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2012年04月09日 イイね!

謎のREAPS

謎のREAPSこれはコスモオーナーさんしか分からないマニアックな事なんですが・・^_^;

画像がちょっと粗くて見づらいのが恐縮ですがマニアックな?コスモオーナーさんはこの画像を見て不自然な点に気が付かれるでしょうか。

ここで本題に入る前に先ずはREAPSという言葉の説明を・・^_^;

REAPSとはロータリーエンジンの排気ガス浄化システム(ロータリーエンジン・アンチ・ポリューション・システム)の事なんですがREAPS-1からスタートして2、3、4、4E、5、5E、53年規制REAPSと進化していきます。

コスモAPの場合は昭和50年10月のデビュー時はREAPS-5のシステムで昭和52年3月にREAPS-5Eに改良され、昭和54年3月からは53年規制REAPSになりました。

見た目の特徴はREAPS-5はエアクリーナーの蓋から出ているホースが1本で、エンジン本体の真上にDCバルブという減速制御バルブが付いています。


これはREAPS-5の青コスモ・・エアクリーナーからのホースが1本でDCバルブが付いています、これがREAPS-5の見た目の特徴です。

改良型のREAPS-5Eの見た目の特徴はエアクリーナーの蓋からホースが2本出ており、DCバルブは廃止されています。


これはREAPS-5Eの赤コスモ・・エアクリーナーからのホースが2本出ていて、DCバルブが付いていませんね、これがREAPS-5との見た目の違いです。


DCバルブが付いていた個所には制御用ソレノイドが装着されています。


あと細かいところでは・・これはREAPS-5のエアクリーナーケースの吸入ダクト。


これはREAPS-5Eのダクト・・細かいところですがREAPS-5とは違いますね。


それらの違いを踏まえたうえで改めて最初の画像を見ると・・DCバルブが付いていますがエアクリーナーからのホースは2本出ている??吸入ダクトはREAPS-5用ですね。

この不思議なREAPS・・35周年で広島に行った際、110Sさんのコスモもこの不思議なREAPSでして実際に拝見させて頂きましたが他にもネットを俳諧していてやはりこの謎のREAPSを搭載したコスモの画像を発見しました。

不思議なREAPSが2台ある・・と思っていたら更に画像のREAPSを発見しました、これで3台目です^_^;

REAPS-5のエンジンにREAPS-5Eと同じくエアクリーナーからのホースが2本・・そうなるとキャブレターも5Eと同じ物が付いているのか?

REAPS-5と5Eのキャブレターは何が違うのか・・先ずはエアクリーナーの蓋から出ているホース・・ロータリーエンジンはエアクリーナーの蓋にチャコールキャニスターが装着されていて蓋から出ているホースはキャニスターに繋がっています、REAPS-5ではこのキャニスターに繋がるホースは1本だけです。

REAPS-5Eではもう1本ホースが出ていてエアクリーナーの下のほうへ繋がっています、これは外部エアベント用のホースです。

エアベントとは何か?


これはREAPS-5のキャブレター・・竹の切り口のような斜めのパイプが見えますね、これはエアベントチューブといってキャブレター内のフロートチャンバー(燃料溜め)内の気圧をこのチューブによって大気圧にするものです、フロートチャンバー内は密閉されてますから大気圧にしておかなければメーンノズルから燃料が吸い出されません、なのでこのチューブから大気を導入しています、更にエアクリーナーが詰まった時に混合気が濃くなり過ぎるのを防ぐ働きもあります。

このようにフロートチャンバー内に大気を導入する事をエアベントというのですがエンジンルームが高温になるとフロートチャンバー内の燃料が活発に気化してエアベントチューブからキャブレターエアホーン付近に充満します、すると再始動時に混合気が過濃になり始動性を悪化させます。


そこでREAPS-5Eでは温間時の始動性改善のために外部エアベントに改良しました、これは赤コスモのREAPS-5Eのキャブレターですがエアベントチューブがありませんね、ただチューブはなくてもエアベント用の通路は同じようにあります。

REAPS-5Eの外部エアベントとはエアベント通路の途中にソレノイドバルブを付けて、エンジン運転時はエアベント通路が開いてフロートチャンバー内に大気を導入し、エンジンが停止するとソレノイドがエアベント通路を塞ぎフロートチャンバーの蒸発ガスはホースを通ってキャニスターに吸着されます。

エアクリーナーの蓋から2本出ているホースでケースの下のほうへ繋がっているのがこのフロートチャンバー内からの蒸発ガスをキャニスターに導くホースです。


これがエアベントの通路を切り替えるソレノイドです、このソレノイドに挿さっているホースがキャニスターに繋がります。

エンジン停止時はこのように燃料蒸発ガスがキャニスターに吸着されるので混合気の過濃を防ぎ、温間時の始動性を改善しています、確かにREAPS-5Eの赤コスモは暑い時でも始動が困難になった事はないですね。

あとREAPS-5Eのキャブはパワーバルブ制御用のソレノイドが廃止されていたり燃料通路が変更されていたり、各ジェットの番数もREAPS-5のキャブとは違っていますが、それらはどうなんだろう・・謎だらけです^_^;

ところで、画像の不思議なREAPS・・これは昔のドライバー誌を見ていて偶然発見したのですが、そのドライバー誌は昭和51年11月5日に発売されたもの・・と言う事はそれ以前にこの謎のREAPSが存在していたわけで・・その頃はまだREAPS-5Eは世に出ていないので、もしかすると温間時の始動性対策としてこのキャブが試験的に搭載され、やがてREAPS-5Eの登場で本採用?になったのか・・しかしコスモ関連のどの資料を見てもこの謎のREAPSの事は載っていません。

何とも不思議です・・^_^;




Posted at 2012/04/09 00:34:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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