
北海道も遂に雪が降って、すっかり冬景色になりました。
足車マークⅡも弱っていたバッテリーを新品にし、冬タイヤに交換して冬の準備はOKです。
これからは路面が滑って運転に神経を使う季節です、私は車のいないところでわざと滑らせたりして路面の滑り具合を確認したりしながら運転するんですが4WDのマークⅡは滑りにくいので運転はとても楽です、でも私はずっとFRに乗ってきたのでFRのほうがしっくりきますね、でもマークⅡはFRベースの4WDなので運転フィーリングはFRに近いのがいいですね。

冬タイヤに交換する際に足回りのガタやドライブシャフトブーツの破れ等を点検するんですがその際にブレーキパッドが賞味期限寸前だったのを発見したので交換しました、ここまで使えば十分ですね(笑)

マークⅡのオドメーターが17万kmに到達しました、といっても37万km時にメーターが壊れて12万kmの中古メーターに交換した為、実走行はメーターの距離にプラス25万kmなので42万kmとなります(爆)私がこの車に乗り始めた時は33万kmでしたから、もうこの車に9万km乗った事になります、以前の足車のミラの倍以上乗ってますね^^;
さて、前置きが長くなりましたが、たまに軽微な息継ぎの症状が出るようになった白コスモ・・前回はバキューム進角ダイヤフラムの不良を発見して予備の部品と交換して様子見するというところまで書いていました。
その後なんですが・・正直なところ、これで直ってくれるといいなという微かな期待をしつつも、これが原因だとは確信が持てませんでした。
その後のテスト走行で症状が再発・・やはりダメか・・ならば点火系をより一層完璧にするべく試しにバッテリーから電源を点火コイルの外部抵抗器に直で繋いでみました、配線等が古いままなので1V程の電圧降下があるためです、これでテスト走行・・とりあえず症状は出ません、でも電圧の若干の降下があるとはいえ今まで普通に走っていたのだけれど・・。
ポイントは交換したばかりですが念のためにまたポイントを新品に交換してついでにコンデンサーも交換しました、ここまでやったらもう点火系に関しては問題はないはずです。
そしてテスト走行・・しばらく走ってみても症状は出ません、直ったのかな~と思いながら走っていると、ほんの一瞬ですが気を抜いていたら気が付かなかっただろうと思われる程の僅かな息継ぎを感じました、あれ?今のは?気のせいかな?
さらに走っていると明らかに息継ぎの症状が出ました、ところが今までと違ってハッキリした感じの息継ぎの症状です、そして今度は一瞬ではなく連続して症状が出る様になりました、一時停止後の発進時はエンジンの力がない感じでエンストします。
これは完全に燃料系だ・・今までの症状の感じで点火系と決め付けていましたが症状が一瞬だったのでなかなか原因に辿り着けませんでした、でも今度はハッキリした症状が出たのでその点ではラッキーでした、これは燃料系に原因がありそうです。
コスモを止めてエアクリーナーのフタを開け、スロットルバルブを手で動かしてキャブの中を覗いてみます、するとリヤローター側のメーンノズルから燃料が噴出していない事が分かりました、以前に函館に行った時にエンジンが不調になった時と同じです。
それで帰宅後にキャブを外して点検してみましたが特に目立ったゴミが詰まっているような形跡はないんですよね、それにキャブは先月バラして掃除したばかりですからゴミが詰まるという事はちょっと考えられません、ただフロートチャンバー内に以前にキャブが詰った時と同じような泥状?の僅かなゴミはありましたが・・これがメーンジェットを詰らせたのか・・でもメーンジェットが詰るとメーン系統だけでなくスロー系統にも燃料が行かなくなるのでアイドリングしなくなるハズなんですが・・アイドリングは安定してたんですよね・・。
例えばアイドリング時のように多くの燃料を必要としない時はメーンジェットにゴミが吸い寄せられる事がなくメーン系統が作動して多くの燃料がメーンジェットに吸われると泥状?のゴミが一気に集中してメーンジェットを詰らせるのか・・。
フロントローター側のフロートは綺麗でしたがリヤローター側のフロートは白い汚れが付着していました、これはフロートチャンバー内のサビなのか・・(実際にフロートチャンバー内には虫食いのような跡が多数ありました)そのサビの粉がフロートチャンバー内の燃料の中に落ちて泥状になりメーンジェットを詰まらせるのか・・まぁこれらは想像の域を出ないのですが・・^^;
キャブはメーンノズルも外して点検、清掃して装着しました、そしてエンジン始動です。
加速ポンプで燃料を送り込みセルを回す・・エンジンを始動させてフットチョークで暖気しようとするとエンスト・・気温がかなり低いのでさすがにチョークを使わないとダメかなとチョークを引くとチョークの保持が出来ません。
コントロールユニットの保護回路が作動したのか?キーをOFFにしてREAPSシステムの各ソレノイドの電源端子を一つずつ抜いてキーをONにしてチョークが保持出来るかどうかを点検します、チョークが保持出来たら、その時に端子を抜いたソレノイドがショートしている事になります(随分前にパワーバルブのソレノイドがショートして、それ以来端子を抜いたままにしてありましたが最近になって良品に交換したので今は端子を接続しています)全てのソレノイドの端子を抜いてみてもキーONでチョークは保持出来ません、コントロールユニットのヒューズもOKです。
これは保護回路の作動ではないな・・。

次に簡単に点検出来るのは水温スイッチです、正常なら水温が低い状態で導通があるハズですがテスターを当ててみると断線している事が判明しました。

そこで配線を短絡させてやると・・。

チョークが保持出来ます、という事で水温スイッチの断線と判明しました。
キャブ以外にもオマケが付きましたが、まぁチョークに関しては原因がハッキリしているのでいいとして、メーンノズルから燃料が吹かなかった原因がどうにも釈然としませんね・・。
キャブを装着後はちゃんと燃料も出ているしテスト走行の結果もOKでした、取り敢えずは直ったようですが、もっと走って結果を確かめたいと思っていた時に雪が降ってしまったのでテスト走行が出来なくなってしまいました、でも息継ぎの原因はキャブにあったことは多分間違いないと思われます。
今シーズンはこのまま冬眠になるかも知れません、あとは来年の春に再びテスト走行して様子見ですね^^;
Posted at 2016/11/07 01:10:44 | |
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