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2016年11月26日 イイね!

懐かしの土曜ワイド劇場

懐かしの土曜ワイド劇場土曜ワイド劇場に関しては過去に何度か書いた事があるんですが今回もちょっと書いてみたいと思います^^;

土曜ワイド劇場は1977年(昭和52年)の放送開始なので来年で40周年を迎えます、私はサスペンスドラマ好きの変な子供だったのでアニメや戦隊ものといった子供向けの番組はあまり興味がなく、昔からサスペンスドラマを好んで見ていました、本当に変な子供です(爆)

特に土曜ワイド劇場は好きで良く見ていました(笑)現在のサスペンスドラマは時代の流れで色々と規制がありますから、どうしても緩い感じの作品になってしまいますが昔の土曜ワイド劇場はTV映画ともいえるくらい凝った作品がたくさんありました、まぁ今だったら絶対に放送は無理だなと思える作品も多々ありますけどね^^;

子供ながらにサスペンスを味わいながら見ていたわけですが幼少期にコスモAPの影響で車好きになった私は劇中に登場する車にも当然興味があるので、車を見るのも楽しみの一つでした。

私が土曜ワイド劇場を見始めたのは1979年(昭和54年)頃でした、そしてその頃からマツダがスポンサーになり車両提供をするようになります。

土曜ワイド劇場は単発の作品からシリーズ物まで色々あって、例えば有名なシリーズものとしては西村京太郎のトラベルミステリーがありますね、このシリーズも非常に長くて昭和50年代から30数年続いていて現在は十津川警部が高橋英樹さん、カメさんこと亀井刑事を高田純次さんが演じていますが昔は十津川警部が三橋達也さん、亀井刑事を愛川欣也さんが演じていて私はそちらのイメージのほうが強いですね、ちなみに刑事役で愛川欣也さんと共演していた井川晃一さんという俳優さんは愛川欣也さんの前妻との間に生まれた実子です、あ、ちょっとマニアックでしたね・・^^;

人気のある作品は何作も製作されるんですが以前にもブログで書いた「江戸川乱歩美女シリーズ」を中心に劇中で活躍した車に焦点を当ててみたいと思います。

江戸川乱歩の美女シリーズは1977年(昭和52年)に第1作が放送され、主演の名探偵明智小五郎役に天地茂さん、明智探偵の友人の浪越警部(第2作から登場)役に荒井注さん、そして作品のタイトルに「~の美女」と必ず美女の文字が付くのですが、その通りにゲストで毎回準主役的に美女が登場するというものでした。

江戸川乱歩は大正時代に作家としてデビューしているので乱歩の作品は大正の末から昭和の初期の頃のものがメインで原作が現代の時代背景と合わないので「美女シリーズ」は現代風に脚本を直して製作されていますが、乱歩の原作の原型が殆どない独自の脚本の作品もありますね^^;

乱歩の本来の作風はエログロですが荒井注さんのコミカルな存在と演技により暗い作風にならないように上手く中和されていると思います、トボけた芸風の荒井注さんですが実は頭が良くて教員免許を持っていたりします、あ、またちょっとマニアックでしたね・・^^;

そしてこの美女シリーズの見所は何と言っても明智探偵演じる天地茂さんが変装を解くシーンでしょう。


             定番のBGMが流れる中、ベリベリと面を剥がし・・。


                  一瞬にして衣装を脱ぎ捨てると・・。


            スーツでビシッと決めた明智探偵が登場!

   ではここから美女シリーズに登場する車を見ていきたいと思います。


第1作「氷柱の美女」1977年(昭和52年放送)より・・明智探偵の愛車はマークⅡ2ドアハードトップ。


犯人が乗捨てた車を避けてダンボールに突っ込むマークⅡ・・このマークⅡは昭和51年12月のデビューですから、この当時はまだ1年も経っていないバリバリの新車です、いくらダメージの軽いダンボールとはいえ扱いが荒いですね^^;


第4作「白い人魚の美女」1978年(昭和53年放送)より・・この時は初代のチェイサー2ドアハードトップ。


第6作「妖精の美女」1978年(昭和53年放送)より・・この時はダイハツのシャルマンに乗っています。


この当時はダイハツが車両提供をしていたようです、これは犯人が初代シャレードで逃走するシーン。


                   それを追うシャルマン!

      車も今となってはレアですが登場する俳優さんのレアな映像も・・。


第3作「死刑台の美女」1978年(昭和53年放送)より・・かたせ梨乃さんです、若いですね。


第7作「宝石の美女」1979年(昭和54年放送)より・・ホテルのフロントマン役のこの青年・・宅麻伸さんです、宅麻伸さんはかつて天地茂さんの付き人をしていて、この当時は本名の託摩繁春の名義で端役で登場していました。


第11作 「桜の国の美女」(1980年放送)より・・カペラとベンツマスクルーチェ、この頃からマツダがスポンサーになって車両提供をするようになります。


第12作 「エマニエルの美女」(1980年放送)より・・女優の愛車という設定のプログレスコスモ、1980年の放送ですから当時の現行モデルですね。


第13作 「魅せられた美女」(1980年放送)より・・犯人のベンツマスクルーチェ、こちらも当時の現行モデルです。


第14作 「五重塔の美女」(1981年放送)より・・こちらは明智探偵の愛車のベンツマスクルーチェ。


劇中で犯人に時限爆弾を仕掛けられて間一髪で脱出直後に爆発(爆破された車両は摩り替わり)


     そしてエンディングでは赤いプログレスコスモに乗っています。

                さあ、どんどんいきましょう(^^)


  第16作 「白い乳房の美女」(1981年放送)より・・プログレスコスモの覆面パトカー?


角テールのサバンナ、外観上の違いはエンブレム程度なので77年の最終MC後モデルか限定車のV100か分かりませんがいずれにしても角テールは希少ですね。


第18作 「化粧台の美女」(1982年放送)より・・HBコスモ2000XG-S、カラードバンパーが当たり前の現代では真紅のボディに黒の無塗装バンパーが新鮮な感じに見えます。


                    逃走するHBコスモ・・。


                運転しているのは中尾彬さん。


それを追うのはCBカペラ、HBコスモ、ボンゴという、マツダ好きには堪らない光景です。


       カペラはレアな2ドアハードトップです、サンルーフ付きの1800SG-X。


第20作 「天使と悪魔の美女」(1983年放送)より・・明智探偵の愛車のHBコスモ2ドアハードトップ。


  第21作 「白い素肌の美女」(1983年放送)より・・赤のHBコスモ2ドアハードトップ。


     運転しているのは叶和貴子さん、美女と赤いコスモ、いいですねぇ~(^^)

このように、その時代の最新モデルが使用されているので1981年以前だとベンツマスクルーチェの登場がとても多かったですね、そして1981年からはHBコスモやルーチェの登場が多くなります。

人気があった美女シリーズですが主演の天地茂さんは昭和60年にクモ膜下出血で54歳の若さで急逝してしまいます、もし天地茂さんが急逝しなければシリーズはそのまま天地茂さんの主演で続いたでしょうからHCルーチェに乗る天地茂さんを見られたかも知れませんね。

それにしても昔の土曜ワイド劇場は面白かったです、ストーリだけではなく車を見るのも楽しかったですね、そしてCMになると当時のマツダの最新車のCMを見てドラマが始まると、たった今CMで見たのと同じ車が登場するという・・^^;でも楽しかったですね、今思うとレアな車が(当時はレアではなかったわけですが・・)たくさん登場していて夢のような?時代でしたね(^^)
Posted at 2016/11/27 00:49:27 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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