
コスモAPやコスモLの車両型式はCDで始まり、搭載されるエンジンによってCDの次に来る数字や記号が変わり、最後にCが付くんですが、例えば13Bロータリーエンジン車の場合はCDの次に23、そしてCが付いてCD23Cとなります、51年規制のコスモでは13Bロータリーエンジンは最上級グレードのリミテッドだけに搭載されていたので、51年規制を示すC-から始まってCD23Cとなれば型式だけでグレードがリミテッドだと判断出来ます。
12Aロータリーエンジン車はCD22C、VC型1800ccレシプロエンジン車はCD2VC、MA型2000ccレシプロエンジン車はCD3MCとなります。
ただ、E-で始まる53年規制のコスモクーペの場合はロータリーエンジンの設定は13Bのみになり、リミテッド以外のグレードも13Bロータリーエンジンを選択出来るので型式だけでグレードを判断する事は出来ません。
ちょっと前置きが長くなりましたが、これらを踏まえてコスモAPやコスモL(後期型プログレスコスモも含めて)をCD系コスモと呼びます。
で、このCD系コスモなんですが最近、結構出物がありますね。

こちらはコスモLのリミテッド。

こちらはスーパーカスタム、ワンオーナー車のようです。

こちらもスーパーカスタム、しばたはつみさんのレコードのジャケット写真と同じボディ色ですね。

こちらはクーペのスーパーカスタム、12AロータリーエンジンのAT車です。

こちらも同じく12Aロータリーエンジンのスーパーカスタム。

これまた同じ12Aロータリーエンジンのスーパーカスタムです、CD系コスモはリミテッドの残存率が高いですが、こうして見るとスーパーカスタムも結構出てきますね。

こちらは13Bロータリーエンジン搭載のリミテッドです、最近は赤のリミテッドの出物が、なかなか出て来ないですね。
赤のボディ色のクーペリミテッドは、当時のCMやカタログでもメインで登場するコスモのイメージリーダー的な感じですが、他のボディ色のコスモと比べると残存率は意外と低いような気がします、現存しているコスモは圧倒的に白が多いような気がしますが、当時の広告の華やかさとは別に、実際に買うとなると無難な白に落ち着くという感じだったのでしょうか。
最近の旧車の価格の高騰ぶりは驚くばかりでコスモも例外ではありません、私がコスモを手に入れた頃に比べると今の価格は信じられない程の高額です、私がコスモを手に入れる事が出来たのはラッキーでした、まぁその頃でも安くはありませんでしたが今の相場だったら3台手に入れる事は私には不可能です、随分と敷居の高い車になっちゃったな・・( ゚д゚ )
Posted at 2016/11/07 22:47:51 | |
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