
電磁ポンプの問題が解決した白コスモですが調子を見るためにテスト走行をして帰宅後にエンジンルームを点検しようとボンネットを開けると・・サーマルリアクター付近でクーラントが熱で蒸発した時の匂いがします。
この匂いはすぐにピンときました、11年前に赤コスモを入手した時、納車された翌日にエンジンを始動して暖気していたらエンジンルームから白煙が・・^^;
エンジンを止めてボンネットを開けるとエアクリーナーケースの吸い込み口のダクトから、もうもうと湯気が・・最初は??でした、何でこんなとこから湯気が??
湯気はクーラントの蒸気でした、そしてそれはホットアエア導入ダクトから伝わってきていました。
ホットエアのダクトはサーマルリアクターのカバーに付いています、サーマルリアクターにクーラントがこぼれて蒸発した蒸気がホットエアダクトを通ってエアクリーナーケースから出てきたものだと分かりましたが、よく調べるとインテークマニホールドからクーラントが漏れているのを発見しました、真下にはサーマルリアクターがあるので、なるほどと納得^^;
ローターが入っている枠の部分(ローターハウジング)には穴があり、そこからインテークマニホールドの空洞部分に温まった冷却水が入り、インテークマニホールドを温める事で燃料の気化を促進させるようになっています。
そのローターハウジングの穴とインテークマニホールドの冷却水通路の接合箇所にOリングが入っているのですがそのOロングが劣化してクーラントが漏れていたのです。
納車翌日からいきなり旧車の洗礼を受けてしまったわけです(笑)その経験があったので、今回すぐにピンときたのです。
白コスモを入手した2006年にインテークマニホールドのOリングは予防整備として交換していましたがダメになったようですね、まぁ8年経ってますし^^;
ではまた交換を・・確か以前に交換した時、予備にもう1セットOリングは入手しておいたはず・・部品庫(押入れともいいますが)を捜索して予備で持っていたOリングを発見したので交換作業に掛かりました。

パッと見は漏れているようには見えないですが・・。

インテークマニホールドを外してみるとOリングは完全に切れていてボロボロに・・(汗)
Oリングを交換して元通りに組み立てます、本当はバラしたついでに普段は手の入らない箇所を綺麗にしておきたいところですが、仕事が終って帰宅してからの作業なので早く終らせたい事もあって、さっさと組み付けてしまいました^^;
これで暫くは安心ですが、エンジン本体の熱に加えて真下にあるサーマルリアクターの熱気の影響もあるのか、Oリングにとって場所的にちょっと厳しいのかも知れませんね・・クーラントが減るようになってサーマルリアクター付近でクーラントの蒸発する匂いがするようになったら要注意ですね^^;
Posted at 2014/10/10 21:16:39 | |
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