
17日の日曜日は本来なら三次市で行われるイベントに青コスモで参加する予定でしたが残念ながら台風で中止となってしまいました、まぁ自然現象には勝てませんから仕方ありませんね。
青コスモを手に入れて今年で丁度10年になりますが今まで殆ど乗らずにガレージに仕舞ったままでしたので今回は初めて本格的にメンテナンスを行いました、備忘録としてその内容を書いておきます。
まずはボディー・・デントリペアで気になるエクボを全て直し、これでバッチリと思っていたら運転席側のステップの部分にほんの僅かな凹みを発見しました。

これはステップのカバーを外した状態ですが角に小さな凹みがありますね、あいにくカバーでも隠れない部分・・まぁステップだし、このくらいは・・と最初は思ったんですがドアを開けるたびに目につくので直す事にしました。
以前にエンジンルームを塗装した時の塗料が余っていましたが、これはバッテリーの土台で調色したので外装とは全然色が合っていないので給油口を外して塗料屋さんに持ち込み、調色をお願いしました。
私 「この色を作って欲しいのですが」
塗料屋さん 「これは何という車の色ですか?」
私 「コスモです」
塗料屋さん 「コスモ?マツダの?」
私 「そうです、40年前の」
塗料屋さん 「・・・・・」

こうして快く塗料を作ってもらいました(笑)

パテ砥ぎして地金が出た部分にウォッシュプライマー塗布、そして二液ウレタンのプラサフ、下塗りの青という手順です。
パテはブレニー技研のGM8300で、2010年の白コスモの化粧直しでも使用していますが痩せがなくエポキシベースなので防錆力もある優れもので、白コスモをこれで直して既に7年経ちますが痩せや浮きといったトラブルは一切出ていないので信用して使っています、ただ少量で高価なので本来は板金塗装に使うものではないんですけどね。
凹みは僅かですが、ついでに周囲にあった糸状のサビも直したので補修範囲がちょっと広くなりました。

本塗り・・なるべく周囲の色と馴染むようにボカシ塗装。

ステップカバーを付けて完成。

次は機関のメンテナンスです、ローターハウジングの冷却水通路のOリングを交換します、ここのOリングが破損するとクーラントが漏れてサーマルリアクターの熱で蒸発して蒸気がモクモクになりますので・・外したOリングはまだ弾力がありましたが予防整備です。

サーモスタットも交換します、ところでちょっと不思議な事があり・・冷却水を抜いたついでにラジエターのロアホース横のL字のヒーターホースを交換しようと思いホースを外すと・・ラジエター側のホースの差込み部分のパイプがフレームの真横に向いていて、しかもフレームとの距離は2センチ程度しかありません、これではホースがフレームに干渉してしまいます。
今まで付いていたホースを見ると、やはりフレームに干渉した痕があります、振動する部分ではないので擦れて穴が開く心配はないと思いますがスッキリしません、そこで手持ちのL字のホースを繫いでなるべくフレームに干渉しないような形状にして交換しました。
赤コスモや白コスモのラジエターを見るとヒーターホースの差込み部分のパイプはホースがフレームに干渉しないように少し上向きの角度になっていますが何故か青コスモは真横を向いています、不思議です。

インマニを外したついでにキャブを分解してゴミの有無やジェットの緩み等を点検。

燃料ホースは全て交換し、燃料ポンプも念のために交換しました。
こうして入念にメンテをしていったんですが結局広島には行けず・・そこでフェリーターミナルから近い範囲で観光をする事にしたんですが、これが青コスモでの本州の初走行になりました。

せっかくの本州初走行でしたが道中はずっと雨でした(T_T)

国宝の彦根城に行ってきました。

日本史が好きな私にはとても興味深いものがありました、あと、ひこにゃんには会えませんでした(笑)
今回は青コスモを手に入れてから初めての長距離走行でした、といっても1000kmも走っていませんが・・調子は概ね良好でしたが低回転時にエンジンが止まる事が2~3回ありました、今までもアイドリングしていると突然「ボボッ!」というエアを吸うような音がしてエンジンが止まる事がありました、でも一瞬の事で、その後エンジンも普通にかかるので、なかなか原因が調べられなかったんですが、これと関連しているような気がします、今後の課題ですね。
乗ってみて初めて気が付く事もあり、やはり車は走らせないとダメだなと思いました、今度は赤コスモの復活を考えないといけませんね^_^;
Posted at 2017/09/21 00:31:40 | |
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