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2017年11月13日 イイね!

加速ポンプの切り替え機構

加速ポンプの切り替え機構暦はもう11月・・早いですねぇ~今年は、あまりコスモに乗らなかったな~もう初雪が降って今は一時的に消えてますが、もうすぐ根雪になります。

まだコスモに乗れるかな~と思っていましたが最近は天候が悪く、もう乗れそうにないのでコスモは冬眠させました、といっても白コスモのバッテリーを外しただけですが・・赤コスモや青コスモは冬でもガレージ内でエンジンをかけますが白コスモは春まで完全に冬眠なのでバッテリーを外し、今まではダッシュボードの保護に毛布を掛けてましたが割れてしまったので毛布はもう掛けません^_^;

さて今回は加速ポンプの切り替え機構について・・。

まず加速ポンプとは?今の車ではもう見る事がないキャブレターに付いている機構ですが、キャブレターとは簡単に言えばアクセルを踏んでスロットルバルブが開く事で空気が流れると霧吹きの原理で燃料が吸い出されて霧状になって空気と混ざり合った混合気を作り出し、エンジンに供給するという機器なんですが、エンジンの運転状態に応じて燃料の供給量、つまり混合気の空燃比(燃料と空気の比率)を適正に補正する重要な役割があります。

キャブレターはエンジン回転数が上がるに連れて空燃比が濃い状態になっていくという構造上の基本特性があるのでそれを補正するためのエアブリードを用いた空燃比補正。

低温のエンジン始動時はインテークマニホールド内壁に燃料の大半が付着して気化も弱いためエンジンに取り込まれる燃料が少ない事から非常に濃い混合気を必要とするためチョーク機構を用いた始動時の空燃比補正。

スロットル開度が大きい時にパワーバルブから余剰燃料を供給する高負荷時の空燃比補正。

高温時の過濃混合気によるアイドリング不調を防止するアイドルコンベンセーターを用いた高温時の空燃比補正・・等々、エンジンの状態に応じた様々な空燃比の補正を行っています。

そして急加速時に燃料を供給する加速時の空燃比補正があります。

急加速でアクセルを急に踏み込んでスロットルバルブが急に大きく開くと空気が多く流れますが燃料は空気より比重がありますから吸い出されるまでのタイムラグがあり、その結果混合気が希薄になって息つきや場合によってはエンストしてしまいますから急加速時には強制的に燃料を供給してやる必要があります、その働きを行うのが加速ポンプです。


これが加速ポンプです、ゴムブーツを被ったシャフトの先端にピストンが付いていてキャブレター内のシリンダーの中に入っており、アクセルを急に踏み込むと、レバーでピストンが一気に押される事でシリンダー内の燃料が専用ノズルから噴射されて強制的に供給されるようになっています。


で・・そのレバーの部分なんですがレバーを作動させるロッドの位置が簡単に変えられるようになっています、ロッドの位置を変える事でレバーのストローク量が微妙に変わり、燃料の供給量を調整出来るようになっています、これは青コスモのキャブレターなんですが白コスや赤コスモはレバーに穴が二つあってどちらかにロッドを接続するもので、このようにワンタッチで可変出来るようになっていません。

このように調整が出来るようになっている理由は夏と冬では大気中の酸素濃度が異なるため、それに応じて燃料の供給量も調整出来るようになっているわけですが私は調整した事はありません^_^;

昔の車って、こういったユーザーが調整する楽しみ?があっていいですね(笑)以前に乗っていた70ミラはエアクリーナーのホットエアの切り替えが手動レバーで、冬に夏のレバーの位置のままで乗っていてホットエアが供給されなかった為、キャブレターがアイシングという凍結状態になりエンジンが吹けなくなった事がありました(笑)。


こちらは1977年(昭和52年)3月のREAPS-5Eの整備解説書から・・12Aロータリーエンジンのキャブについての解説なんですが加速ポンプの切り替え機構がありますね、でもREAPS-5Eの13Bロータリーエンジンの赤コスモでは切替機構はなく・・同じREAPS-5のコスモでも青コスモは切り替えがあるのに白コスモはなし・・どういう理由で切り替えが付いたり、付かなかったりなのかな~まだまだコスモについては知らない事ばかりです、奥が深いですね^_^;

Posted at 2017/11/13 22:17:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2017年11月10日 イイね!

ヘッドライトスイッチを修理

ヘッドライトスイッチを修理青コスモのヘッドライトスイッチの修理をしました、画像は白コスモですがこれについては後述します、事の起こりは遡る事9月・・広島行きの出発予定日が近づいて来て、私は青コスモの整備に大忙しでした。

青コスモは殆ど長距離走行をした事がなく初めての広島という事もあり、特に調子が悪かったわけではありませんが入念に整備をしていました、それと道中の移動が全て高速道路を予定していた事もあり、青コスモは高速道路は一度しか走った事がなかったので出発する前に高速走行のテストをしてエンジンの調子や水温等、異常がないかを確認しておこうと思いました。

整備も終わり、ようやくテスト走行です、高速道路を走り特に問題もなく帰宅するために自宅に向かっていました、時刻は深夜・・。

田舎道を走っていて道路を左折したところ遠くから対向車が来ました、ハイビームだったのでロービームに切り替えた途端、スイッチの感触に違和感が・・。

コスモAPのコンビネーションスイッチは右のレバーがワイパーで、ノブを回すとワイパーが作動し、左のレバーを上下させてヘッドライトのON、OFFと、今の車とは逆で、ヘッドライトのローとハイの切り替えはワイパースイッチのレバーを引くたびに切り替わるものでレバーの操作は引くアクションだけです。

それで・・ワイパースイッチのレバーを引いても切り替わる際のカチッという感触がなくなりハイビームに切り替わりません。

もう出発まで時間がありません!まだやらないといけない事もあるのに、よりによってこんな時にスイッチが壊れるとは・・修理をしている時間はないので急遽白コスモのスイッチと付け替える事にしました。

これはコスモAPのお約束の故障でして・・私が赤コスモを手に入れたばかりの頃に、やはりスイッチが壊れてヘッドライトのローとハイが切り替わらなくなりました。


お友達のX208さんが以前に山口県警のコスモAPオープンパトカーを見学された際の画像・・やはりスイッチが壊れていて切り替え用の別スイッチが付いています。
            2009年1月7日 コスモAPオープンパトカーを実際に見学

まぁ、これも方法の一つではありますが、やはり本来の動作で使いたい・・部品が出れば簡単な話ですが、それが望めない以上は修理するしかありません。

ヘッドライトのローとハイの切り替えは簡潔に言えばワイパースイッチのレバーを引くとコンビネーションスイッチ内の細いシャフトが動いてヘッドライトのローとハイのスイッチを切り替えるんですが、そのシャフトの支点の部分の樹脂が折れてしまうとローとハイの切り替えが出来なくなってしまいます。

赤コスモのライトスイッチが壊れたのは手に入れたばかりの頃ですからもう15年近く前でしょうか、その時に修理して今でも問題なく作動しているのですが今回は私が赤コスモで行った修理方法とは別の方法で、お友達のX208さんが以前に行った修理方法で直しました、X208さん、バッチリ直りましたよ!ありがとうございます(^_^)
               複雑怪奇コンビネーション・スイッチの修理・・・パート2

白コスモのスイッチを青コスモに付けたのでスイッチの作動テストは白コスモで行いました、なので青コスモのスイッチ修理ですがトップ画像が白コスモなのです^_^;

久しぶりにライトスイッチの修理をしましたが細かい作業が多く、昔と比べると目も霞んでいるので、なかなか大変でした(笑)
Posted at 2017/11/10 23:25:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2017年11月05日 イイね!

マッドマックス

マッドマックス映画マッドマックスといえば、現在40代以上の車やバイク好きにとっては非常に馴染みの深い映画ではないでしょうか(^^)この映画は1979年(昭和54年)に公開されたオーストラリアの映画です。

この映画の特色は何と言っても迫力のあるアクションシーン!今はCGでどんなアクションでも作れますが、この映画が公開された当時のアクションシーンはガチのスタントなので圧倒されます。

今回はマッドマックスシリーズでも個人的に好きなPART1について書いてみます。

マッドマックスは何作も作られている大ヒット作ですがPART1は非常に低予算で製作されたと言われています、公開直後はアメリカでの評価は高くなかったようですが日本でヒットして人気に火が付き、結果的に成功してPART1の公開から2年後には2作目が公開されています。

まずは大まかなストーリーについて・・暴走族専門の特殊警察MFPに所属する警官のマックスは、ある日MFPの警官を殺害して追跡専用パトカーのインターセプターを奪って逃走する凶悪犯の自称ナイトライダーを追跡して追い詰め、ナイトライダーは事故死する。

ナイトライダーの仲間で暴走族のリーダーのトーカッターはナイトライダーの仇としてマックスの同僚で友人の警官グースを殺害しマックスの妻子も殺害する、復讐に燃えるマックスは600馬力にチュ-ンされた新型ブラックインターセプターをMFPから不法に持ち出し、トーカッター一味に復讐するというストーリーです。

では映画のシーンや登場する俳優さんについて・・。



まずは主役のマックス(メル・ギブソン)この映画が出世作になったわけですが、この映画に出演した時は演劇学校の学生でした。



 こちらは現在のメル・ギブソン氏・・随分と印象が変わりましたね^_^;



        こちらは暴走族のリーダーのトーカッター(ヒュー・キース・バーン)



こちらは現在のヒュー・キース・バーン氏、実はマッドマックスの出演が決まった時はバイクの運転免許を持っていなくて急遽運転免許を取得したので撮影時はバリバリの初心者だったそうです・・^_^;



映画の冒頭で凶悪犯のナイトライダーが警官を殺害して奪った追跡専用パトカーのインターセプター・・(オーストラリアホールデン製1972年型モナーロ)



       運転しているのは凶悪犯の自称ナイトライダー(ヴィンセント・ギル)



こちらは現在のヴィンセント・ギル氏・・かつて凶悪犯を演じたとは思えない優しそうな風貌ですね(^^)ところでヴィンセント・ギル氏、映画の撮影時には車の運転免許は持っていなかったそうで現在でも運転免許は持っていないそうです^_^;ところで劇中のナイトライダーは右目の下に黒いシミのようなものが見えますが現在のヴィンセント・ギル氏にはありませんね、これは劇中でトーカッターの仲間の印?のタトゥーという設定のようで、良く見るとトーカッターやその手下にもそれらしいシミのようなものがあるんですね、なるほど。



         マックスの友人でMFP警官のグース(スティーヴ・ビズレー)



こちらは現在のスティーヴ・ビズレー氏、不死身のグースを演じた氏も白髪になって歳月を感じますね。



マックスの妻のジェシー(ジョアン・サミュエル)実はマックスの妻の役に決定していた女優さんが撮影初日に現場へ向かう途中、交通事故で大怪我をした為、急遽ジョアン・サミュエル氏が代役になったのだそうです。

そういえば日本の映画で1960年(昭和35年)に公開された「殺られてたまるか」という映画で主役を演じる予定だった俳優が撮影初日に現場でバイクの運転の練習をしていて衝突事故を起こし亡くなってしまった為、急遽代役として当時新人だった俳優の梅宮辰夫さんを主役に抜擢し、梅宮さんはこれがキッカケで売れていったようです、あ・・ちょっと話が逸れましたね^_^;



右側が現在のジョアン・サミュエル氏・・ところで左側の人物は・・マッドマックス2作目でモヒカンの悪役ウエズを演じたヴァーノン・ウェルズ氏です。



ヴァーノン・ウェルズ氏が演じたウエズ・・肌の露出が多い衣装で、冬の撮影だった為にとても寒かったのだとか^_^;

ではアクションシーンを見ていきましょう♪



暴走族が前輪をロックして後輪をホイールスピンさせながら円を書くシーン、マックスターンの愛称でお馴染みですがマックスターンは日本だけの呼び方で海外ではドーナッツと呼ばれるそうですね。



グースが乗るMFPのバイク・・カワサキZ1000をベースにしてフルカウル、シングルシート、バックステップと、走りのモディファイがされていてカッコイイです(^^)



                発進時の凄まじいホイールスピン!



                    ガンガン飛ばします!



メーターは180km/hを指していますが、このシーンでは220km/hまで出しているそうです!



       マックスが暴走族に復讐していくシーン・・転倒する暴走族のメンバー。



そして後頭部にバイクが激突!このシーンでスタントマンが死亡したという話は昔は有名なエピソードで、映画のパンフレットにもスタントマンが死亡したと書かれていたようですが、実際にはスタントマンは死亡していません、映画の宣伝効果のための偽情報だったのです。



これらの激しいバイクスタントを務めたのがスタントマンのデイル・ベンチ氏でした、それにしてもあれだけのスタントで死なないのですから凄いです!



そして何と言っても、この映画の車の主役であるブラックインターセプター!!(ベース車両はフォード・オーストラリア製1973年型XBファルコンGTハードトップ)ボンネットから飛び出たスーパーチャージャー、ボディの両サイドに片側4本ずつの上向きサイド出しマフラー、部分的にツヤ消し塗装を施した漆黒のボディーで迫力満点です!効果音と分かっていてもスーパーチャージャーの独特の吸気音にも痺れましたね(^^)



              シフトレバーに付いた赤いスイッチを引くと・・。



             スーパーチャージャーが回り出すという設定です。



     逃げるトーカッターのバイクに、みるみるうちに追いつくインターセプター!



                   後ろから追い詰めます!



           そしてトーカッターは対向して来たトレーラーに激突!



このシーン、トレーラーの持ち主が車が壊れると難色を示した為、フロントマスクの絵を描いた鉄板!をトレーラーのキャビンの前に取り付けて車が壊れないようにしています、横から見るとキャビンの前に鉄板が付いているのが分かりますね、いかに低予算で作られた映画であったかが分かります。

映画の冒頭で逃走するナイトライダーの車を追いかけるパトカーが一般車に激突するシーンがありますが、激突された車は監督のジョージ・ミラー氏の車だそうで低予算でスタント車が足りないために自分の車を使ったのだそうです・・(゜o゜)

劇中に出てくる暴走族は俳優以外に本物の暴走族もいたようで俳優のギャラを節約する意向もあったのでは、とも言われています、なので撮影現場は不穏な空気だったとか・・^_^;

私が初めてこの映画を見たのは子供の頃でしたが激しいアクションシーンとインターセプターのカッコ良さには痺れましたね~もう40年近く前の映画ですがアクションシーンは今見ても迫力があって凄いと思います(^o^)
Posted at 2017/11/05 16:06:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   04/20 16:59
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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