70年代の映画やドラマって自分にとっては原風景とも言える訳で、街自体がだんだん人工的になっていく80年代の作品よりも観ていてリアリティを感じる。
長谷川ゴジ監督のデビュー作である本作を初見したのは確か30年以上前かな?
沢田研二主演の『太陽を盗んだ男』ほどメジャーな作品ではないけど、ちょうど『傷だらけの天使』で注目されていた頃の水谷豊がとっても良いんだな。
ヒロインは当時、弱冠17歳で堂々たるヌードを披露した原田美枝子なんだけど、全然イメージが違う(^^;
『太陽を盗んだ男』ではシルバーのSA RX-7が登場するんで有名だけど、本作では2代目マークⅡのバンが結構重要な役回りで出てくるのよね。
で、両親がタイヤ屋を経営していて、ヨコハマG.T.スペシャルの当時もんの看板とかがめっちゃ趣があってええわけ。
デビュー間もないゴダイゴがサウンドトラックを担当していてね、70年代の景観とタケカワユキヒデのヴォーカルが見事なほどにマッチしているんだよな。
また、成田闘争の場面が時代を感じさせる。
で、昨日は一人娘である趣里の主演作である『生きてるだけで、愛。』も鑑賞したんだけど、声はやっぱりランちゃんに似ているよなあ~
でも振り幅の大きい演技はお父さん譲りかな。菅田将暉君が完全に喰われてたね。
なんかSTAY HOMEがすっかり板について、最近は外に出るのがほんと億劫になった。まあ、元々は出不精な質なんだけどね。
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2020/05/25 22:42:49