
昨日は科学館を見学して来ました。
科学館なんて入るのは何十年ぶりかな~小学生の頃以来のような気がします。
天気が良ければコスモで行きたいところですが、あいにくの空模様なので足車のマークⅡで行く事にしました。
科学館までは私の自宅から3時間程です、まずは道中で発見した廃車体など・・^^;

一瞬ダッジチャージャーかと思いましたが、よく見るとインパラのようですね。

道中でサバンナと記念撮影(^^)

名車のZもこうなっては・・勿体無いですね。

上半身だけ見えてるフィアットX1-9・・逆スケキヨ状態ですね^^;

さて、走る事3時間・・目的地の科学館に到着しました。

入館料を払って中に入ると・・これは消防のポンプのようです。

へぇ~昭和6年のエンジンですか~年代モノですねぇ。

キャブレターですね、何ともシンプルな外観です。
さて、これから自動車のエンジンを見て行きます(^^)

トヨタ 3A型エンジン。

マニアックな?Vキャブ仕様。

イグナイターまでカットされてます^^;

日産LD20型ターボエンジン。

エアコンのコンプレッサーのカットモデルまであります。

150コロナのカットモデル。

私が気になったのはリヤのホイールアーチのカット部分。

リヤクォーターパネルのホイールアーチのアウターパネルとインナーパネルの合わせ部分に矢印のようにスポンジが入っています、これがクセモノでして、このスポンジが湿気を含んでしまうためにホイールアーチが腐蝕してしまうのです、私が最初に乗ったAE86も、やはりこのようにスポンジが入っていましたが、このスポンジのせいでホイールアーチは腐蝕していました。

ジェットエンジンもあります。

何が何だかサッパリ分かりません^^;これを整備する航空整備士は凄いですね。
さて・・前フリが随分と長くなりましたが今回ここに来た目的はこれです。

ロータリーエンジンが展示されているのです(^^)お友達のブログで、ここにロータリーエンジンが展示されている事は知っていたので一度見ておこうと思ったのです。

お友達のブログで画像は見た事があって2デスビなので10Aか初期の12Aだろうと思っていました。

カーボンのアペックスシールです!ローターの厚みからすると12Aのようです。

キャブレターを見るとダイヤフラム式の加速ポンプが見えました、これはニッキ(日本気化器)製のキャブレターなので間違いなくこのエンジンは12Aですね。
ところで私はこのエンジンがてっきりノンAPだと思っていたんですが・・。

ん?エアポンプ?

エンジンを後ろから見ると・・。

サーマルリアクターです!このエンジン、REAPSでした(゜o゜)
2デスビのREAPSとなると、かなり初期ですから、これはとてもレアです!写真をガンガン撮って帰宅後に手持ちの資料でこのREAPSを検証してみました。

REAPS-5のコスモAPではDCバルブの中にAAVが入っていますが初期のREAPSには、まだDCバルブは付いていなくてAAVが単体で付いています、これは初めて見ました、それにしてもちゃんとアンチアフターバーンバルブと正式名称を貼ってあるのが素晴らしいです、でも一般の人には意味が分からないですよね^^;

矢印の部品は単体のCst.Vのようです。

デスビはL側、T側共に真空進角のアドバンサーが付いています。
これらの事実を元に資料で調べた結果、2デスビでCst.Vが単体で付いていてデスビのL側、T側共に真空進角制御を行なっているのは・・
REAPS-1と判明しました!REAPSの最初期であるREAPS-1!初めて実物を見ました(^o^)

エアクリーナーケース・・へぇ~RE公害対策車のステッカーが貼ってあるんですね~リヤウインドーだけじゃないんですね。
貴重なREAPS-1なので、それだけでもお腹一杯ですがカットモデルなので内部の構造も分かって面白くて勉強になります。

とはいえ、マニアックなところを解説してますね^^;

サーマルリアクターの内部構造が良く分かりますね。

ACV(エアコントロールバルブ)のチェックバルブ(矢印)の取り付け状態と二次エア通路の様子が良く分かります、それにしてもこんなところをカットするとはマニアックですね(笑)。
それにしてもREAPS-1だったとは・・3時間掛けて見に行った甲斐がありました(^o^)
Posted at 2016/07/19 23:15:15 | |
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