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2018年03月25日 イイね!

思わぬ不具合の発見

思わぬ不具合の発見寒かった北海道も最近は日中の気温がプラスになって、ようやく春の訪れが近づいてきました、道路の雪もなくなって、もう初乗りしようと思えば出来ない事もないんですが雪解け水で汚れますし道路の塩カルが雨で洗い流されるまでもう少し待つ事にします。

今日は久しぶりに青コスモのエンジンを始動です(^^)一ヶ月以上エンジンをかけていないのでバッテリーはどうせあがっているでしょうから最初に充電器を繋いでおきます。


                    車内に乗り込んで・・。


                     IGをONにして・・。


                   チョークを全引きします。

今日は暖かくてチョークを使わなくても始動するとは思いますが今日はキャブヒーターが正常に作動しているかを点検しようと思いチョークを引いてエンジンを始動しました。

私は普段はあまりチョークは使わずアクセルワークで始動する事が多いんですが本来は冷間時はチョークを引くのが正しい始動方法です、排ガスシステムがREAPS-5仕様の場合は冷間時の始動の際はまずチョークを全引きしてエンジンを始動し、始動後にチョークが全引きのままだとタイマーが作動して数十秒後にチョークが強制解除されてエンストするので始動したらすぐにチョークを手動で少し戻して暖気をします、チョークを引くと連動してスロットルバルブも強制的に開かれる(ファーストアイドル機構)のでそれで暖気を行うのが正しい始動と暖気の手順です。

なのでチョークを引いておけばファーストアイドル機構でエンジン回転数も上がるので本来はそれが正しい暖気なんですが私はチョークの多用はしたくないので始動後はすぐにチョークを戻してアクセルを踏んで回転を上げて暖気をしています^_^;

それでチョークなんですが、コスモAPはチョークは手動で戻すのが基本ですが、チョークを引いたままでもキャブレターのチョークバルブはキャブヒーターの作用で自動で開くようになっています、なのでチョークを引いたまま暖気してもオーバーチョークにはならないのです、でも私はすぐにチョークを戻しちゃいますね^_^;

では実際に確認してみます。


IGがONでチョークを全引きでエンジンを始動する前のキャブレターの状態です、チョークバルブが完全に閉じていますね。


エンジンの始動直後です、チョークバルブが少し開いていますね、チョークバルブが完全に閉じたままだとエンジンが始動した途端に混合気が濃くなり過ぎてエンジンがストールするのでエンジンが始動すると完爆ダイヤフラムの作用でチョークバルブが少し開くようになっています、エンジンが始動したらチョークを全引きから少し戻して暖気します。


赤の矢印で示しているのが完爆ダイヤフラムでエンジンが始動(完爆)するとエンジンの負圧でロッドを引っ張り、そのロッドの動きが青の矢印のハウジング中にあるチョークバルブを閉じさせるための渦巻きバネを張力を弱めます、チョークバルブは可動シャフトがチョークバルブの中心よりズレた位置に付けられているので閉じるバネ力が若干弱くなったチョークバルブはエンジンが始動するとバネの力が弱まった分開かれます。

画像の青の矢印のハウジング内にはキャブヒーターという電熱線もあり、チョークを引くと、その電熱線に通電され、チョークバルブを閉じるための渦巻きバネを温めます。

渦巻きバネはバイメタルという熱膨張率の異なる金属板を貼り合わせたもので作られていて、バイメタルは温度が上がると変形する性質なのでキャブヒーターで温められる事で渦巻きバネが熱で変形してチョークバルブが開かれます、なのでチョークノブを引いたままでも時間が経過すればキャブヒーターの作用でチョークバルブは開くようになっています、今回はその点検を行いました。


        エンジン始動後5分位・・チョークバルブは大分開いてきました。


チョークは引いたままです、このようにチョークを引いたままでもキャブヒーターによりチョークバルブは開かれます。


                エンジンも温まってきました。


エンジン始動後10分位・・チョークバルブは完全に開いています、チョークはまだ引いたままです。

今回はチョークを引いたままでもキャブヒーターの作用でチョークバルブが開いていく事を確認するためにチョークを引いたままにしていますが正しくは暖気の具合を見ながら手動でチョークを戻します。

青コスモのキャブヒーターは正常です、あとは水温が67℃近辺になると水温スイッチが切れてチョークの保持が解除されてチョークが完全に戻る事でキャブヒーターの通電が切れればOKです。

しかし・・いくら待っても全然チョークが戻りません、エンジンはもう十分に温まっている筈・・これは水温スイッチが切れていない?


水温スイッチのコネクターを抜くとチョークノブの保持が解除されてチョークが戻り、キャブヒーターへの通電も切れました。


水温スイッチの導通を調べると水温が上がっているのに導通しています、やっぱり水温スイッチがダメですね・・。

ところで・・水温スイッチのコネクターを抜いた時、一瞬ボボボッ!という吸い込み音のような音がしてアイドリングが一瞬不安定になりました、これは水温スイッチのコネクターを抜いた時にホットスタートリレー内の接点が切り替わる際に一瞬だけAAVのソレノイドへの通電が絶たれて瞬間的にAAVが開いたのではないか?と推測するのですが・・。

ところで青コスモは過去に何度かアイドリング中に突然ボボボッ!という吸い込み音のような音がしてアイドリングが瞬間的に不安定になる症状がありました(私は青コスモのクシャミと勝手に名づけました^_^;)ただ症状が出るのは極稀でしかも一瞬だけなので調べようがありませんでしたが、水温スイッチのコネクターを抜いた時の現象が過去のクシャミの症状と似ています。

もしかすると水温スイッチの不良でアイドリング時にON、OFFが勝手に切り替わった事でその際に先述のようにホットスタートリレーの接点が切り替わる際にAAVが一瞬開く事でアイドリングが瞬間的に不安定になったのではないか・・そんな推測をしてみました、あくまで推測なので原因が特定できたわけではないんですが・・。

元々キャブヒーターの点検だった筈が思わぬ形で水温スイッチの不具合を発見する事になりました^_^;

追記・・過去のブログで8年前にも私は青コスモのキャブヒーターの点検をしていました(爆)全然記憶になかったです・・この時は水温スイッチは正常だったようです^_^;
Posted at 2018/03/26 01:53:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年03月11日 イイね!

昔の映画やドラマに登場する車

昔の映画やドラマに登場する車3月になり気温も少しずつ上がってきて着実に春が近づいていますね、私の居住地は今年は雪が非常に多くて大変でしたが少しずつ雪も減ってきています、これからの天候や気温次第ではありますが来月にはコスモに乗れる事を期待しつつ、もうしばらくの辛抱です。

冬は寒くて何も出来ないので、どうしてもインドアになってしまいます^_^;なので旧車が出てくる昔の映像を観て楽しんだり・・私は昔の映画やTVドラマの映像を観るのが好きです、懐かしい俳優さんが出演していたり、旧車(当時は現行車種ですが)がバンバン登場しているので今見ると昔の作品ながら新鮮味も感じますね(^^)

トップ画像は1979年公開の松田優作さん主演の映画「処刑遊戯」から・・マツダが車両提供をしていたようで当時最新のマツダ車が登場しています。


            SA22CのRX-7がカペラ、ルーチェとカーチェイス!


                カペラがスピンターンして道を塞ぎ・・。


RX-7は路外に逸脱・・当時最新型のRX-7で最上級グレードのGTリミテッドだけあって、さすがに破壊はしていないものの、フロントスカートが凹んだのでは?とか、サイドシルやフロアは大丈夫かな?などと余計な心配をしてしまいます^_^;


         松田優作さんがルーチェのバンで敵から逃走するシーン。


               それを追うのは、これまたルーチェ!


  ルーチェ同士のカーチェイスです!今では絶対に見られない貴重な映像ですね。


              テールを振りながら逃げるルーチェバン。


ルーチェバンがスピンターンするシーン・・後ろのルーチェが追いついて、どちらのルーチェも当時の現行車種なので当てないように後ろのルーチェがブレーキをかけてますが接触してますね^_^;


                  ルーチェバンのスピンターン!

松田優作さんといえば何故かマツダ車との関わりが多いような気がします、単に偶然なのでしょうけれど・・^_^;


 1979年公開の映画「俺たちに墓はない」より・・サバンナに乗り込む松田優作さん。


松田優作さんのTVドラマ代表作品の一つである探偵物語・・マツダが車両提供をしていました。


1982年放送の火曜サスペンス劇場「死の断崖」より・・松田優作さんがコスモを崖下に転落させるシーン。


1983年放送のTVドラマ「熱帯夜」より・・松田優作さんがマーキュリークーガーの助手席に乗り込み桃井かおりさんの運転で警察から逃れるシーン・・ちなみに「探偵物語」ではベスパに乗っていた松田優作さんですが自動二輪の運転免許は持っていたものの自動車の運転免許は持っていなかったので映画の自動車の運転シーンの場面は合成や吹き替えだったのだそうです。


           急発進したクーガーは駐車していたファミリアAPに激突!


                 更にバックして30カローラに激突!


             暴走するクーガー・・その先にはコスモが(゜o゜)


               クーガーはテールスライドして・・。


                    コスモに激突!(>_<)


             更にバックしてボディーサイドをガリガリと・・(T_T)

コスモオタクの私ですが、さすがにこの画像だけではグレードの特定は難しい・・^_^;リミテッドではないのは一目瞭然ですが・・ホイールアーチモールが付いていないように見えるのでそうなればカスタムか、カスタムスペシャルか・・内装の色が分かればグレードが判明するんですが・・。
フェンダーミラーの形状やフロントのウインカーレンズが前期タイプのように見えます、そうなると昭和52年7月以前の車両のようですね。

このコスモ、塗装はツヤがなく程度はあまり良くなさそうな感じ・・廃車寸前の車だったのでしょうか・・このドラマは1983年の放送ですからこの当時は、そろそろ廃車になるコスモも出始めた頃でしょうね、この当時はただの古い車ですが今となっては勿体無い事です・・^_^;
Posted at 2018/03/12 00:45:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「マツダファンフェスタ2025 http://cvw.jp/b/293527/48588389/
何シテル?   08/08 21:32
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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76年式コスモAPリミテッドです。 現在の走行距離は実走12万Kmでボディーは部分的に補 ...
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現在所有している77年式コスモAPリミテッドです。 子供の頃に近所にあったコスモAPに ...
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