
コスモAP大好きの私としては昔のTVや映画でコスモAPが登場するシーンを出来るだけ多く見たいと思っているのですが、コスモAPが登場するTVや映画は少ないので、ある意味レアな映像なのかも知れません、なのでコスモAPが登場する映像というのは見付けるのが結構困難です。
日産車なら「西部警察」、トヨタ車なら「太陽にほえろ」といったように有名なドラマがありますがマツダも「土曜ワイド劇場」や「探偵物語」、「大激闘マッドポリス」、「プロハンター」等、結構車両提供をしているんですがコスモAPが登場する事は殆ど無く、あっても主役級ではなくスタントで破壊される事が多いのがコスモAPオーナーの私としては悲しいところ・・。
特に「探偵物語」では2台のコスモAPが破壊されていますが最初期型だとしても当時まだ4年落ちの車です。
昭和54年の映画「太陽を盗んだ男」では当時新車のRX-7やコスモAPが破壊されていますが、これは映画なので車両提供をしたマツダも大盤振る舞いをしたのかも知れませんがTV番組で高年式の車を破壊するというのは、なかなかありません。
これは想像の域を出ないのですがマツダは当時、ディーラーに報奨金を出してまで下取りに入ったロータリー車を自主回収して潰していましたが、もしかするとそういった車を提供していたのでは・・などと勘ぐってみたりします。
コスモAPが大好きな私としては破壊されるシーンは心が痛みますが、しっかりと見届ける事が破壊されたコスモAPへの供養?だと思う事にしています。
では、昔のコスモAPの映像(ここでは画像ですが)を紹介してみたいと思います。

1986年の映画「紳士同盟」より・・急ブレーキをかけるフォード・カプリ、その後方に迫るコスモAP・・フロントグリルやライトベゼル、ヘッドライトも片目が外されて運転席のドアもヘコんでいて程度の悪そうな車です。

コスモAPはカプリの後部に激突!

かなりのダメージですね・・ところでコスモAPは逆ヒンジのボンネット(チルトボンネット)ですが逆ヒンジのボンネットは衝突時にフロントガラスを突破る恐れがあるという危険性が指摘されたりもしました、でもコスモのボンネットは裏の骨の中央に凹加工がしてあり衝突時にはその部分が折れてボンネットが「く」の字になるように安全対策も考慮されています、このコスモのボンネットも「く」の字になっていますね。

そしてコスモAPの後ろからファミリアAP(これまた今となってはレア車ですね)が・・。

ファミリアAPはスピンしてコスモAPの後部に激突!

このコスモAPなんですがフロントコンビネーションランプやフェンダーミラーが初期タイプなので改造されていないという前提で考えると昭和52年7月以前の車両だと思われます、フロントガラス上部はボカシがあるように見えるのでグレードはリミテッドの可能性があります、ただリミテッドならヘッドレストの横に取っ手のような形状のシートベルトガイドがあるハズなんですがそれが確認出来ないんですよね、映像の画質が鮮明でないので何とも言えないんですが・・でも内装が白内装のように見えるんですよね・・白内装はリミテッドしか設定がなく、しかも赤のボディー色には白内装の設定は無いので、このコスモAPは白内装のリミテッドを赤に再塗装した車ではないかと推測します。

ボロボロですね・・(;゚д゚)
次に紹介するのは1978年のTVドラマ「大追跡」より・・珍しいサンダーイエローのボディ色のコスモAPです。

パトカーの追跡を振り切って逃げるコスモAP。

フロントガラス上部のボカシ、フェンダーミラーの形状等から初期型のリミテッドですね、サンダーイエローのリミテッドは珍しいですね。

これは1977年のモーターファン誌の記事の写真・・走行しているサンダーイエローのコスモAPリミテッドの画像はこれしか見た事がありませんでした。

カッコいいなぁ~(^^)
破壊されるシーンを見ると勿体無いですね、その頃は底値だったでしょうけれど今となっては価格が高騰してコスモAPもとんでもなく高価な車になってしまいましたね・・。
Posted at 2016/12/25 23:44:16 | |
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