
今年は積雪が早くて、もう今シーズンは旧車に乗れないので白コスモは完全に冬眠に入りました、まぁ冬眠といってもダッシュボードに毛布をかけてバッテリーを外すだけなんですが・・。
息継ぎの原因がキャブレターのメーンノズルから燃料が吸い出されていなかった事が判明しましたがメーンノズル自体が詰まったような形跡はないのでちょっと腑に落ちない点はあるものの取り敢えずキャブの分解清掃で調子は回復したので調子の悪いまま冬眠に入る事は避けられました、ただ、調子が回復した頃に雪が降ってしまったので長期のテスト走行は来年の宿題とします。
キャブレターのメーンノズルはベンチュリーという部分に取り付けられています、ベンチュリーは空気の流れを絞るような形状になっていて、そこを通過する空気は流速が速くなる事で圧力が低下して負圧が発生する事で、その部分に付いているメーンノズルから燃料が吸い出されます、ただしアイドリング時はスロットルバルブが閉じているのでベンチュリーに空気が流れないためメーンノズルから燃料が吸い出されないのでスロー系統からの燃料がスロットルバルブより下のアイドルポートから吸い出され、スロットルバルブが少し開くとスロットルバルブのすぐ上のスローポートが開き、ここからも、やはりスロー系統からの燃料が吸い出されます、そしてスロットルバルブの開度が多くなってくるとベンチュリーに空気が流れる事でメーン系統からの燃料がメーンノズルから吸い出される・・これがキャブレターの燃料供給の基本的な仕組みです。
当初はてっきり点火系だと思っていて点火系ばかり点検していて、ちょっと回り道をしてしまいましたが、まぁ点火系が完璧になったので良しとしましょう^^;

冬眠に入る前にメーンノズルから燃料がちゃんと吸い出されているか確認してみました、結果はOKです。
取り敢えず今シーズンはもう冬眠なので、あとは来年に走り回って様子見ですね。
最後にメーンノズルから燃料が吸い出される様子を動画にしてみました、今のところは正常です、まぁキャブを分解清掃したばかりなので当然ではあるんですが・・このまま完治してほしいですね。
Posted at 2016/11/27 22:10:43 | |
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