
暑い日が続きますね~本州の気温程ではないにしても北海道も暑い・・こんな時は車のメンテナンスなんかしたくありませんね(笑)
まずは足車マークⅡのオイル交換を行ないました、交換予定から1000km程走ってしまいましたが^^;

走行41万kmですが全然オイルを喰わないんですよね、まだまだイケそうです。

オイルエレメントが取り出しにくい・・^^;

次は青コスモ・・以前にガレージ内でアイドリングさせていたらガス欠で止まってしまいました、どうせタンク内が空になったなら防錆処理をしておこうと思い、タンクを外したんですが、その際にリヤスピーカーが粉を吹いているのを発見したためスピーカーを交換する事にしました、音が出ないわけではないんですが40年モノですから最新のスピーカーに交換すれば音質向上にもなるでしょう、このあたりに関しては後ほど書いてみたいと思います。

それと青コスモはL側の点火コイルからオイルが漏れ出したので新しい点火コイルを入手しました、WAKOのクラシックスポーツという点火コイルです、オイル漏れはL側の点火コイルだけですが1個だけ新品なのもバランスが悪いのでT側の点火コイルも交換する事にしました。
そこで思ったのは・・ナンバー付きの白コスモに付けてフィーリングの違いを確かめてみたいと思いまして急遽白コスモの点火コイルと交換する事にしました。
白コスモは先月で車検が切れていて翌日に陸事に行く予定なので検査の前に交換しておこうと思い、作業をしたんですが、その時は夜で、ガレージ内は照明があるんですが白コスモを置いているカーポートは照明がないのでちょっと暗い・・でも点火コイルの交換ぐらいなら大した作業ではないので(この気の緩みが失敗の原因に・・)暗いながらも交換作業を済ませました。
そして翌朝、車検取得のため陸事に出発です、エンジンをかけると・・何かいつもよりクランキングが長いな・・まぁいいか・・暖気して出発です。
走り出すと何か違和感がある・・普通には走るんですが2500回転付近でちょっと引っ掛かりがあるような回り方です・・とりあえず車検を受けるのが先なので気になる事は後で見るとして・・走る事40分程で陸事に到着、検査ラインに入る前に排気ガスの匂いをチェック・・ちょっとHCが多そうな感じです、普段はこんなに排気ガスが匂う事はないんだけどな・・何か変だな~まぁいいや、とりあえずキャブレターのミクチャーを調整しました。
検査ラインはガラガラです、周りには1台も車はいません、お盆は大体ユーザーが多いんですが今回は空いていてラッキーでした、検査は何事もなく一発で無事に合格しました。

検査ラインにも駐車場にも車が1台もいません、お盆とはいえ、こんなに空いているのも珍しい^^;
帰りの道中も、やはりエンジンの回り方に違和感がある・・アイドリングも普通だし、走れないわけではないんですが、どうもおかしい・・この感じは点火系に不具合があるように感じる・・そうなると原因は交換した点火コイル?でも新品なんだけどな~。
自宅に到着して、まずプラグを交換してみました、走ってみると少しは改善されたような感じはするものの、やはり回り方に違和感があります、ならばとポイントを交換してみました。
いつものようにポイントを交換してエンジンをかけてドエルテスターを見ながらポイント隙間を調整するんですが、おかしな事にL側、T側どちらのポイントを調整してもドエルテスターの数値が変わりません、おかしいな、テスターが壊れたのだろうか?釈然としないまま、とりあえずポイント隙間を目見当で調整して点火時期を見る事にしました。
REAPS-5のロータリーエンジンはT側の点火時期を先に調整するのでT側の点火時期を見るためにタイミングライトでプーリーを照らします、T側の点火時期はプーリーの赤いペイントの印がエンジン側のピンと一致するように調整するのですが・・あれ??L側の黄色の印がエンジン側のピンと一致しています、間違えてタイミングライトのクランプをL側のプラグコードに挟んだかな?でも見ると確かにタイミングライトのクランプはT側のプラグコードに挟んでありました。
ではL側の点火時期はどうかとL側のプラグコードにタイミングライトのクランプを挟んで見てみるとT側の赤い印がエンジン側のピンと一致しています、つまりL側とT側の点火時期が入れ替わっているのです。
何だこれは?・・!!あっ、もしかして!

点火コイルのマイナスからポイントに繋がる配線をL側とT側を逆に接続したのではないか?配線を辿ると案の定でした、画像が正しい接続です(WAKOの点火コイルには問題はありませんでしたが元に戻しました、後で青コスモに付けます)点火コイルを交換した際に配線を間違えて接続した私のミスでした、つまりL側点火コイルの1次電流がT側のポイント、T側点火コイルの1次電流がL側のポイントに流れていたのです。
ドエルテスターは点火コイルのマイナス端子に接続しますから接続されているポイントが逆になっていればいくら調整してもテスターの数値が変わるわけがありません、点火時期もおかしくなって本来は圧縮上死点でL側が点火するはずが先にT側が点火する事で燃焼室の表面積と容積の比率であるS/V比が大きい状態でのT側の点火で排気ガス中のHCが増え、点火順序が変わった事で始動性が悪くなり、L側の点火時期が遅れてしまう事とT側の低速域の失火制御の影響もあって回転の引っ掛かりやフィーリングに違和感をもたらしたものと推測します、暗がりで作業して配線を良く確認しなかった私のミスです、今後の維持の参考のために、配線を逆に接続するとこうなるという事例として恥を忍んで書きます、情けない・・^^;

原因が分かったところでポイント調整について・・今まではポイントの取り付けビスを緩めてドライバーをテコにしてポイントを動かしながら調整をしていたんですが手でドライバーを動かすのは力加減が難しく、ポイントの隙間は非常に微妙な調整が必要で特にドエルテスターを見ながら基準値ピッタリに合わせるのは結構難しいものです、そこで今回はちょっとやり方を変えてみました、やり方はまずポイントの取り付けビスをほんのちょっとだけ緩めます、ポイントが簡単に動かない程度といいますか・・それで、ポイント隙間を狭くしたい時は画像のようにポイントにドライバーを当てて軽く叩いて調整します。

ポイント隙間を広げたい時はこのようにドライバーをポイントに当ててそのドライバーを叩いてテコの要領でポイントを動かします、このようにドライバーを当てて軽く叩きながらポイントを調整すると微調整がし易いように思います。
夏の時期のポイント調整はエンジンルームの熱気もあって暑いのでなるべく短時間で済ませたいものです、色々と工夫してメンテナンスをするのも楽しいものですね(^^)
Posted at 2016/08/16 22:20:54 | |
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