
白コスモのパワーウインドーの修理が完了しました。
前回はモーターを移植したところまでやりましたが今回はスイッチ関係を点検しました。
スイッチの戻りが悪かったのでスイッチを分解して接点の清掃と可動部分のグリスアップを行ないました。
モーターが焼けた原因はハッキリしていないんですが配線等も特に異常箇所は見られませんでした、モーターに何か問題でもあったのか・・。
ところでパワーウインドーのスイッチですが・・
スイッチの内部です、2つの可動する接点があります。
これは75年の整備書に載っているパワーウインドーの回路図です。
これはスイッチの接続状態を表したものですが・・
この通りだとするとスイッチが中立の時の電源の接続状態はこのようになります(赤い線です)。
これだとモーター配線には出力が出ない事になりますね、私が配線を点検した時はスイッチが中立時に2本の配線の両方に出力が出ていたので、その時はスイッチに異常があると思っていました。
ところが実際にスイッチを分解してみると中立時の接続状態はこのようになっていました。
するとスイッチが中立時の実際の電源の接続状態はこのようになります。
モーターの配線の両方に電源が来ていますね、これが実際のスイッチの中立時の回路です、なおアースに接続されていませんから、この状態では当然モーターは回転しません。
配線を調べていて配線図とは違う結果になるので不思議に思ってスイッチを分解して接続状態を調べたらこういう事でした^^;
スイッチやドア内張りを元に戻して修理完了!スイッチを操作するとスムーズにウインドーが昇降します(^_^)以前より動作スピードも速くなってバッチリです!
これで安心してドライブに出掛けられます(^o^)
Posted at 2009/09/26 22:11:44 | |
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