
連休は白コスモで長距離ドライブに出かけました。
昨年の連休も白コスモで道南方面に出かけましたが今年もルートは同じです(笑)
以前にラジオか何かで、人は自分を見つめなおす時は北へ、開放的になりたい時は南へ向かうと聞いた事があります、私は南へ向かいました、開放的になりたかったようです(笑)
まずはコスモの準備から・・赤か白か、どちらで行くか迷いましたが結局出しやすい白コスモになりました^^;
出発前にボディーにワックスがけ、車内清掃をしてエンジンルームを点検、予備のエンジンオイルやプラグ等の簡単なスペアパーツを積み込み、準備OK。
出発は真夜中のAM1時・・まずは札幌方面を目指します、旭川から高速に乗りたいところですが予約しているETC車載器が全然間に合わず、料金を節約するため札幌から高速に乗る事にしました。
走っている内に夜が更けてきました。
走る事数時間、札幌に到着し、高速に乗る前に燃料を満タンに・・この時の燃費は10.5Km/Lを記録!これまでの最高記録です(^_^)
その後に高速に乗り、最初のSAに入ってしばし仮眠・・。
数時間の仮眠から覚めてコスモの窓ガラスを拭いていると隣に止まっていたミニバンの奥さんから「すごい車ですねぇ~」と、お褒めを頂きました(^^)
そして、いよいよ函館を目指して高速を走り出します、車の台数は、やはり普段より多めでした。
高速を走る事数時間、終点のインターは混雑が予想されたので一つ手前のインターで高速を降りて海沿いの国道に出て函館を目指します。
函館に行く前に私は寄ってみたい場所がありました。
マツダファンブックの撮影場所です(^^)
この場所は函館の手前なので丁度いい機会です。
大体の場所は覚えているつもりですが一度しか行った事がなく何せ約4年ぶり・・走りながら「確かこの辺から左に入るんだったよな・・」と考えつつ場所を探しました。
一度道を間違えましたが二度目で場所を探し当てました「おお、ここだ!」(^o^)
同じ場所で白コスモを撮ってみました(^^)周辺はまだ枯れ葉ばかりでしたが紛れもなくこの場所です。
この撮影の時は私は前の晩から一睡もせずに夜通しで走り続けました(ちなみに私の自宅からこの場所までの距離は約440Km)なので帰りは猛烈な睡魔との闘いでした(笑)懐かしいなぁ~(^^)
しばし、ここで休憩してから再び函館を目指します。
道路が少し混んでいて函館に到着したのは午後2時頃・・函館市内を観光したいところですが時間もないし道も分からないので市内は素通りしました。
松前に寄りたいのであまりノンビリもしていられません、函館から松前は100Km位はあるので何とか日没前には到着したいところです。
松前の手前の白神岬、道内で最南端の場所です、水平線の向こうに下北半島が見えます。
松前に到着、今回は松前城に寄ってみたかったので日没前に着いて良かった~今の時期は松前城周辺で桜まつりが開催されています。
城内の桜が綺麗です(^^)
松前城は北海道で唯一のお城で元々は松前藩の藩主の松前氏の居館だった福山館を北方警備のために幕府からの命で改築されたもので幕末の安政元年に竣工、この時から松前城と呼ばれるようになったそうです。
ところでこの天守・・当事のものではありません、元々の天守は戦後に火災で焼失してしまい、この天守は後に再建されたもので内部は資料館になっています。
城の周辺は桜まつりに訪れた人々で日が暮れても賑やかです。
私も屋台で買った焼き鳥をほうばりながら祭りを楽しみました(^^)
風情のある松前城に綺麗な桜・・これはデートするにもなかなかいい雰囲気です(相手がいれば・・笑)私は一人でも十分に楽しめましたが(爆)
夜桜もいいものですね(^^)
桜まつりを堪能したあとは日本海沿いを北上します。
ホームセンターの駐車場で窓ガラスを拭いていると1台の軽トラがコスモの後ろに止まりました。
軽トラから降りてきたのは地元の漁師?風のオジサン。
オジサン 「これ、まだバリバリか?」
私 「ええ、調子いいですよ、この車分かりますか?」
オジサン 「おお、コスモだべ!これロータリーだべ!すげぇなぁ~!」
コスモが当事いかにインパクトのある車だったかがオジサンの感心ぶりからも窺えました(^^)
日もすっかり落ちて夜になり、あとはひたすらナイトクルージングです。
他に車もいなく貸切状態のような田舎道を気持ち良く走っていたら対向車線に突然シカの家族が出現!
シカは車が近づいても逃げないのでこちらの車線に出てきたら衝突してしまいます、慌てて急ブレーキ(汗)コスモの4輪ディスクブレーキはしっかりと車体を制動させました^^;
気を取り直して?走り続けます、とりあえず江差まで行って一旦休憩しよう・・。
走る事数時間、江差に到着。
江差には開陽丸という船があります、開陽丸というのは幕府が所有していた軍艦で幕末に江差で座礁し沈没したのですが、この船が復元されて江差の港にあるのです。
開陽丸の横にコスモを止めて休憩・・闇夜に浮かぶ開陽丸はちょっと怖い・・^^;
1時間ほど休憩して出発しようとエンジンをかける・・ちょっとアイドリングがバラついています、気温が低いからだろうと特に気にもせず出発。
更に寿都まで走り続けてそこで仮眠を取る事にしました。
朝になって起きてみると・・
お!これは新春かくし芸大会のハナ肇さん扮する銅像・・ではなく・・弁慶ですね^^;
なぜ弁慶が・・実は源義経は兄、頼朝の追手を逃れて北海道まで逃げてきたと言われていて日本海側には義経に関する様々な伝説が残っているのです。
弁慶の銅像が建つこの場所は弁慶岬といいまして、弁慶の舎弟が義経の挙兵のために同士を募って蝦夷(当事の北海道)に向けて船を出し、その船を弁慶がこの場所で待ち続けた事から弁慶岬と呼ばれるようになったのだそうです。
さて出発しようとエンジンをかける・・相変わらずアイドリングがバラついてるな・・走行している分には調子はいいので気にせず走り出します。
次に立ち寄ったのは積丹町の神威岬・・アイヌ伝説でかつては女人禁制の地といわれていました。
日本海沿いをひたすら北上して札幌まで来ました、自宅まで後数時間・・ひたすら走り続けます。
途中で道の駅に入って休憩・・アイドリングはバラついたまま・・気温の変化でキャブセッティングが変わるとはいえ、こんなにバラつくかな?ここでようやくキャブを調整してみようと思いました、そんなに調整が必要なものじゃないんだけどな・・トランクからドライバーを取り出して調整するも変化なし。
エンジンはバランバランいいながらアイドリングしています・・。
これは何かおかしいな・・点検していると何やらエアを吸い込むような音が聞こえます。
もしかしてDCバルブか?
エアクリーナーのケースを開けてDCバルブの吸入口を指で塞ぐと案の定、指が吸い付きます、そしてアイドリングが安定しました。
ソレノイドへの通電を点検すると正常です、DCバルブの中だな・・とりあえず自宅までそのまま走る事にしました。
走り続けて自宅に到着するとDCバルブの吸い込みは殆ど治まってアイドリングも直っていました^^;バルブの閉じ具合が悪いようです、まぁこれは後で見てみる事にしよう。
自宅に到着した時は夜になっていました。
今回の総走行距離は約1180Kmでした、無事に走ってくれたコスモに感謝です(^o^)