
17、18日は稚内市で行なわれたイベントに白コスモで参加してきました。
このイベントも7月の恒例イベントになりました、ここ最近は白コスモでの参加が多かったので今年は赤コスモで参加するつもりでした。
それと・・白コスモはクーラーのコンプレッサーをOH中なのでエアコンの効く赤コスモで参加したかったという理由もありました^^;
そこで最初は赤コスモの準備を色々と進めていました。

ガスが少なかったので補充しておきました。
現在のエアコンはガスが少ないと圧力スイッチの作用でコンプレッサーのマグネットクラッチに通電しないようになっているのでガス不足によるコンプレッサーの焼き付きを防止するようになっていますがコスモAPの年代では圧力スイッチがないのでシーズン初めにはガスの量を点検しておいた方が良さそうですね。
ところで・・赤コスモのエアコンは強冷モードでも冷風の一部がヒーターコアを通過するようになっているので除湿機能は高くてもリープス5のコスモのクーラー程には冷えません^^;
こうして準備を進めていた赤コスモなんですが・・

最近、このように水温計と燃料計が振り切れる症状が出るようになりました。
この症状には思い当たる事があります、数年前にも同じ症状が出て、その時はゲージの電圧調整器の断線で、これをハンダ付けして直したのですが今回もその部分に何らかの不具合があるようです。

これが電圧調整器です。
私の赤コスモの水温計と燃料計はバイメタル式(リープス5車は交差コイル式)というタイプで、このバイメタル方式はバッテリー電圧の変化に伴って指示が変化しないようにゲージに供給する電圧を約7Vに調整しています、現代の電子制御の車のコンピューターがバッテリー電圧の変動の影響を受けないように5Vの電圧で作動しているのと同じ理由ですね。
電圧調整器は接点のオンオフを繰り返す事で12Vを約7Vに保っているのですが、その作用が上手くいっていないようです、かといってこれを調整するのは非常にシビアで、まず不可能といってもいいほど困難です・・まぁいずれ何とかしてみます^^;
ゲージがこんな状態で長距離を走るわけにはいかないし、時間もないので今回は白コスモで参加することにしました。

そしてイベント当日、今回は同じ町内の330セドリックのオーナーさんと一緒に稚内を目指します。

出発時は暑くて「よりによってこんな時にクーラーが故障とは・・」と嘆きつつも窓を全開で走ります、まぁ稚内は涼しいので少しの辛抱ですが^^;
走る事数時間、稚内に到着。
会場に着いた頃に丁度前夜祭が始まりました、タラバガニ、エビ、ツブ、ホタテ等、毎年恒例の海の幸でのおもてなしです(^o^)
昨年は天候不良による沖止めでウニはなかったのですが今年はしっかりとウニも堪能出来ました。

エントリー車、全体的に日産車が多めでした。
今回はマツダは私だけかと思っていたら・・

綺麗な20Bコスモがありました、旧車というにはちょっと抵抗を感じますが^^;

コスモAPのデビューは1975年、ユーノスコスモのデビューは1990年ですから15年の開きしかないんですよね、でも僅か15年の間に随分と車も進化したものですね。
前夜祭終了後に旧車仲間と深夜まで語り合い、一日目は終了。
翌日、会場に行くと前日の深夜に降り出した雨が防波堤ドーム内まで吹き込んでいました。
天候はイマイチで雨は朝には止んでいたものの曇天です、長袖を着ても暑くないくらいです。
稚内は真夏でも海に入れるのは1日しかないというくらい気温が低いのです、さすがは日本の最北端です。

パレード走行の待機中です
とりあえず雨は降っていないのが幸いでしたが曇天のせいか、いつもより来場者も少なくちょっと寂しい感じです、レーシングカーの展示とかもないし・・。
今年はちょっと盛り上がりに欠けるかな~天気がイマイチだし・・などと思っていましたが・・
何と!会場に漫画家の田中むねよしさんが来られていたのです。
田中むねよしさんは車好きの漫画家で、カー雑誌でも田中さんの漫画を御覧になられた方もいるのではないでしょうか。

今回のイベントは白コスモでの参加でしたが赤コスモと青コスモも写真参加として?写真を持ってきていたんですが赤コスモはボンネットを開けている写真だったので青コスモの写真で田中むねよしさんに書いて頂きました。
田中むねよしさんはとても気さくな方で楽しくお話をしながら見事な筆さばきで全く迷う事なく絵を書き上げてくれました、さすがプロの漫画家ですね(^o^)
帰りは雨に降られてしまいましたが無事に帰宅出来ました。
次の週末は紋別で初めてのイベントに参加します、北海道はこの時期がイベント真っ盛りですね。
Posted at 2010/07/20 01:33:18 | |
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