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2021年01月11日 イイね!

20歳の頃の愛車を振りかえって

20歳の頃の愛車を振りかえって今日は成人の日ですね、新成人の皆さんおめでとうございます。

20歳の頃の私は大学生で地元を離れてアパートで独り暮らしでした、なので成人式はその時に住んでいた市からの案内だったので地元ではありませんから当然知り合いは誰も居ないので私は出席しませんでした(^^;)

タイトル画像は当時の愛車のAE86・・もう30年前です、懐かしいですね、今でこそ4WDでATの安楽なマークⅡに乗っている私ですが本来は大のFR&MT党です、まぁコスモの維持でやっとの現在は足車にかけるお金がなくマークⅡもタダで入手した車でしたから選択肢もなかったのですが・・でもマークⅡに不満はなく、いつも足車として活躍してくれて感謝しています。

私が車に乗り始めた頃の北海道は今ほど4WD車の比率は高くありませんでしたがFR車のスポーツモデルは少なくなりつつありました、雪国では不利だと分かっていても私はFRに拘り、AE86に乗っていましたがFFや4WDに乗った事がなかった私はそのメリットを体感していないのでFR車でも特に不便を感じた事はありませんでしたがFRの冬道で苦労するのは発進時です、ちょっと雪が深かったりすると、最初の頃はLSDが付いていなかったのでオープンデフだと片輪が空転して発進出来なかったりする事があるのでそんな時はサイドブレーキを引きながら発進するといったようなFRならではの苦労もありましたが、それでもFRが嫌になった事はありませんでしたね。

冬のFR車となればカウンターステアは日常茶飯事でしたが、足車が初の4WD所有車となったミラではカウンターを当てる事が殆どなくなったのは楽というより違和感がありましたね(^^;)なのでミラは無理やりカウンターを当ててましたが(笑)

AE86は軽量なFR車でしたから楽しかったですね、アフターパーツも豊富だし構造が簡単なので自分で手を入れる事も出来ました、普通に走れば結構燃費も良いし、私の愛車は3ドアハッチバックだったので意外と荷物が積めて実用性もありました、排気量が小さいので自動車税も安く(更に当時は積雪軽減措置で本州より自動車税が安かった)維持は楽な車でした。


友人の白黒AE86と・・この白黒AE86が後に私の2代目の愛車となりました、この頃のヘッドライトは今のようなHIDやLEDではなかったので私は130Wのハイワッテージのバルブを付けていました(130W相当ではなく本当の130Wのバルブです)


130Wものハイワッテージバルブをそのまま付けると配線が燃えるので昔はこのようなリレーキットが売られていました、私はフォグランプもハイワッテージバルブを入れていたのでフォグランプだけでも走れるくらい明るかったですね、今はLEDが全盛ですが30年前は最先端のヘッドライトチューンでした、ヘッドライトがガラスレンズだった昔の車だから出来た技でもありますね。


唯一気に入らなかったのがデジパネでした、AE86の前期3ドアGT-APEXはデジパネが標準装備だった事を当時は知りませんでした、私はOPだと思っていたので何でこんなOP付けたんだよ~と思いつつも当時人気車種で中古車のタマ数もなかったのでそこは我慢しました。

若い頃でしたから未熟な運転で随分と壊しましたね(汗)友人からもらったPOTENZAのRE45というラリー用のスタッドレスタイヤを履いて走っていてアイスバーンで全く効かず縁石にぶつかってジャンプして足回りがダメになってしまい・・タイヤの位置が狂ってマトモにハンドル操作が出来ない状態で解体屋に行って中古部品を買って直したり・・(^^;)リヤのホーシングの横方向の位置決めをしているラテラルロッドはクラッシュで「くの字」に曲がって3回位交換しましたね。

構造が簡単で自分で整備出来るところが良かったですね、カーショップで強化サスを組んでもらった時に作業を見ていてこれなら自分でも出来そうだと思ったのが自分で車をイジるキッカケになりましたから現在コスモを自分でメンテナンス出来ているのはAE86に乗っていたおかげだと思っています(^-^)やはり最初の愛車ですから30年経った今でも印象深い車ですね。


30年近く前の私・・この頃ギターを少しカジっていてアパートの部屋で弾いているんですがエレキギターだとアンプに繋がなければ部屋で練習するには丁度良い音量なんですがアコースティックギターは結構音が大きいのでサウンドホールにテープを貼って音を小さくして練習してました、安普請のアパートでしたからね、今は指も動かず絶対にギターなんて弾けませんね、まぁ元々カジってた程度ですが(笑)この頃は若かったのでスリムだったんですが今は見る影もありません(爆)でも若い頃は喫煙者で、この写真も咥えタバコで弾いてるんですが今はタバコをやめたのでそこだけは昔より健康的になりましたが体力は落ち、老眼で視力も落ちてきて・・なので最近はシールドビームのコスモは夜の運転が厳しくなってきたのでヘッドライトの光度UPを考えています、どちらにせよ青コスモは毎回車検時にヘッドライトの光度が合格ギリギリなので・・今の状態だと次回は多分通らないと思われるほど暗いのです(^^;)

いずれにせよ今は早く春になってほしいです、寒さと雪は嫌ですね・・。
Posted at 2021/01/11 01:17:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2021年01月07日 イイね!

新年ですね

新年ですね遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます、といってもコロナ禍は相変わらずで緊急事態宣言も発令されて新年の祝賀ムードはないですが・・コロナに感染しないようにマスク、うがい、手洗い等、私も気を付けていますが目に見えないだけに怖いですね、医療従事者の方々には心より応援を申し上げる次第です。

今日はコスモのボンネットにお供えした鏡餅を降ろし、ボディーに被せている毛布をめくってダッシュボードが割れていないか、ちょっとビビリながら確認しました(^^;)


割れてなくてホッとしました、何年か前のお正月にエンジンをかけてその時は何ともなかったのに、その2日後にダッシュボードが割れていたのにはビックリでした。

割れを修理して初めての厳寒期ですが、素材が収縮する厳寒期は特に割れやすくて心配になります、ここ数日は朝の気温がマイナス20℃位でしたので厳寒期のテスト?としてはうってつけだったかも知れません、この気温で割れていなければ暫くは大丈夫でしょう(^-^)

いつもならエンジンを始動するところなんですが厳寒期に無理にエンジンをかけるのもなぁ・・というのとアイドリングしか出来ませんからカーボンが溜まるような気がするので冬季はエンジンをかけない事にしました、エンジンをかければヒーターも使いますからダッシュボードに寒暖差を与えるのも良くない気がして・・まぁ衝撃を与えたりしなければ大丈夫だと思いますが。

そういえば以前に隣町のワンオーナーのコスモAPオーナーさんが冬の夜に踏切の段差を通過した際にバキッ!と音がしてその時は夜で分からず、翌朝に乗ったらダッシュボードが割れていたと言っていました、冬は気温の低下で素材が硬化したり収縮する事でダッシュボードには厳しい季節ですね、白コスモも冬眠している間にダッシュボードが割れていたし(^^;)何はともあれダッシュボードが無事で何よりです(笑)


冬は何も出来ないので、せめてもの作業という事で代替ローターハウジングを部屋に持ち込み、以前にプラグホールを拡大した際の切削痕が粗いのでGM-8300という高性能の金属粉入りエポキシパテを塗って磨きました、まぁ性能には全く関係ないし大して目立たない部分ですから完全に自己満足ですが(笑)このGM-8300というパテはなかなかの優れモノで、10年前に白コスモの外装を部分補修した際に鈑金パテの代わりに使いましたが施工して10年が経過してもパテ痩せや剥がれは一切なくエポキシで防錆力も優れているので錆も出ていません、接着力が強く耐熱性もあり、私は信頼して使っていますがちょっと高価なので鈑金パテの代わりにするには面積が少ない個所でないと不経済かも知れません。


メッキが剥離したコスモのローターハウジング・・予想外のメッキ剥離で苦労するハメになったわけですが40年以上経ってますからね、まぁ仕方ないですが・・(^^;)

ロータリーエンジンといえばアペックスシールの開発にマツダが苦心した事はロータリー車オーナーさんなら良く御存知だと思います、ロータリーエンジン発売当初はアルミニウムを含侵させたカーボン製のアペックスシール、そして排気ガス規制や燃費改善でシール性に優れた分割タイプの金属製のアペックスシールへと進化していきました、しかしロータリーエンジンにとってアペックスシール同様に重要なのがローターハウジングのトロコイド面の処理でした。

ローターハウジングはアルミ製なのでアペックスシールが接するトロコイド面には耐久性を確保するためにクロームメッキされていますがコスモスポーツのような初期の頃のローターハウジングはアルミの地肌に直接クロームメッキをしていました、しかしクロームメッキの密着が良くなかったので昭和45年にカペラがデビューした際の新型12Aのローターハウジングはアルミの上に炭素鋼を溶射してその上にクロームメッキを施して密着性の向上を図り、これをTCP処理と呼んでいました。

やがてトロコイド形状の鋼板をハウジングに鋳込み、その上にクロームメッキを施すSIP処理へと変化しました。


これはコスモのローターハウジングのトロコイド面です、矢印の部分を良く見ると鋸刃のようなギザギザがありますね、このギザギザの部分がハウジングに鋳込まれた鋼板で、ハウジングとの食い付きを良くするためにこのような鋸刃の形状になっています、そしてクロームメッキ処理の際に電極の電流操作でメッキの表面に網目状の微細な傷を付ける事でオイルの油膜が保持出来るようになっています、ポーラス処理と呼ばれるものです。


これはサイドハウジング・・コスモスポーツのエンジンはサイドハウジングもアルミ製なので耐摩耗性向上のために炭素鋼を溶射していましたが、それ以降のロータリーエンジンはサイドハウジングが鋳鉄製になり、更に1979年からサイドハウジングに窒化処理という表面硬化処理が行われるようになり、これによってロータリーエンジンの白煙問題は完全に解消しました、しかし私の赤コスモは1977年製で、この処理が行われる前でした(^^;)


ロータリーエンジンはこうした地味な努力によって進化し耐久性も向上しました、ロータリーエンジンの進化は金属素材の表面処理技術の進化でもありますね、進化というとスペックの数値ばかりに目が行きがちですが、こうした表に出ない技術の進歩にはエンジニアの方々の多大な努力があった事を忘れないようにしたいものです(^-^)
Posted at 2021/01/07 22:22:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「初始動 http://cvw.jp/b/293527/48382128/
何シテル?   04/20 16:59
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
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