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CD23Cのブログ一覧

2009年01月30日 イイね!

ロータリーエンジンの中身を観察

ロータリーエンジンの中身を観察ガレージの中から以前にバラしたFDのエンジンの一部が出てきました。
サイドハウジングやエキセントリックシャフトは廃棄してしまいましたがローターハウジングとローターは飾っておこうと保管していました。
ちょっと見てみましょう・・^^;






      

お馴染みの焼きオニギリ(笑)ことローターです、意外と重くて?5Kg位あるでしょうか。
これがローターハウジングの中をグルグル回転するわけですね。

      

ローターを裏返すと、このように穴がありローター内部に空洞があります。
エキセントリックシャフトにあるオイルジェットという穴からオイルが噴出してこの穴からローター内にオイルが入りローターを冷却するようになっています。

      

これがロータリーエンジンにとって重要なアペックスシール、レシプロエンジンでいえばコンプレッションリングに相当します。

      

アペックスシールは年式で種類が多数ありますがこのエンジンは3型のFDのエンジンでアペックスシールはこのように3分割になっていて気密性の高いものです。

      

ローターの頂上にある丸い物がコーナーシール、その両側の細長い物がサイドシールで縦溝の部分にアペックシールが入るわけですね^^;

      

ローターハウジングを見てみましょう、2つの穴はプラグホール(連通孔といいます)ですが左側の穴(T側)はとても小さいですね、これはT側の穴をアペックスシールが通過する際に燃焼ガスがこの穴から吸入工程中の作動室へ吹き抜けるのを防止するために穴の大きさを小さくしています。

      

これは圧縮上死点の位置ですね。

      

リープス5のロータリーエンジンは排気ガス対策として低中速回転の時はT側を失火させてL側だけの点火にしています。
ロータリーエンジンは画像のように圧縮上死点の状態の時はS/V比(燃焼室の表面積と燃焼室の容積の比率)が大きいのでこの状態で点火すると燃焼室表面に形成される消炎層によって未燃焼成分(HC)が増えてしまいます。
S/V比が大きいと前述のようにHCの排出量が多くなるので昔のアイドルHC特殊エンジンの認定要件の一つにもなっています。

      

そこでL側のみの点火にして燃焼を遅れさせてローターが移動して燃焼室の容積が増えS/V比が小さくなったところで燃焼させる事でHCの発生を抑え、尚且つ燃焼遅れによる排気ガス温度の上昇でサーマルリアクターの反応性を向上させるというものです、当時の排気ガス対策の苦心ぶりが窺えますね^^;リープス5Eではサーマルリアクターの改良と構造の簡略化でT側の失火制御は廃止され常時点火となっています。


      

こうして見ると本当にコンパクトなエンジンですね、補機類を外した状態だとミカン箱くらいでしょうか?(笑)このコンパクトさがRX-7のように低いノーズやフロントミッドシップならでは回頭性の良さを実現出来たわけですね(^^)












Posted at 2009/01/30 23:53:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月13日 イイね!

プラモでも作ってみるかな

プラモでも作ってみるかなコスモに乗れない冬はツライです、そして寒いです^^;
春はまだ遠く、コスモに乗れない寂しさからプラモでも作ってみるか、と思い立ちました^^;

2年程前に作りかけたプラモがあるのですが、それを再開する事にしました。
今回製作するのはナガノ製1/20スケールの物です。
このキットは今回が3回目の製作で、最初に作ったのは小学生の時でこれは塗装もせずに成型色の赤のままで作りました。

2回目は高校生の時に作って今でも現存していますが、ただ塗装して組み立てただけの物です。
今回は3回目ですが実車があるので昔よりはリアルに?作れるかな・・。

コスモは当時の人気車種だけあって色んなメーカーがキットを出していますが個人的に最も良いと思うのは・・。

         

バンダイ製1/20、とても精密でボディーの造形も良い出来だと思います。
私が子供の頃は既に店頭で見かける事はありませんでしたので作った事はありません^^;

バンダイはロータリー車が好きだったのか?多くのロータリー車をモデル化していて好きなメーカーです、現在はカーモデルから撤退してしまいましたが・・。

         

サバンナ、これもボディーの造形が良いキットです、これは昔一度だけ作った事がありました。

         

カペラ、このキットもボディーの造形が良く、実車のフォルムを良く再現していると思います。

         

ビッグルーチェ、多分唯一のプラモキットだと思いますがボディーの造形は正直言って???といった感じです、パッケージの完成写真を見ると、コレはちょっと・・と思いますがそれでもビッグルーチェ唯一の貴重なキットには違いありません。

         

HBルーチェ、これはボディーの造形が良くいいキットだと思います、これは2回作った事がありますが良いキットでした。

バンダイはこの他にイマイから引き継いだファミリアロータリークーペのキットもありましたね。

再販してくれたらいいんですけれどね~^^;

今回製作する事にしたナガノ製コスモはバンダイ製に比べるとボディーの造形は良くありません、でもバンダイ製は高価なので私の技量で作るのはちょっと・・というわけでバンダイ製よりは安価で製作経験のあるナガノ製を選びました。

春までには完成させたいと思っていますが・・^^;







   

         

Posted at 2009/01/13 23:15:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月02日 イイね!

久々に赤コスモのメンテナンス

久々に赤コスモのメンテナンス今日は今年初めてのコスモのエンジン始動(^^)

青コスモはファンベルトが切れてしまい、白コスモは車内に乗り込めないというわけでエンジンを始動出来るのは赤コスモだけ・・。

まず、ちょっと弱り気味の青コスモのバッテリーを外して赤コスモに装着しました。

赤コスモのエンジンをかけてバッテリーを充電しようというわけです。

キーを捻ると無事にエンジンが始動しました(まぁ2日前に始動させてますが)。
調子はいいのですが久しぶりにちょっと点検でもしてみようかと思い立ちました(^^)

タイミングライトを当てて点火時期を見てみる・・気持ちズレてるな・・。
次にドエルテスターを接続してみるとT側は合っていますがL側が少し基準値から外れています。

そういえば、しばらくポイントの点検調整とかしてなかったな・・。

         

ドエルテスターを見ながらポイントを調整します、赤コスモはリープス5Eなので遅れ点火ポイントがなくデスビキャップとローターを外せばすぐにポイント調整が出来るので楽です(^^)

T側は合っているのでL側のポイントだけを調整しました。
ドエルアングルが基準値になったところで点火時期の点検調整をします。

リープス5Eは点火時期の調整方法がリープス5とは異なり、デスビを回して先にL側の点火時期を決めます。
T側の点火時期はバキュームアドバンサーの取り付けを緩めてアドバンサー本体を動かして行います。

久しぶりにリープス5Eの点火系を調整しましたがメンテナンス性も考慮された改良だけあってリープス5よりは調整が簡単ですね(^^)







Posted at 2009/01/02 22:00:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「初始動 http://cvw.jp/b/293527/48382128/
何シテル?   04/20 16:59
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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