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ピーターキャットのブログ一覧

2020年01月19日 イイね!

フォードGT40とマツダ787B

フォードGT40とマツダ787B話題の映画『フォードvsフェラーリ』

みんカラでもレビュー記事をよく見かけるけど、少々難解な映画を観た後は何も考えず愉しめるエンタメ作品が観たくなるもので、これはクルマ好きには堪らん作品ですな。




2時間33分と尺の長い映画の割には中だるみもなく、少しばかり詰め込み過ぎ感はあったものの、レースシーンはなかなか見応えあったわ。

惜しむらくは、主役のマット・デイモンやクリスチャン・ベイルと比べると、脇を固める役者さん達もう少し何とかならんかった?

エンツォなんてオーラ無さ過ぎだし、アイアコッカなんか大分良く描き過ぎじゃね?

もうひとつの主役であるフォードGT40も、何かいきなり出来ちゃった感があったけど、実際にはローラと組んで開発には苦心したはずだから、本当はこの辺のエピソードを丁寧に描いてくれたら、個人的にはもっと良い映画になったんだけど。

映画ではレーシングレプリカのマシンが使用されてたけど、実はモノホンのGT40が出てくる映画があって、それが本作と同じ65~66年が舞台の仏映画『男と女』

主人公のジャン・ルイはフォードのワークスドライバーって設定で、GT40をテストドライブするシーンがあり、マシンはGT40のMk.1。

実は主人公を演じたジャン=ルイ・トランティニャンは俳優業の傍らプロのドライバーでもあり、モンテカルロラリーのシーンが『男と女』の劇中にも出てくるんだが、トランティニャンは実際にカーNo.145のマスタングで66年のレースにエントリーしてるんですわ(結果は途中リタイア)。

で、この映画は20年後の二人を描いた続編が撮られていて、映画の中ではジャン・ルイはランチアのラリー部門の監督になってんですね。

しかも来月には、二人の53年後を描いた『男と女 人生最良の日々』が公開されるというからビックリ!


アヌーク・エーメは1作目でも30代越してたけど、50年後の姿は正直観たくないなあ(^^;

アイアコッカが手掛けた初代マスタングの赤いオープンカーも勿論登場するみたいだけど、予告編観たら御二方2CVでドライブしとるやん。

2CV妙に似合ってます!

で、日本人にとってル・マンと言えば91年に優勝したマツダ787B

優勝の翌年にはテレビ朝日系列で『ル・マンへ熱き涙を』というドラマが放送されてましたが、古谷一行が演じたマツダのチーフエンジアの松浦氏の密着ドキュメンタリー番組『父たちのル・マン』を先日Youtubeでたまたま見つけちゃいました。

広島ホームテレビ20周年開局記念で作られた本作、MAZDA SPEEDで787Bのプロトタイプが組み立てられていく様も映ってます。

しかし、広島弁丸出しのオトーサンが、あのレジェンドマシンの開発に携わっていたとは驚き!

先月行われたFSWのGAZOO Racingのイベントでマツダの藤原副社長がル・マンへの復帰を示唆した発言をしたそうですが、91年の優勝の瞬間をリアルタイムで観た自分としても、是非復帰して欲しいですわ。



(おまけ)ル・マンと言えば塚マダム御用達のサンドウィッチ
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此処のフルーツサンドめっちゃ好きやねん
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あと、此処の帰りに必ず立ち寄る仁川の「しぇからしかの」のとんこつラーメンもね

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Posted at 2020/01/19 22:23:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月13日 イイね!

2人には、Xがいる。

2人には、Xがいる。映画史上最も難解な映画の一つに挙げられるヌーヴェル・ヴァーグの代表作。現在、元町にある映画館で4Kリマスター版が上映中なので観てきた。

ヒロインAの衣装デザインをココ・シャネルが手掛けていたということもあり、今回の修復はシャネルS.A主導で行われたそうな。

初めて観たのは確か20歳くらいの時。『気狂いピエロ』との併映で、当時は頭の中に???を浮かべながら観た記憶があるのと、フィルムの状態が良くなかったのか、今回みたいに圧倒的な映像美に嘆息した感想は残っていなかったように思う。

丁度その時分にマイナーチェンジしたばかりの初代CR-X後期型のCMが、まさにこの映画のワンシーンをパクっていて、映画の主人公の名前もXだったから、『去年マリエンバートで』へのオマージュに作られたのかなと思ってた。
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ホンダのCMって意外と仏映画と絡みがあって、後年に出るEFシビックのCM曲にアラン・ドロン主演の『冒険者たち』や3代目プレリュードのCM曲に『地下室のメロディー』が使われてたり、2代目プレリュードのボレロについても、ありゃ発売の前年に公開されたクロード・ルルーシュの『愛と哀しみのボレロ』に影響を受けたんじゃねえかと思ったりする。


話は変わって、同じ映画館でカンヌのパルムドールを受賞した『パラサイト』も上映中だったんで観たんだが、最初はコメディタッチで、正直これでパルムドール?と思ったたんだけど、後半から畳みかけるような展開でかなり面白かった。
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エリート一家の母親役を演じたパク・ヨンギョが妙にツボにはまったりして。



一方、こちらは思いっ切り残念だったよね。なんであんな訳の分からん編集すんのかね?
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Posted at 2020/01/13 10:24:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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