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CD23Cのブログ一覧

2010年05月23日 イイね!

AAVが復活

AAVが復活バルブのゴムがボロボロに劣化していたAAV・・修理に取り掛かりました。

まずはゴムの調達から・・ある程度の耐油、耐熱性があって、そこそこの厚みの物を・・と探し回りまして具合の良さそうな物を見付けました。

ちょっとネタとは関係ない話ですが材料のゴムを探しに行った最初のホームセンターの駐車場に、かつて私が乗っていたAE86レビンと色、グレード、車体形状が全く同じ車が停まっていました。
古いとはいえ未だに人気のあるAE86は珍しい車ではないかも知れませんが、その車は車高もノーマルで改造もされておらずAE86にしては珍しい個体でした。
赤と黒の純正ツートン色も今ではナカナカ見られないし・・何か、かつての愛車を間近で見ているような不思議な感覚でした、この車に乗っていたのも20年前か・・^^;

ま、それはいいんですが(笑)ここでは適した物が見付からず、時間も遅かったので後日、他に探しに行く事に・・。

そして、後日に行ったホームセンターの駐車場には初代セリカXXが!ナンバーが新しかったので最近の登録のようです。
結構綺麗な個体でした、この車もナカナカ見かけないですね、リトラクタブルライトの2代目XXはメジャーですが角目4灯の精悍なマスクの初代も私は好きですね。
結構、古い車に乗っている人っているもんだなぁ~(そういう自分もそうだろ^^;)

ちょっと話が逸れましたが本題に・・


   これが見付けたゴム・・厚みが5ミリ、直径は21ミリです。

   外径が大きいのでコンパスカッターでカットします。


    穴開け用ポンチでシャフトに付ける穴を開けます。

  
    当たり面のカドを斜めに面取りして密着し易いようにします。


                各部品を綺麗に清掃。


                バルブを装着しました。


ケースを取り付けてカシメます、これで作動出来る状態になったのでテストをしてみます。
最初はマイティバッグ(ハンドバキュームポンプ)で負圧をかけてみましたが、これだと走行時の実際に負圧が掛かった時の状態が再現出来ないので足車の軽のエンジンを始動してバキュームホースを接続してテストしてみました。
バキュームホースをAAVの負圧パイプに接続した瞬間にバルブが開いて1~2秒後に閉じれば作動は正常です、テストの結果は正常に作動しました(^o^)


バルブの密着も良く、エアの吸い込みもなく、AAVの機能は復活しましたのでバルブの部分のケースを取り付けました。

あとはカシメで傷が付いたケースの一部をパテ処理して塗装すれば完成です、Oさんもう暫くお待ち下さいね(^^)
Posted at 2010/05/23 22:29:29 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月19日 イイね!

レシプロ用AAVを分解

レシプロ用AAVを分解本州のプログレスコスモのオーナーのOさんがアイドリング不調になり、AAVを殺して応急処置をしているとの事で、修理を試みる事にしました。

Oさんのコスモはレシプロエンジン車なので私はレシプロ用のAAVを見るのは初めてです。

AAVはロータリーでもレシプロでも作動や構造は同じです、ただロータリー用のAAVはケースがビス留めなので容易に分解出来ますがレシプロ用AAVはケースがカシメの非分解式なので気軽に分解は出来ません。

本日、Oさんから送られたAAVが到着し、まずエアの吸い込みがあるか検査をします。


Aの矢印はインマニ負圧をAAVの作動室内に導入するパイプでBの矢印はエアクリーナからのエアが入るパイプです、Cの矢印はAAVが開いた時にBのパイプからのエアをインマニに供給するパイプです。

AAVが正常ならBのパイプを口で吹いた時にCのパイプに通気しないハズですがOさんから送られたAAVをテストをしてみると通気します、これでは常にインマニにエアが供給されてしまうのでアイドリング不調になります。


まずは作動室のケースを外してダイヤフラムやバランスホールの状態を確認します、どちらも問題はありません。

当初はダイヤフラムのバランスホールが詰まってバルブが開いたままになっているのでは?と思って分解してみました。
ダイヤフラムの破れがあった場合、AAVの不作動の原因にはなってもエアの吸い込みの原因にはならないのでダイヤフラムは分解する前からシロと思っていましたが可能性が高いと思っていたバランスホールの詰まりがないとなると、AAVの内部のバルブが開いたままではなく、バルブは閉じているものの密着不良になっているとしか考えられません。

となるとバルブの部分の金属ケースを外してみるしかありません。
ケースはAAV本体に嵌め込まれていて引っ張った程度では抜けませんからコジって外すしかありませんが、AAV本体はアルミ製ですし、壊さないように集中して慎重に行ないました。


何とか無事にケースを外す事ができました。


バルブのゴムは完全に劣化してボロボロでした、これでは密着も何もあったものではありませんね。

あとは同じ大きさのゴムを付けてやればOKですが、原因が分かったところで今日はここまで・・^^;


Posted at 2010/05/19 23:48:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月16日 イイね!

燃料タンクを清掃

燃料タンクを清掃今日は今シーズン初の道内の旧車ミーティングに顔を出してきました。

今年の北海道は春らしい気温の日が少なかったのですが今日は天候が良くて久し振りに暖かくなりました。

参加車のメインは日産車ですがマツダ車は私の他にレガート、SA22C(キャブターボでした!)FC3Sといったところでした。

帰宅後に青コスモの燃料タンクを清掃しました。

まずはタンク内のサビやビスを取り除きます。


          出てきたサビとタンク内に入っていたビス


                  なぜかテープの切れ端が・・


更になんと!ビニールの切れ端まで・・こんな物が燃料吸入口に吸い付いたら完全に燃料の供給が出来なくなります。。


タンクから出てきた異物の全てです、この車のタンクは清掃されているとの事でしたが、こんなに異物が出てくるとは・・。

タンク内のサビを取るためにコイン洗車場にタンクを積んでいき、タンクを水洗いしながら抱えて踊る・・他人には見られたくない光景です・・^^;


さんざん踊った甲斐があってタンク内に残っていたサビを排出する事が出来ました。
後は乾燥させて装着予定です、これで息つきは解消するハズです(^^)

Posted at 2010/05/16 22:59:42 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月15日 イイね!

息つきの原因が判明

息つきの原因が判明初乗りで息つきが発生した青コスモ・・調べた結果、燃料の供給不良の疑いが強まり、先日は燃料フィルターのチェックをしたところでした。

フィルターに詰まりはありませんでしたが燃料の供給不良となるとポンプや配管の詰まり・・フィルターの詰まりがないとなれば配管の詰まりもないハズ・・となると燃料ポンプの作動不良か、燃料タンク内の燃料供給パイプの吸入口にサビやゴミ等が吸い付いて塞がれるとか・・一般的な可能性として最も高いのは燃料タンク内のサビやゴミです。

この車は私が入手する前に燃料タンクを外して内部を清掃しているらしいのですが、だからといって絶対に大丈夫だとは限りません。

そこで、まず燃料タンク内の状態を確認しようと思い、タンクを降ろしました。


センダユニットを外します、これを外せばタンク内の様子が良く分かります。
センダユニットとは計測する情報を送る側の事を言い、その情報を受けて指示する側をレシーバユニット(メーターの事ですね)と呼びます。


黒い箱状の物はフロート(浮き子)で燃料油面に従って上下する事でフロートに接続されたロッドを動かしてセンダユニットの抵抗値を変える事でメーターの指針を動かすものです。

フロートの近くにある円筒形のものは燃料残量ランプを点灯させるためセンサーで、これにはサーミスタという温度で抵抗値が変わる半導体が用いられており、燃料残量ランプのアースはこのサーミスタに接続されています。

燃料が多い時は燃料でサーミスタが冷却されていて抵抗値が多いので燃料残量ランプには点灯するほどの電流が流れずランプは消灯しています。

燃料が少なくなってサーミスタが空気に触れるようになると燃料での冷却が行なわれないためサーミスタに流れる電流で自己発熱する事で抵抗値が小さくなり、電流が流れてランプを点灯させる仕組みになっています。

コスモの前期タイプのセーフティーパネル付きは燃料の残量ランプがこのサーミスタ方式ですがこれはサーミスタの抵抗値が燃料の減少に伴って少しづつ小さくなっていくので燃料がなくなってくるとランプは最初は薄く点灯し、更に燃料が減少するに連れて徐々に明るく点灯するというものです。

後期タイプのセーフティーパネルはこのようなサーミスタではなく、ウォッシャー液の液レベルセンサーのようなON、OFF式になっているので燃料がなくなってセンサーが反応すると(走行時の振動での燃料油面の変化を考慮してセンサーが反応してから数秒のタイムラグの後)燃料残量ランプが点灯する仕組みになっています。

後期タイプのセーフティーパネルは点灯すると大変賑やかなので(爆)夜だとビックリします^^;いやでも燃料を入れなくてはなりません(笑)

で・・センダーユニットを外してタンク内部を覗いて見ると・・


おお、サビがあります、何故か数本のネジも・・過去にタンクを外して清掃した時に何らかの理由でネジが混入したようです^^;
画像中央のパイプは燃料の吸入パイプです、きっとサビがこのパイプの吸入口を塞いだに違いありません。

でもタンク内の燃料吸入パイプって普通は吸入口を底面から少し離して上に吸うようになっているものですが、この車ではパイプの吸入口は横向きでしかもタンクの底面にあるので、これだとタンクの底に溜まったゴミ等は吸い込んでしまうでしょうね・・^^;

タンク内のサビか・・いかにも旧車の洗礼といった感じですね^^;

近日中にタンクを振り回して踊る怪しいオッサンの姿が近隣住民に目撃されるかも知れません。。




Posted at 2010/05/15 23:59:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月11日 イイね!

不具合の原因を調べてみる

不具合の原因を調べてみる先日の初乗りで息つきの症状が出た青コスモ・・ぼちぼちと原因の解明を始めていこうと思います^^;

先日に最初の不調症状が出た時は走行中にカクンカクンと息つきが出て、しまいにはエンジンが止まって失速・・。

それでも何とか自宅に戻り、ガス欠の状態に似ているな・・と、キャブレターのフロートチャンバー油面グラスを見ると油面がグラス内に辛うじて見えるほど非常に低い・・燃料の供給不足の可能性が高いな・・。
とりあえず初乗り時の状況はこんな感じでした。

息つきは燃料系と点火系の両方の原因が考えられますがフロート油面の低さからすると燃料系の可能性が高いものの、念のため点火系も調べてみる事にしました。

それで・・症状が出た時の状況や症状の程度など、出来るだけ詳しいデータが欲しいので先日の日曜日に不調症状を再現するべくテスト走行を行ないました。


タイミングライトやドエルテスターを接続して走行します、携帯型のエンジンアナライザーでもあればいいんですが、そんな物は持っていないので手持ちの道具を使います^^;

こうしておけば不調症状が出た時にドエルテスターの数値やタイミングライトの発光の有無を確認する事で点火系の(ドエルテスターを見る事で点火1次回路の良否、タイミングライトの発光の有無の確認で点火2次回路の良否、プラグまで電気が来ているかどうか)点検が出来ます。
火花の強さまでは診断出来ませんが明らかな点火系の不良があればこれで判断出来ます。

テスト走行を始めると調子が良くてなかなか症状が出て来ません、暫く走り回って(田舎ですのでテストコース?はたくさんあります・・笑)ようやく症状が出始めました、症状が出た時にタイミングライトのトリガーを握ると正常に発光します、ドエルテスターの数値にも特に異常なし・・と言う事は点火系にはまず問題はなさそうです。

症状が出て少しすると回復・・という状態で走っていたのですが、そのうちに何度もエンジンが止まって、その都度セルを回すもなかなか始動せず・・少し時間を置くと始動・・を繰り返しながら何とか自宅まで戻りました。


キャブのフロート油面を見るとやはり極端に低い・・燃料系の疑いが濃厚です。


燃料供給の不良となれば、真っ先に疑うのは燃料フィルターの詰まり・・見るとフィルターはこのようにインジェクション用の金属製フィルターが付いていました。
外して吹いて見るも特に詰まっているわけでもないしゴミも出て来ません。


          とりあえず本来の樹脂製フィルターに交換


エンジンを始動すると油面は正常になっていてセルを回すとすぐにエンジンは始動し調子は良いですが、これで走ってもまた症状が出ると思います。
フィルターが詰まっていたわけではないので燃料が供給不良になった原因を探さなくては完治しません。

燃料はタンクからフィルター→ポンプ→配管→キャブレター内のフィルター(ニードルの直前に付いている)を経てフロートチャンバーに溜まるわけですが、これらを点検していく必要がありそうですね、とりあえずはここまで^^;






Posted at 2010/05/11 23:37:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「マツダファンフェスタ2025 http://cvw.jp/b/293527/48588389/
何シテル?   08/08 21:32
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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