• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

CD23Cのブログ一覧

2021年01月07日 イイね!

新年ですね

新年ですね遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます、といってもコロナ禍は相変わらずで緊急事態宣言も発令されて新年の祝賀ムードはないですが・・コロナに感染しないようにマスク、うがい、手洗い等、私も気を付けていますが目に見えないだけに怖いですね、医療従事者の方々には心より応援を申し上げる次第です。

今日はコスモのボンネットにお供えした鏡餅を降ろし、ボディーに被せている毛布をめくってダッシュボードが割れていないか、ちょっとビビリながら確認しました(^^;)


割れてなくてホッとしました、何年か前のお正月にエンジンをかけてその時は何ともなかったのに、その2日後にダッシュボードが割れていたのにはビックリでした。

割れを修理して初めての厳寒期ですが、素材が収縮する厳寒期は特に割れやすくて心配になります、ここ数日は朝の気温がマイナス20℃位でしたので厳寒期のテスト?としてはうってつけだったかも知れません、この気温で割れていなければ暫くは大丈夫でしょう(^-^)

いつもならエンジンを始動するところなんですが厳寒期に無理にエンジンをかけるのもなぁ・・というのとアイドリングしか出来ませんからカーボンが溜まるような気がするので冬季はエンジンをかけない事にしました、エンジンをかければヒーターも使いますからダッシュボードに寒暖差を与えるのも良くない気がして・・まぁ衝撃を与えたりしなければ大丈夫だと思いますが。

そういえば以前に隣町のワンオーナーのコスモAPオーナーさんが冬の夜に踏切の段差を通過した際にバキッ!と音がしてその時は夜で分からず、翌朝に乗ったらダッシュボードが割れていたと言っていました、冬は気温の低下で素材が硬化したり収縮する事でダッシュボードには厳しい季節ですね、白コスモも冬眠している間にダッシュボードが割れていたし(^^;)何はともあれダッシュボードが無事で何よりです(笑)


冬は何も出来ないので、せめてもの作業という事で代替ローターハウジングを部屋に持ち込み、以前にプラグホールを拡大した際の切削痕が粗いのでGM-8300という高性能の金属粉入りエポキシパテを塗って磨きました、まぁ性能には全く関係ないし大して目立たない部分ですから完全に自己満足ですが(笑)このGM-8300というパテはなかなかの優れモノで、10年前に白コスモの外装を部分補修した際に鈑金パテの代わりに使いましたが施工して10年が経過してもパテ痩せや剥がれは一切なくエポキシで防錆力も優れているので錆も出ていません、接着力が強く耐熱性もあり、私は信頼して使っていますがちょっと高価なので鈑金パテの代わりにするには面積が少ない個所でないと不経済かも知れません。


メッキが剥離したコスモのローターハウジング・・予想外のメッキ剥離で苦労するハメになったわけですが40年以上経ってますからね、まぁ仕方ないですが・・(^^;)

ロータリーエンジンといえばアペックスシールの開発にマツダが苦心した事はロータリー車オーナーさんなら良く御存知だと思います、ロータリーエンジン発売当初はアルミニウムを含侵させたカーボン製のアペックスシール、そして排気ガス規制や燃費改善でシール性に優れた分割タイプの金属製のアペックスシールへと進化していきました、しかしロータリーエンジンにとってアペックスシール同様に重要なのがローターハウジングのトロコイド面の処理でした。

ローターハウジングはアルミ製なのでアペックスシールが接するトロコイド面には耐久性を確保するためにクロームメッキされていますがコスモスポーツのような初期の頃のローターハウジングはアルミの地肌に直接クロームメッキをしていました、しかしクロームメッキの密着が良くなかったので昭和45年にカペラがデビューした際の新型12Aのローターハウジングはアルミの上に炭素鋼を溶射してその上にクロームメッキを施して密着性の向上を図り、これをTCP処理と呼んでいました。

やがてトロコイド形状の鋼板をハウジングに鋳込み、その上にクロームメッキを施すSIP処理へと変化しました。


これはコスモのローターハウジングのトロコイド面です、矢印の部分を良く見ると鋸刃のようなギザギザがありますね、このギザギザの部分がハウジングに鋳込まれた鋼板で、ハウジングとの食い付きを良くするためにこのような鋸刃の形状になっています、そしてクロームメッキ処理の際に電極の電流操作でメッキの表面に網目状の微細な傷を付ける事でオイルの油膜が保持出来るようになっています、ポーラス処理と呼ばれるものです。


これはサイドハウジング・・コスモスポーツのエンジンはサイドハウジングもアルミ製なので耐摩耗性向上のために炭素鋼を溶射していましたが、それ以降のロータリーエンジンはサイドハウジングが鋳鉄製になり、更に1979年からサイドハウジングに窒化処理という表面硬化処理が行われるようになり、これによってロータリーエンジンの白煙問題は完全に解消しました、しかし私の赤コスモは1977年製で、この処理が行われる前でした(^^;)


ロータリーエンジンはこうした地味な努力によって進化し耐久性も向上しました、ロータリーエンジンの進化は金属素材の表面処理技術の進化でもありますね、進化というとスペックの数値ばかりに目が行きがちですが、こうした表に出ない技術の進歩にはエンジニアの方々の多大な努力があった事を忘れないようにしたいものです(^-^)
Posted at 2021/01/07 22:22:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月13日 イイね!

コスモ歴18年

コスモ歴18年平成14年12月初旬に赤コスモが納車されてから今月で18年になりました、トップ画像は赤コスモを手に入れて1年位の頃ですが、この当時はデジカメを持っていなかったのでフィルム特有の写真の感じがまるで昭和のような・・(笑)

コスモを探し続けて約3か月、思ったより早く見付ける事が出来ました、何せ当時でも既に希少車でしたからそう簡単には見付からないだろうと覚悟はしていました。

コスモを探し始めた頃、関西の旧車ショップに1台赤のコスモAPリミテッドの販売車両があったんですが高価(今の相場ならバーゲンプライスですが)だったので手が出せませんでした。

当時はPCを持っていませんでしたから情報といえば中古車雑誌だけ・・しかしさすがにそれでは見付からないだろうとネットカフェに通い詰めてコスモ探しをする日々・・人生であんなに頑張った事は他にありません(笑)

その頃の私の希望は赤のリミテッドだったので赤内装が必須条件でした、赤内装であればボディー色が赤でなくても全塗装すれば赤のリミテッドになりますからね(笑)

ネットカフェに通って探し続けましたがそう簡単に見付かるはずもありません、そんなある時、書店で中古車雑誌の北関東版があったので北海道では珍しいな~とパラパラとページをめくっていたら・・何と!リミテッドの販売車が!これは衝撃でした、ネットであれだけ探しても見付からないのに、まさかこんなアナログな手段で発見するって・・販売されていたのは群馬県だったかな~確か51年式で走行距離が5万km位のシルバーのリミテッドでした、ただ写真が小さくて白黒だったので内装の色は分からず・・色もシルバーと書いてあるだけで白黒の小さな写真からは詳細が分かりません、それでも遂に発見したコスモAP!まだ手に入れたわけでもないのに嬉しかったですね。

そこで早速ネットカフェに行き、その中古車雑誌のHPで群馬県で検索すると何故か出て来ない・・え?雑誌には出てたのに・・売れてしまったのかな・・ガッカリしながらも、どうせ無いだろう、と全国で検索したら出て来たのが現在の愛車となった赤コスモと白コスモでした!おぉ~出た~!この中古車雑誌のHPも当然ながら頻繁にチェックしてたんですが、それまでは全然コスモが出て来なかったのに出て来る時はあっさりと、しかも2台・・何か運命的なものを感じました。

この時は赤コスモを選びましたが後に白コスモも愛車になりました、不思議な縁です(笑)それにしても最初に中古車雑誌で発見したあのコスモ、どうなったかな~今でもたまに気になったりしますね(^^;)

やがて青コスモも愛車となり、現在に至りますがこれまで大きな問題もなく無事にここまで維持して来れたのは大変ありがたい事です。

それで赤コスモですが・・3台のコスモの中でも最初に手に入れた記念すべき大切な愛車です、約10年という長い期間休眠させてしまって申し訳なく思っていました、そこでようやく今復活へ向けて歩み始めたわけですがエンジンOHで分解したら、まさかのローターハウジングのメッキ剥離が判明(T_T)


  代替品を入手したものの、ポン付けは出来ないので若干の加工が必要になります。


悩みどころの一つが新タイプのプラグしか使用出来ない事でした、旧タイプのプラグは全長が短いので締め付け部分の六角がローターハウジングの穴に入ってしまうのでプラグレンチが入らないため締め付けが出来ません。


そこで六角部分が入る穴を削って拡げてプラグレンチが入るようにしました、こうすれば旧タイプのプラグが使用出来ます、新タイプのプラグは高価なので・・(^^;)手作業で削ったので穴の形状はちょっとイビツですが、まぁじっくり見るような部分でもないので・・機能優先という事で良しとします(笑)


それよりも頭を悩ませていたのがこの部分、本来はここに穴が開いていてウォータージャケットの冷却水がその穴からインマニの通路に入り、インマニを加熱する事で燃料の気化を促進するのですが、このハウジングは穴が開いていません。


これが本来のハウジング・・このように穴が開いており、この部分はインマニとの合わせ面ですが画像のように穴の周囲に段差があり、そこにOリングが入ってインマニの合わせ面と接触する事で冷却水をシーリングしています。

代替ハウジングにウォータージャケットに貫通させて穴を開けるのは難しい事ではありませんがOリングが入る溝を正確に加工するのは手作業では不可能です、Oリングのアタリ面の平滑さや角度等、正確に加工しないと冷却水が漏れてしまいます。


矢印の穴から冷却水がインマニの通路に入ってインマニを加熱するようになっています。

ローターハウジングやインマニのアタリ面に溝加工をするのは難しい・・どうやって冷却水をシーリングするか・・例えばOリングを使わずにインマニのガスケットにシーラーを塗って組付ける・・これでもイケるのかも知れませんが何か心もとないような気がして・・出来ればOリングでシールしたい・・。

そこで思い付いたのが溝加工を一切せず、インマニのアタリ面と代替ローターハウジングの冷却水穴のアタリ面は共に平面だから、その間にOリングを挟んでシールをすれば良い、ただしそのままインマニを取り付けるとOリングが潰れ過ぎて損傷するのでインマニのアタリ面とローターハウジングとの間に薄いスペーサーを製作してそのスペーサーも一緒に挟んでインマニを固定するというものです。

本来のローターハウジングの冷却水穴のOリングが入る溝の深さは2mmでしたので、2mm厚のアルミ板で吸気穴や冷却水穴をインマニガスケットと同じ形状に加工したスペーサーを作ればOリングで冷却水をシール出来ます、つまり2mmのスペーサーをインマニのアタリ面に付ける事でインマニのアタリ面に2mmの溝を掘ったのと同じ事になるわけですね。

この2mmというのが大事で、これより少な過ぎても多過ぎてもいけませんから、この数値を変えないようにスペーサーを2mmで製作し、なおかつインマニの合わせ面とスペーサーの間は液体ガスケットでシールします、インマニの合わせ面とスペーサーの間に厚いガスケットを入れるとOリングが入る部分の深さが2mm以上になって深くなってしまい、Oリングの潰れが少なくなってシール性が落ちる可能性があるのでインマニの合わせ面とスペーサーの間は厚みを限りなく小さくするために液体ガスケットでシールする事が重要ですね、なおスペーサーとローターハウジングの間は今までのインマニのガスケットで大丈夫です。

この方法なら難しい加工をしなくてもイケそうです、今は寒いので作業をするのは来春になってからですね(笑)

インマニを加熱する事で燃料の気化を促進するというのはキャブレター時代では一般的な事でした、キャブレターで燃料を霧状にされた混合気はインマニを通って燃焼室へと送り込まれるわけですが実際はインマニの壁面に燃料が付着して液状のまま流れている部分もあります、そしてインマニ内では混合気が各燃焼室へと分配されるのですが、どうしても混合気が均等にならずに濃い部分があったり薄い部分があったりします、そうなると燃焼が安定しないので運転フィーリングを向上させるためにはどうしても混合気を少し濃いめにしなければなりません、インジェクションに比べてキャブレターが燃費で不利なのはこういった事情もあるわけですね。

インマニを加熱する事でインマニ壁面に付着した液状の燃料を気化させる事で混合気の空燃比のバラつきを出来るだけ抑えて均等に燃焼室に混合気を分配出来るように配慮されています、今と違ってアナログな方法ではありますが当時はそれなりに高度な理論で設計されていたわけですね。

それにしても部品一つ流用するだけでも色々と悩みますね、まぁ電子制御じゃないだけマシなのかも知れませんが(^^;)
Posted at 2020/12/13 22:09:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月30日 イイね!

過去の広島里帰りを振り返って・・。

過去の広島里帰りを振り返って・・。先日、部屋を片付けていたらデジカメのSDカードを発見しました、中身を見ると2010年の広島里帰りの際の画像でした。

今年は本来ならコスモAP発売45周年の広島里帰りミーティングが行われる予定でしたがコロナの影響で中止になってしまいました、今年はマツダの創立100周年という記念すべき年なので本来なら祝賀ムードでミーティングも大いに盛り上がった筈ですが、まさかこんな年になるとは・・(゜o゜)

2010年の里帰りミーティングの画像を見付けたついでと、今年は広島に行けなかった事もあるので今回は2010年の里帰りミーティングの道中をメインにちょっと振り返ってみたいと思います、道中をメインというのは、この時はとにかく道中がきつかったからです(笑)もちろん広島に行くのは楽しい事なんですが、この時は予定が随分と狂ってしまい殆ど休む間もなく走り続けるハメになってしまったのです(^^;)

里帰りの出発まで私はひたすら白コスモのメンテに勤しんでいました、もっとも機関の調子はとても良かったので外装の小傷等の補修塗装をメインに作業をしていました。

仕事を終えてからの作業で、しかも塗装となれば下地処理からですから時間も掛かりますので、最初は最小限の範囲に留めようと思っていましたが、あれも気になり、これも気になりとやっていたら結局ボディーの下半分のほぼ全てを塗装してしまいました、出発直前になると深夜まで作業をしていましたから今思えばこの時点で既にきつかったですね(笑)

ようやく全ての作業を終えて移動させようとエンジンをかけようとしたらバッテリーが上がっていて・・とりあえずジャンプスタートしてエンジンをかけて1時間以上そのままにしていたんですが、エンジンを止めてセルを回すと回転が弱い・・バッテリーに全然電気が溜まっていないのですが、この時はバッテリーがダメなんだろうと深く探求もせずに他のコスモのバッテリーと付け替えて解決したと思っていました、これが後になって思わぬ事態となるのですが・・。

そして出発当日、本来は仕事から帰宅してすぐに就寝して夜中に出発という予定でしたが、荷物の積み込み等の準備がまだ終わっていなかったのでそれらを済ませて就寝し、出発は朝になりました、でもそれ位の遅れならまだよかったのですが・・。

自宅を出発して数十分、高速道路に入って快調に飛ばします、気分良く運転していましたがトンネルに入ってライトを点灯した時に異変を感じました。

今の車には付いていませんが発電能力の低かった昔の車にはアンメーター(電流計)が付いている車が多く、コスモもアンメーターが付いているんですがライトを点灯するとアンメーターの指針が放電側に振れています、アイドリングのように発電量が少ない時ならともかく、熱線やクーラーのような消費電力の多い電装品を作動させているわけでもなく、しかも高速走行をしているのにアンメーターが放電側に振れるのはおかしい・・。

白コスモは入手時から、たまにアンメーターが一瞬だけ放電側に振る事がありました、でもそれは本当に一瞬だけなのでレギュレーターの調子でも悪いのかな~まぁ走行に支障はないのでいずれ交換してみようかという程度の軽い気持ちでいたんですが今回は放電側に振ったまま・・ライトを消せば指針は通常の位置に戻るので発電量が足りていないような感じ・・。

自宅を出発して2時間・・う~ん、これは困ったな、まだ先は長いのにどうしよう・・しかし不安を抱えたまま走り続ける事は出来ません、高速を降りて電器店でサーキットテスターを買い、充電電圧を測定すると、やはり少し低い・・思い切って自宅に引き返す事にしました。

今思えば、バッテリーを付け替えて解決したと思っていましたが、既にあの時に充電系統に異変が起きていたんですね・・(^^;)

そして自宅に戻り、他のコスモのオルタネーターとレギュレーターに付け替えて充電系統は無事に復活しました、しかし時間はもう夕方に・・そうなればついでに夕食を食べて風呂にも入って・・するとすっかり夜になってしまいました、大幅な時間のロスです。


そしてようやく再出発です、まぁ夜に出発するほうが何故か遠方に出かけるという気分になれるような・・最初の里帰りが深夜の出発だったからかな。


とりあえず函館を目指して高速を走り続けます、途中で輪厚のSAで少し仮眠、といっても私は寝つきが悪いので殆ど寝れず・・仮眠後、再び函館を目指して高速を走り続けます、青函フェリーが朝の7時の出航なのでそれまでに函館に行かなければなりません。


無事にフェリーに乗船し、青森に上陸して、いよいよ本州を走り始めます、それまでのドタバタで疲れ気味の私もテンションが上がります。


           これは岩手県の岩木山SA・・ここで少し仮眠。


更に走って前沢SAで車中泊をして朝起きると外は雨・・せっかく塗装して綺麗にしたのに(^^;)

では広島目指して出発です、まだ半分も来ていないのに、この時点で結構疲れが溜まっていました、何度か仮眠はしているものの私は寝つきが悪い上に車内では足も伸ばせませんし、寝ても眠りが浅くて全然寝た気がしない・・。

福島県まで来たところで風呂に入りたくなって一旦高速を降りて温泉の看板を見付けたので行ってみるも何故か温泉は見付からなくて山道を何度も行ったり来たり・・ラチが開かないので街のほうに行ってみるとネットカフェがあったので急遽会員になってそこでシャワーを浴びてサッパリ(^^♪会員カードは今も記念に持っています(笑)

更に走り続けて東京が近づいてきました、本来は東京でお仲間と合流して一緒に広島に行く予定でしたが田舎者の私はあろうことか降りる出口を間違え埼玉に降りてしまいました、単に私がド田舎者だという事に尽きますが、この時はもう結構疲れていて思考能力がかなり落ちていたのも事実でした(^^;)

降りてから間違いに気づいた私・・とりあえずお仲間には電話で事情を説明して先に行ってもらう事にしました、さてどうしよう・・カーナビは付いていないし・・。

出発前は「どうせ全部高速で移動するんだからナビとか別にいらないっしょ」と軽い気持ちで、全国版の地図しか持ってきませんでした(^^;)何せ土地勘が全くないので現在地が何処なのかさえ分かりません、1時間ちょっと迷いましたが、それでも何とか東京に入る事が出来ました。


東京の何処かの筈ですが田舎者の私はこれが何処なのか全く覚えていません、というか何処なのかも分からず走っていました、道を間違えてしまった事で疲れが更に増加してしまいました。

それでも何とか東名高速に乗る事が出来たので少し安心はしましたが疲れは溜まる一方で、静岡あたりまで来た時は疲れのピークでした、90km/hで走る車にも付いていけなくなり、これはさすがに危険だと思い浜名湖SAで寝る事にしたんですがパーキングスペースにコスモを停めて外に出ると足がフラつきました(汗)やはり出発予定が一日遅れてしまったために休憩が十分に出来ずに大変ハードな道中になってしまいました。


朝になり再び走り始めます、寝た事で多少は体力も回復はしましたがそれでも寝たのは多分3~4時間位・・。


宝塚で渋滞にハマり1時間ほどのロスがあったもののそれ以外は車の調子も良く順調でした、ようやく広島が近くなってきた気がしました。


山陽道を広島に向かって走り続けます、そして目的のICに到着して記念に写真を撮っていたら通り過ぎてしまい・・(^^;)仕方なく次のICで降りたんですが、さて道が全く分からない(爆)しかし適当に勘で走っていたら何とすんなりマツダ本社に到着!これは未だに奇跡だと思っています(^^;)


里帰りミーティングも大盛況で、最後にお仲間の皆さんとコスモAPの聖地ドライブイン飛脚で記念撮影、残念ながら飛脚はもう閉店してしまいましたがとても良い記念になりました。


         大変趣のある建物でした、閉店は本当に惜しいです。


帰りはX208さんに高速まで先導して頂いてお別れです、帰路の始まりはとても寂しく感じましたね。


               岡山の吉備SAでちょっと休憩。


          深夜のフェリーに乗船するため敦賀に向かいます。


敦賀に到着、旅費がギリギリになってフェリー代が足りるかちょっと焦った記憶があります(^^;)


フェリーの中では何もする事がなく殆ど寝ていました、やっぱり旅の終わりは寂しいものです。


                 翌日、苫小牧に到着。


              後は慣れた道です、高速で自宅に戻ります。


無事に自宅に到着、一週間ぶりです、最初のドタバタで予定が狂ってハードな旅になってしまいました、疲れで非常にきつい道中ではありましたが今思えばそれも思い出ですね(笑)
Posted at 2020/12/01 00:43:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月22日 イイね!

ローターハウジング

ローターハウジング赤コスモのエンジンOHで分解して発覚したローターハウジングのメッキ剥離・・白煙が酷かったもののエンジンの調子は良く、厳寒期の始動性も良好だったので、まさかハウジングにダメージがあるとは思っていなかったので、まさかのメッキ剥離は予想外の事でした。

新品のハウジングがあれば交換すれば済む事ですが既にハウジングが生産中止になっている事は知っていましたからメッキ剥離を発見した時はショックでしたね(^^;)

メーカーから新品ハウジングが出ない以上は中古良品、デッドストック品、流用品のいずれかを見付けるか、エンジン自体をFDやRX-8といった新しい13Bに載せ替える事になりますが、それは簡単な事ではないですし私としては出来るだけオリジナルを維持したいので何とかローターハウジングを見付けたいところです。

中古良品やデッドストック品は何処かにあるのかも知れませんが、それを探す術がありませんし必ず出て来るという保証もありません。

そこで流用品を考えますが旧式の13Bは新しいタイプの13Bとは全然別物なので部品の互換性は殆どありません。

う~ん、どうしたものか・・。

そこで色々と手を尽くしまして何とか流用が出来そうなハウジングを入手する事が出来ました、ただ詳細は良く分かりませんので何用といった事はここでは書きませんがREAPS用ではないのでポン付けというわけにはいかず、多少の加工が必要になります。


            では入手したハウジングを見ていきます。


コスモのハウジングと比較・・インマニの水穴が塞がっているのと排気ポート下の二次エアー用の穴がありませんね。


             二次エアーの穴はこれです。


反対側にもあります、このハウジングではインタメから二次エアーが供給されるようです、熱交換器が付く前のREAPS-4以前の古いタイプと同じですね、なのでこのハウジングは前後ローターの区別はなくどちらでも使用出来るものです。


   加工は、ここに穴をあけて水路に貫通させ、Oリング用の溝を掘る事になります。


          二次エアーの穴は本来の位置に穴を開ければ・・。


ちょうどエアーの供給穴の辺りに貫通しそうです、ただしREAPS用では穴からの二次エアーはノズルで直接排気ポート付近に噴射されますが、これだと二次エアーはハウジングの左右の穴に分かれて流入して噴射される事になるので排気ポートへの噴射圧力は下がるのでは・・その代わりREAPSのノズル1か所の噴出と違って二か所の穴からエアーは噴出されますが、果たして上手く排気ガスの酸化反応が行われるかどうか・・。


プラグです、これはコスモのハウジングに旧タイプのB7EMのプラグを装着した状態。


これは入手したハウジングに旧タイプのプラフを装着した状態、プラグは入るんですが周囲の穴が狭くてプラグレンチが入りませんので締め付けが出来ません。


これはFDのプラグですが、FDやRX-8の新しいタイプのプラグは取り付け座面から締め付け用の六角部分までの長さが長いので新しいタイプのプラグは装着出来ますが旧タイプのプラグは使えないんですよね・・(´Д`)


排気ポートを比べてみます、コスモAP用に比べると小さいですね、それとポート下端がコスモAP用より下なので排気が開くタイミングが少し早いですね。

排気ポートが開くタイミングが早くてポート自体が小さいとなるとオーバーラップも小さくなる事になりますね、排気ポートが小さいというのはちょっと気になるな~ポートタイミングが変わる事も気になりますが。



古いデータで恐縮ですが昭和40年代のRE車のポートタイミングです、車種によってポートタイミングが異なりますね。

ところでコスモAPの13Bのポートタイミングは吸気側の開きがATDC32°で閉じがABDC40°、排気側の開きがBBDC71°で閉じがATDC48°となっています、オーバーラップは16°ですね。

ちなみにプログレスコスモの希薄燃焼タイプの13Bのポートタイミングは吸入側はコスモAPと同じで、排気側が開きBBDC75°で閉じがATDC38°となっています、オーバーラップは6°と、コスモAPよりかなり小さくなっています。

そうなると入手したハウジングのポートタイミングだとプログレスのポートタイミングに近いようです、排気の開きがコスモAPより4°早くて閉じるのが10°も早いとなればプログレスはコスモAPより排気ポートが小さいと思われます。

それで入手したハウジングですが・・そのままの状態だと排気の開くタイミングが早くなってオーバーラップが、かなり小さくなるというポートタイミングになります、、まぁレースをするわけではなく街乗りがメインですからオーバーラップは大きくする必要はないですが排気ポートがコスモAP用より小さいというのは気分的にどうも・・(^^;)

排気ポートの上側を削ってポートの高さをコスモAP用と同じにすれば、コスモAPの排気ポートの開きと閉じを少し早くしたオーバーラップが少し小さいポートタイミングになる・・元のポートタイミングに一番近くするにはそれしかない・・。


削りました、気分はチューナー?でも本当はポートの加工とかはしたくないんですが仕方ありません。


適当な作業台がないのでレジャーテーブルにハウジングを置いて座って削っていたら何と!私の重さで?椅子の部分が突然割れて尻もちをついてしまいました、弾みでリューターを持つ手元が狂ってしまいましたがハウジングの内側には保護のためにガムテープを何重にも貼っておいたので幸いハウジング内壁には傷を付けずに済みました、危なかったな~ハウジング内壁に大きな傷を付けてしまったらハウジングはゴミになってしまいますから・・それにしても、そんなに私は重たいのだろうか?いやきっと素材の樹脂が劣化してたんですね、きっとそうだ(爆)


削り終えたところでFDのハウジングとポートタイミングを比較してみます、FDのほうが開き始めが少し早いですね、FDの排気の開き始めはBBDC75°でプログレスと同じですが入手したハウジングはそれよりも少し開き始めが遅いようですね、コスモAP用の71°より早くてプログレス用より遅いとなると入手したハウジングの排気の開き始めはBBDC73°位?そうなればポートの大きさ(高さ)は上側に削ってコスモAP用と同じ大きさにしたので排気の閉じ終わりはATDC46°位?するとオーバーラップは14°なのでコスモAPのポートタイミングと大きくは違わない事になります、まぁこんな事はいくら考えても実際にやってみないと分かりません、果たしてこれで上手くいくのか全く自信はありませんが・・まぁこれから冬に向かっていきますし今すぐにエンジンを組むというわけではないので、とりあえず暫定の方法としておきます、もう少し旧タイプのハウジングを探してみます(^^;)
Posted at 2020/09/23 01:11:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月09日 イイね!

白コスモを一時抹消

白コスモを一時抹消先月の14日に車検が切れた白コスモを一時抹消しました。

理由は赤コスモの復活にお金を使う事もあるんですが、最近エンジンのオイル漏れが酷くなってきており、漏れている個所を確認したのはロータリーではよくあるリヤ側ステーショナリーギヤの取り付け部分からで、ここに付いているOリングの劣化だと思われます、きっと完全に硬化しているのでしょうね。

このOリングを交換するにはステーショナリーギヤを外さなければならず、そのためにはエキセントリックシャフトの特大54ミリナットを外してカウンターウエイトを外さなければならないのでエンジンを降ろさなければなりません、最近はカーポートから移動させただけでオイルがポタポタと滴るようになりました、ここまで漏れが酷いとトルクグライドのシールからも漏れている可能性もあります、いずれにせよこれは直さないと車検にも通りません。

それと最近エンジン始動時の白煙が結構多くなってきました、赤コスモほど酷くはないものの最近は自宅の周りに家がたくさん建ち始めて小さな子供がいる家庭が増えたので近所迷惑にならないか気になってしまいます。

54ミリナットを外してステーショナリーギヤまで外すとなれば、エンジンOHと手間はそれほど変わりませんし白煙が多くなっている事もありますからエンジンはOHをする事になります、ただ現在赤コスモの路上復帰の最中で、さすがに白コスモにそこまで手は回りませんのでとりあえず一時抹消をする事にしました。

2006年に入手してから7万kmほど乗りました、今まで車検をずっと継続してきたので入手してから今回が初めての一時抹消です、まぁどうせ当時のナンバーではないので一時抹消に抵抗はないのが幸いではあります(^^;)

雪のない時期しか乗らなくても7万km乗ったので雪が降らない所に住んでいたとしたらもっと距離が伸びたでしょうね、あまりに調子が良くて快適なのでつい乗り過ぎてしまいましたので、ここらで少し一休みさせてあげようと思います(^-^)
Posted at 2020/09/09 22:15:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「マツダファンフェスタ2025 http://cvw.jp/b/293527/48588389/
何シテル?   08/08 21:32
はじめまして、CD23Cと申します。 子供の頃から車が大好きで現在はコスモAPを所有しております。 車バカな私ですが宜しくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
34567 89
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

愛車一覧

トヨタ マークII トヨタ マークII
普段乗り用です。 平成9年式で走行距離は現在55万kmですが調子は非常に良く不具合個所は ...
マツダ コスモ マツダ コスモ
1976年式コスモAPリミテッド13Bロータリーエンジン車です。 現在の走行距離は2万k ...
マツダ コスモ マツダ コスモ
76年式コスモAPリミテッドです。 現在の走行距離は実走12万Kmでボディーは部分的に補 ...
マツダ コスモ マツダ コスモ
現在所有している77年式コスモAPリミテッドです。 子供の頃に近所にあったコスモAPに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation