
久し振りに青コスモのエンジンを始動してみました。
10月は全くエンジンを始動させていなかったので一ヶ月以上経っていますから、そろそろエンジンをかけないと・・という事で・・^^;
エンジンをかける前にプラグの焼け具合を点検してみました、9月のイベントの翌日に380Kmほどの距離をドライブしたのでプラグの焼け具合を点検するのに丁度良いと思ったからです。

この年代のロータリーはプラグの脱着が簡単でいいですね。

外したプラグです、左から順に前側ローターのL側、T側、後ろ側ローターのL側、T側です。

左がL側で、右がT側のプラグです、焼け具合は問題ないようですね。
プラグを装着してエンジンを始動します、バッテリーは大丈夫かな・・ちょっと心配しつつチョークを引いてセルを回すと・・やっぱり回り方が弱い・・これは無理かな~と思ったら何とか始動しました(^o^)

チョークを早めに戻して(チョークの多用は良くないので私はすぐにチョークを戻します)温まるまでアクセルで回転を上げます。
エンジンは温まりましたがアクセルを放すとアイドリングしない・・車外に出ると目が痛い・・HCが相当出てます(笑)キャブを調整・・暖かい時期に合わせて調整してありますからね^^;
キャブ調整でアイドリングが安定したところで30分ほどそのままでアイドリング・・。

アイドリングさせてから再びプラグを外して焼け具合を見てみます、これはT側のプラグです。
アイドリングさせる前の良好な焼け具合とは打って変わって煤けて真っ黒です、アイドリング時の空燃比が濃い事が分かりますね。
アイドリング時はスロットルバルブが閉じていてエンジンに入る空気量が極端に少ない上、圧力の高い排気ガスが排気工程のオーバーラップ(吸入ポートと排気ポートが同時に開いている期間)を経て吸入側に混入する事で混合気が排気ガスに希釈されてしまうため非常に濃い空燃比を必要とします。
なのでアイドリングさせた後でプラグの焼け具合を見ても意味が無いのでエンジンを始動する前にプラグの焼け具合を点検してみました。

COとHCの調整値はとても30年以上の前の車とは思えません(^^)COは0.1%、HCの排出量はレシプロの3倍のロータリーですが何と20ppmですからね~実際に排ガステスターで計測すると、ちゃんと同じ位の数値になります、触媒のような性能劣化がないサーマルリアクター方式ですから30年以上経った今でも排ガスの浄化能力が変わらないんですね。
現在の低排出ガスの検査基準さえ余裕でクリアです(平成10年以降の登録自動車はCOが1%以下、HC300ppm以下)さすがAPです(^_^)
今月始めは遂に初雪が降り、今は気温がちょっと上がって雪が溶けましたが根雪になるまでに乗れるのはあと数回かな~^^;
Posted at 2009/11/06 23:38:54 | |
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