
バルブのゴムがボロボロに劣化していたAAV・・修理に取り掛かりました。
まずはゴムの調達から・・ある程度の耐油、耐熱性があって、そこそこの厚みの物を・・と探し回りまして具合の良さそうな物を見付けました。
ちょっとネタとは関係ない話ですが材料のゴムを探しに行った最初のホームセンターの駐車場に、かつて私が乗っていたAE86レビンと色、グレード、車体形状が全く同じ車が停まっていました。
古いとはいえ未だに人気のあるAE86は珍しい車ではないかも知れませんが、その車は車高もノーマルで改造もされておらずAE86にしては珍しい個体でした。
赤と黒の純正ツートン色も今ではナカナカ見られないし・・何か、かつての愛車を間近で見ているような不思議な感覚でした、この車に乗っていたのも20年前か・・^^;
ま、それはいいんですが(笑)ここでは適した物が見付からず、時間も遅かったので後日、他に探しに行く事に・・。
そして、後日に行ったホームセンターの駐車場には初代セリカXXが!ナンバーが新しかったので最近の登録のようです。
結構綺麗な個体でした、この車もナカナカ見かけないですね、リトラクタブルライトの2代目XXはメジャーですが角目4灯の精悍なマスクの初代も私は好きですね。
結構、古い車に乗っている人っているもんだなぁ~(そういう自分もそうだろ^^;)
ちょっと話が逸れましたが本題に・・

これが見付けたゴム・・厚みが5ミリ、直径は21ミリです。

外径が大きいのでコンパスカッターでカットします。

穴開け用ポンチでシャフトに付ける穴を開けます。
当たり面のカドを斜めに面取りして密着し易いようにします。

各部品を綺麗に清掃。

バルブを装着しました。

ケースを取り付けてカシメます、これで作動出来る状態になったのでテストをしてみます。
最初はマイティバッグ(ハンドバキュームポンプ)で負圧をかけてみましたが、これだと走行時の実際に負圧が掛かった時の状態が再現出来ないので足車の軽のエンジンを始動してバキュームホースを接続してテストしてみました。
バキュームホースをAAVの負圧パイプに接続した瞬間にバルブが開いて1~2秒後に閉じれば作動は正常です、テストの結果は正常に作動しました(^o^)

バルブの密着も良く、エアの吸い込みもなく、AAVの機能は復活しましたのでバルブの部分のケースを取り付けました。
あとはカシメで傷が付いたケースの一部をパテ処理して塗装すれば完成です、Oさんもう暫くお待ち下さいね(^^)
Posted at 2010/05/23 22:29:29 | |
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