近頃の私はヨーロッパ嫌いを拗らせているが、世間的にはヨーロッパ=西欧を意味することが多く、私もそれに乗っかってそう呼んでます。つまり、トルコなどの東欧やスウェーデン、フィンランドなどの北欧は「ヨーロッパ」には含んでいません。
嫌う理由は歴史的背景と、昨今の日本を差別し潰そうとしているかのような情勢からです。
それはさておき、輸入車と言えばまずドイツ車を挙げる人、そのドイツ車を熱烈に愛しているならともかく、そうでないならまぁにわかです。
昔から、輸入車推しで、質実剛健、堅牢無比な印象で割と真面目な自称クルマ好きの定番と言えば、特に昔から医療関係者に大人気、スウェーデン発、「VOLVO」です。
前述の2つの四字熟語に違わず、「壊れにくく頑丈、オールラウンダーな走行性能」がボルボの印象です。更には、1980年代には自国だけではなく英国ツーリングカー選手権にも参戦し、その高い走行性能を発揮。直列5気筒というヘンタイなシリンダー配列のエンジンを積んでるのも特徴です。
今回制作したのは、定番ミドルセダンである、
S40
です。1990年代後半当時頭角を現していた
日産プリメーラと覇権を争いました。
ちなみに、私はボルボは同じく英国ツーリングカー選手権に参戦したことのあるステーションワゴン、
850RのMT車を運転させてもらったことがあります医者が好む印象が強いだけに、動かした瞬間からしっかり感がありました。かと言ってベンツのような重々しさがなく、運転しやすいまでありました。あえて欧州車を選ぶならボルボかなぁと口にするほどのインパクトでした。あと、エンジンの音がよかったです。
てなわけで、2週間かけて作りました。プラッツの1/24 S40。
今回は多少粗が出ているのでご了承くださいな。

初めて目にしたS40の実車が実は黄色でした。
こんなに黄色の似合う欧州セダン他にあるか?
見た目がすごくコンサバなのが逆におしゃれで、黄色がさらにおしゃれ感を引き出していて、昨今のアンチセダン派はボルボを知らないにわかだなと確定するくらいです。

ボルボと言えばこういう顔ですね。最近大分崩れてはいるけど、それでも基本骨格は変わらず、一目でわかるボルボの顔です。

コンサバだけどおしゃれな後姿です。
今回実は制作途中でリアウイングを紛失したためウイングレスですが、見つけ次第取り付けるつもりなのでウイングの穴はそのままにしてます。
ウイングレスでも十分美しい後ろ姿です。

他と似てるようで似てないサイドシルエットです。
なんか
レガシィっぽい6ライトウインドウですが、コンサバ感が強いのがやはりボルボです。
派手さや煌びやかさがなく、威圧感もなく落ち着いてまとまった上品な印象が、あえてコンサバって言葉をあてはめたいところです。
実際医療関係の保有者が多いだけに乗ってる人の平均IQ高そうだし、私がお借りした850Rのオーナーさんも聡明な印象の方でした。
もし私があえて輸入車を選ぶなら、やっぱりアメ車かボルボ、敢えて推すならこの型のS40ですな。

Posted at 2024/05/19 16:12:50 | |
トラックバック(0) |
模型 | クルマ