
北海道もすっかり冬の様相を呈して嫌な季節になりました^^;
私の住む地域は週初めにいきなり雪が50センチ積もったかと思えば最低気温がマイナス20℃近くまで冷え込んだりして・・(゜o゜)
白コスモはもう完全に冬眠です、まだ冬眠の準備はしていないんですが(と言ってもバッテリーを外してダッシュボードに毛布を掛けるだけですが)本当はボディーを綺麗に拭いて冬眠させてあげようと思っていたら一気に雪が積もってカーポートから出せなくなってしまったので残念ですがそのまま冬眠させます、それにしても白コスモは広島まで無事に走ってくれて大活躍でした、感謝です(^^)
今シーズンはもうコスモに乗れずこれからは春になるまで我慢の日々です・・そんなわけでコスモで出掛けるといったネタもないので何となく過去の愛車でも振り返ってみます、以前もこんなネタを書いてるんですけどね(笑)
私が免許を取って最初の愛車となったのはAE86レビンでしたが、愛車候補は色々ありました。
第一条件は駆動方式がFRであるという事でこれは絶対に外せない条件でした、これで車種も大分絞られてしまうんですけどね^^;そしてマニュアルミッションでスポーティーな車を希望していました。
ロータリー車はその頃の底値のRE車となると初期のSA22Cあたりしか手が出せずタマ数もありませんでした。
で、結局はAE86に決まったんですが入手した当初は嬉しくて毎日走り回っていましたね。
一応最上級グレードのGT-APEXだったんですがパワステもパワーウインドーもなし、でもデジタルメーター(笑)ガサいカセットデッキが付いていてテープを巻き戻して止まると、巻き戻しのボタンがポン!と外れて飛んでいったりして・・^^;
バックドアに貼られているレビンの車名ストライプが中途半端に剥がされて半分だけ残っていたり、ボディーに錆があったり、バンパーに傷があったりと見た目はちょっとボロだったんですが最初の愛車ですから可愛がりました。
ただ、結構故障の多い車で色々と壊れましたね、クラッチが切れなくなったり、ライトが点かなくなったり、オーバーヒートしたり、燃料ポンプが故障したりetc・・。

そのおかげ?か、この車でメンテナンスを覚えたといいますか、お金がないので自分で直すしかなかったという事情もありますが足回りの分解とかアパートの駐車場でよくやってました(笑)
この車は4年間乗りましたが横転して廃車になってしまい、ちょうどその頃に友人が車を入れ替えるというので友人から買ったのがこれまたAE86レビン、というのも同じ車なら廃車になったAE86の部品が使えるという理由もありました。

最初に乗ったAE86は最上級グレードでしたが、こちらは走りのグレードのGTVでした!
GTVは他のグレードに比べてステアリングのギア比がクイックに設定されているのでハンドルが非常に重かったですね。
コールドスタート系統の調子が悪くて厳寒期はエンジンが掛からないので、冷え込みそうな日は前日からエンジンルーム内に作業灯を入れて点けておいてエンジンルームを出来るだけ冷やさないようにしていました^^;
エンジンは吸排気系しかいじっていない車でしたが結構速かったな~ただ、外装がボロくて・・それで結局1年ほどしか乗らずに車検切れを機に次の車に入れ替えようと車探しを始めました。
当初は学生の頃に憧れだったFC3Sを探すも、なかなか程度の良い車が見付らず・・ならば他の車を、と思うもなかなか車種も絞り込めず、AE86の車検切れも近くなってきてちょっと焦り始めた頃に友人がFD3Sの限定車が出たよ~と・・FD3S?無理無理、完全に予算オーバー・・と当初は眼中になかったんですが冷やかしでディーラーに行ってカタログを貰って家で見ていると・・カッコイイ!というわけでAE86から大幅にステップアップしてFD3Sのオーナーに(笑)

AE86の2倍のパワーでロータリーツインターボ!速かったですねぇ~ダッシュボートに付けていたドリンクホルダーが加速Gで外れて後ろに飛んでいった程でした、そんな高性能車を私が操れるワケがなく2度のクラッシュで懲りた私は運転の練習用にAA63カリーナを格安で入手。

AA63カリーナは2台乗ったんですが、最初に乗ったカリーナは画像が無いのでこれは2台目の赤いカリーナです。
最初に乗ったカリーナは元色がシルバーだったんですが錆穴だらけで見てくれが悪いので、いくら練習用といってもこれはボロ過ぎるという事で錆穴を直すついでに全塗装をする事にしたんですが何色にしようかと思案していると・・フト目に留まったのは捨ててあるバッテリー・・そのバッテリーのキャップが青紫のような色だったんですがそのキャップの色で調色しました、名付けてバッテリーキャップブルー(笑)
その色で全塗装し、室内は内装を取り払いアンダーコートまで剥がして(その際にフロアカーペットを剥がしたらフロア一面ガラスの破片でびっしり・・事故車なのは分かっていたけどこれはちょっとビックリでしたね)フロアもボディ同色に塗装し助手席とリヤシートも取払って運転席フルバケのみ、貧乏なのでエンジンはエアクリーナーとタコ足のみ、自作マフラーにサスカット、でもデフだけは豪華にTRDの4ピニLSDの新品!ブレーキパッドはプロジェクトミュー、ホイールはSSRメッシュ・・そんな感じの車でした。
この車に1年ほど乗ったところで同じ車の部品取り車があるという話があり、部品取りまでは・・と思いながら見に行くとそちらの方がずっと程度が良いので乗り換える事に(笑)それが画像の赤いカリーナです、ちなみに私が所有していた時は1枚も写真を撮らなかったんですが手放してから中古車店で偶然に発見して、画像はその時に撮ったものです、なので私が乗っていた時とはホイール等ちょっと違っています、外装も私が乗っていた時よりちょっと傷んでいるかな。
このカリーナは気に入っていて自作の車高調を付けたり少しずつ手を掛けていき、ターボを付ける予定でタービンやらインタークーラーやら色々と部品を揃え、あとは組むだけというところまで来ていました、そんな時にコスモとの出会いがあったのです!
それでカリーナは手放す事に・・^^;こうしてコスモとのカーライフがスタートしました、FD3Sが普段の足車として活用される事になるのですが私のインチキな改造のせいでエンジンが不動に・・足車がないと不便なので、とりあえず動けば何でもいいと急遽調達したのが・・

63年式のミラでした、ワンオーナーで走行距離は3万5千km、年式の割には程度は良いほうでしたね。
今までFR車ばかり乗ってきた私にとって、このミラは初めて所有する4WD車でした、カウンターを当てることの無い雪道の運転は何とも不思議な感覚でしたね、確かに滑らないし発進も楽なんですが私はFRに慣れ親しんできたので何か違和感がありましたね、もちろん4WDが悪いと言っているのではなく私が4WDに馴染みが薄いだけなんですが^^;運転が下手な私だからこそ安定した4WDに乗るのが正解なんですがFR車のフィーリングが好きなんですよね。
さてミラですが、スペックは550cc3気筒32馬力、キャブレターにポイント点火と構造は旧車そのもの。
エンジンはランオン現象がよく発生しました、ランオン現象とはエンジンキーをオフにしてもエンジンが回り続ける現象なんですが以前に時間がなくて急ぐ用事で車を降りる際にキーをオフにしてエンジン停止を確認する間もなくギヤを入れたままサイドブレーキを引かずに降りたんですが用事を済ませて戻るとミラが勝手に走って行ったらしく、停めた場所から離れた所の看板に当たって止まっていた事がありビックリしました^^;
他にもこのミラでは色々ありました、冬になるとドア内部のリンク機構が凍結してドアが完全に閉まらなくなり、朝になって会社に行こうとしたらドアが開いていて車内に雪が吹き込んでシートの上が吹き溜まりになってエラい事になっていたり、ルームミラーの位置を合わせようと動かしたらポロッとミラーがモゲてしまったり・・まるでドリフのコントみたいなボロ車でした(笑)
それでも4年位乗ったかな~壊れたら即捨てるつもりで乗っていたんですが意外と調子が良く・・(笑)そんなミラもキャブレターがオーバーフローするようになり、アクセルを常に踏んでいないとエンスト・・しかもエンストすると再始動が非常に困難なので常に右足はアクセルを踏んでいて、止まる時は左足でブレーキを踏んでクラッチを踏まずにギヤをニュートラにし・・クラッチを踏む時は当然左足ですが、その時に減速が必要な時はサイドブレーキを引く・・という全身をフルに使った運転を強いられましたww
直す気はなかったのでミラを廃車にして、今の足車はマークⅡになり現在に至っています、走行距離は40万kmをオーバーしていますがまだ暫くは乗れそうです、こうして振り返ると最も高かったのは新車で買ったFD3Sでした、最も安かったのは現在の足車のマークⅡで0円(笑)
過去の愛車を思い出して、ちょっと懐かしんでみました^^;