回転したわけですね、渦巻きの部分はバイメタルといって熱膨張率の異なる金属板を張り合わせたもので熱が加わると変形する性質がありますのでラジエターを通過した温度の高い空気が当たる事で渦巻きバイメタルが変形してファンカップリング中央のシャフトを回転させてファンカップリング内部貯蔵室のシリコンオイルの通路を開く事でシリコンオイルがファンカップリング内部駆動室に流入してシリコンオイルの粘性で冷却ファンの回転が速くなるわけですね、まぁアナログ制御ではありますが。
最近の車は電動ファンになっているのでトラック以外ではファンカップリングを見かける事もなくなりましたね。

ファンカップリングの歴史は結構古くて、これは昭和34年の初代観音クラウンのものです、この当時から既にあったんですね、昔の車は冷却ファンが直結のものが多かったですから当時は結構高級な機構だったのではないでしょうか?
3月になって少しずつ春の気配が感じられるようになってきました、早くコスモに乗りたいですね。
Posted at 2025/03/16 21:25:49 | |
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