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ピーターキャットのブログ一覧

2022年02月12日 イイね!

ナイトオンザプラネット

ナイトオンザプラネット通勤時にはいつも車内でFM802を聴いてんねやけど、年末くらいやったかクリープハイプのこの曲に妙に惹かれたんだ。




尾崎世界観の書く曲は割と好きなんだけど、歌詞の「吹き替えよりも字幕で」とか「ウィノナライダーはたばこをくわえてる・・・、一体何本吸った」が心に刺さって珍しくDLしたんよ。


そしたらこの曲をモチーフに松井大悟が映画を撮ったっていうんで初日の昨日観に行った訳。
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タクシー運転手の葉と元ダンサーで今は照明スタッフをしている照生の二人の出会いから別れまでを描いてるんだが、物語は二人が別れた後の2021年7月26日の東京から始まる。

映画はオリンピック開催前後のコロナ禍の日常を淡々と切り取りながら、照生の誕生日の一日の出来事を1年づつ遡っていくという演出なんだな。

”Night on earth”もエピソードの切り替えに世界時計が使われてるけど、本作もそれに倣ってか年表示のないカレンダー時計が各パートの切り替わりに使われてる。

この映画、何といっても照生役の池松壮亮と葉役の伊藤沙莉がこれ以上ないくらいはまってんだな。20代女子のタクシードライバーの設定を違和感なくこなせるのなんて伊藤沙莉しかおらんやろう。

八景島シーパラや高円寺の路地裏のシーンも良かったが、冷静に考えると地理感おかしくないかい?

で、この二人に絡んで来る脇を固める役者さんも素晴らしい(さすが『バイプレーヤーズ』を手掛けただけある)。ニューヨークの屋敷も良かったんじゃない?

劇中でもジャームッシュの”Night on earth”の映像が流れるし、主題歌の歌詞と同様に照生の部屋にもポスターが貼られてるんだけど、あのポスターオリジナル版なのかな?あの図柄は初めて見た。

で、映画でも主題歌でもフィーチャーされてたジム・ジャームッシュのオリジナル映画の方は俺も大好きで、ウィノナ・ライダーのL.A編よりもロベルト・ベニーニのローマ編がいっちゃん好きだな。ベニーニは去年観た『ほんとうのピノッキオ』でゼペット爺さん演じてたな。

てな訳で”Night on earth”に出てくるタクシーのミニカー画像があったんで、並べてみた(L.A編はアメ車に興味がなく分らんので割愛)

パリ編はプジョー504
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ローマ編はフィアット124
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ヘルシンキ編はボルボ144
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『ちょっと思い出しただけ』も東京無線のジャパンタクシーとコンフォートが出てくるんだが、やっぱ映画的にはコンフォートの方が画になるよなあ。


クリープハイプの件の曲の歌詞の中にナイトオンの後、「ジャームッシュは一体何本撮った」とあるが、確かにそれ以降の作品はお世辞にもあまりパッとしまへんな。

一昨年『デッド・ドント・ダイ』観に行ったけど、ビル・マーレイやアダム・ドライバーや ティルダ・スウィントンを据えてゾンビ映画を撮ったんで期待して観に行ったんだけどなあ・・・

あ、ガタイの良いアダム・ドライバーが、劇中で赤の初
代スマート・フォーツーカブリオに乗ってるのには笑えたわ。20だか30プリウスも出てくるし、セレーナ・ゴメスも首切られてなかったかな?


まとめ:『ちょっと思い出しただけ』はある意味、尾崎世界観が作った作品とも言える。尾崎君も本人役で登場。近年の邦画では俺的佳作としてランクイン。


折角なんで、次はビル・マーレイが出演するあの映画について。
Posted at 2022/02/12 18:51:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月09日 イイね!

ルーフトップ・コンサート

ルーフトップ・コンサート『ザ・ビートルズ GET BACK:ルーフトップ・コンサート』
初日且つ水曜サービスデーで700円安く観られるので本日行ってきたがね。

何気に初IMAX ^^;

ヤッパ音響ええわね。でも画面分割の多用は個人的には勘弁して欲しかったな。


ほぼ満席状態だったので、久方振りに両隣に人が座ってるの妙に慣れなくてね・・



意外にも20,30代の方もちらほらいて、ちょっとビックリした。

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Posted at 2022/02/09 21:56:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月31日 イイね!

二時間サスペンス

二時間サスペンスGUCCIと聞いて思い浮かべるのは赤×緑もしくは赤×青のシェリーライン。

このシェリーラインを内外装にまとったチンクエチェントは、古今東西のあまたあるコラボ限定車の中でも最も魅力的な一台だと思ってる。

当時GUCCIのクリエイティブ・ディレクターであったフリーダ・ジャンニー二女史が手掛けたフィアット500/500C by GUCCIは、国内には500が300台、500Cが100台しか入ってこなかったんじゃなかったかな?


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※拾いもん画像

ちょうど近所のイタ飯屋の駐車場に500C by GUCCIが置いてあってね。まあ、これ以上にないくらい絵になる組み合わせだったな。今は置いてないから売っちゃったのかな?

さて、映画の方であるが、老舗ブランドのグッチにそんな創業者一族によるお家騒動があったとは今回初めて知った。

高級ブランドのお家騒動といえば、日本でもデザイナー君島一郎氏の身内による骨肉の争いがありましたな。こちらもグッチ家に負けず劣らず登場人物のキャラが濃すぎてマスコミと大衆の格好の餌食にされ、結局ブティックは消滅。

グッチがスキャンダルによってブランド価値を棄損しなかったのは、既にアラブ資本に経営権が渡っていたのと、トム・フォードのディレクションに依るところが大きかったのでは。

さて映画の方であるが、何といってもパトリツィアを演じたレディ・ガガがまさにはまり役。アダム・ドライバーも商才もないのに虚勢だけのボンボン社長を上手く演じていたと思う。

それよりパオ
ロを演じたジャレッド・レトの豹変ぶりには驚いたわ!知らない人が見たら『ジャスティス・リーグ』のジョーカー役と同一人物とは思えんわな。

まあ、それなりに面白かったけど、何箇所か突っ込みたいところもあって、
(実は鑑賞前に事件のあらましを予習しとってん)

その①マウリツィオとパトリツィアの結婚式のシーンでBGMがジョージ・マイケルの”Faith”って、二人が結婚したのは1972年だから、ジョージまだ小学生やで。

その②グッチのクリエイティブ・ディレクターにトム・フォードを招聘したのがまるでマウリッツオであるかのように描いてるが、トム・フォードが就いた時にはマウリツィオは既にグッチの経営からは外れていた。
※デザイナーであり映画監督でもあるトム・フォードは”まるでコント”と本作を酷評してるみたい。

その③ロドルフォから株券を相続した際の署名偽装の廉で経済警察だか財政警察の捜査を受けるのだが、捜査車両がアルファロメオの75と155。史実では1990年前後のことなので、1992年デビューの155は存在しないはず。

まあ、細かい部分をあげつらっても仕方ないが、上述のアルファのように車好きには結構気になる車両がいっぱい出てくんねん。

前半でアルドの待つコモ湖の別荘をマウリツィオとパトリツィアが訪れた際に、二人が乗っていたのが恐らくは初代マセラティ・ギブリ。でも改めて予告編見ると、微妙にリアクオーターガラスの面積が大きいんだよな。

マウリツィオ殺害の犯人が犯行時に乗っていたのが深緑の初代ルノー・ルーテシア前期型。

それよりも何といってもグッチの社長に就いたマウリッツオが、はしゃいで買った白のカウンタック25thアニバーサリー!!

いつの世も金と権力手にすると、クルマとオンナに走るのは定番ですなあ~
そして足元はお約束のホースビットローファー。

うちの女房もグッチが好きでねえ、GGキャンバスのバックや時計なんか買わされたけど、俺はグッチ(てかハイブランド全般)なんて全く興味ねえ。成金趣味のビットローファー買う金あったらAldenかJ.M.WESTON買うな。
※20代の時にNYに遊びに行った時、会社の女の子にビットローファーを頼まれて、5番街のブティックに買いに行ったなあ。

2時間39分という比較的長めの尺だけど、美しいコモ湖やサンモリッツ(実は撮影はグレッソネイらしい)などのリゾート地に、セレブ一族の裏側に殺人事件も絡んでって、まるで二時間サスペンスドラマ(笑)

悪い意味じゃなく、考察云々よりも純粋に娯楽映画として楽しむ作品。
ガガの着るオールド・グッチの衣装も見応えあり!




Posted at 2022/01/31 21:10:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月30日 イイね!

「青春の光と影」とBHレガシィ

「青春の光と影」とBHレガシィタイトルのCODAはChildren of Deaf Adult/sの略語のことで、要するに親の一方もしくは両方が聴覚障害を持つ健聴者の子供のことである。

Filmarksでも高評価でどんなもんだろうと観に行ったが、確かにこれ万人にお勧めできる映画。

実は自分も3年前のちょうど今時分に突発性難聴になったんだ。2日ほど耳の奥に違和感を感じつつやり過ごしていて、朝目覚めたら突然右側の聴力が殆ど無くなっていた。左側はかろうじて聞こえるものの病院で検査したら左右合わせて成人男性の3割程度の聴力しかなかった。


幸いにもステロイド注射の治療で2カ月くらいでいほぼ以前の状態に戻ったが、それでも最初に受診したクリニックではステロイド注射を1週間打ち続けても回復の効果が見られず匙を投げられたため、藁にもすがる思いで県立総合病院に駆け込み、1ヶ月以上ステロイド注射と飲み薬の併用で何とか治癒したんだ。


話しを元に戻そう。本作、何といっても主役のルビーを演じたエミリア・ジョーンズの演技もさることながら歌唱力が本当に素晴らしいし。

クライマックスでジョニー・ミッチェルの名曲『青春の光と影』を熱唱するシーンは、原題の”Both Sides Now”と物語の主題がマッチしていて、この娘『パイレーツ・オブ・カリビアン』に子役として出てたらしいが、まだ20歳だし、美人ではないが愛嬌もあるし、今後ミュージカルやメジャー系映画でブレイクするんじゃないだろうか。


元は2015年に日本でも公開されたフランスの『エール!』のリメイク版らしく、恥ずかしながら元ネタ映画は今回初めて知ったよ(今度観てみよ)。

で、ルビーがバークレイ音楽大の試験会場に家の車で向かうんだけど、その車がフロントバンパーが無塗装のBHレガシィなんだよ。

映画の舞台はアメリカのとある港町となってるが、父親はレッドソックスの帽子を被ってるし、脚本・監督のシアン・ヘダーはマサチューセッツ出身なので、たぶんマサチューセッツ州の港で撮影したんじゃないかな。マサチューセッツ州には白鯨の舞台となったニューベッドフォードもある。

そんな港町を走るBHレガシィのシーンが、金ローの合間に流れるSUBARUのブランドCMみたいに観えてさ。思わず「あなたとクルマ、どんな物語がありますか」
のナレーションが脳内に流れたわ^^;

劇中でルビーとマイルズがデュエットする、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの”You're All I Need To Get By”も良いが、エンドロールで流れるエミリアが歌う”Beyond The Shore”が心地良い余韻に包まれてエエんですわ。

聾啞者家族を扱ってはいるが、映画全体はとっても明るくってユーモラスで、多分見終わった後にポジティブになれる映画だと思う。

ところでさあ、BHレガシィって書いたけど、なんかBG型のような気もしてきた・・(;'∀')間違ってたら御免なさい。
Posted at 2022/01/30 18:04:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月23日 イイね!

森高千里と花くじら

森高千里と花くじら2022年のライブ1発目は森高の「この街ツアー」@フェスティバルホール。
本来は2020年12月に開催の予定が、コロナ禍の影響でほぼ1年遅れでの開催となった訳。

ちょうど1ヶ月前に城ホールのライブに行った時と比較すると、この数日で感染急拡大し
ており、悪い意味での千里同風の状況下だったから、てっきり中止か延期になると思っていたけど、主催者やホール側、オーディエンスも感染症対策をしっかり行ったうえで何とか無事開催。


流石に梅田に出るのは躊躇われたので福島で降りて会場まで歩いて行くことに。

玉江橋を曲がって堂島川を横目に見ながら歩いていると、日中天気も良かったのでベンチに腰掛けてるカップルや遊歩道で遊んでいる親子連れの姿がチラホラ。
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中之島美術館も1983年の構想着手から約40年越しで来月ようやっと開業。
ライブのMCでも言及されてました。
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その新美術館とフェスティバルホールのちょうど中間にあるラーメン屋で遅めのランチを頂くことに。


ラーメン屋とは思えない外観。お店に着いたのが15時だったこともあり並ばずに入れたわ。
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食べログ百名店2021にも選出されてるので以前から興味があったけど少々期待外れ。
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器が深くてスープの汁が跳ねて衣服につかないのは有り難いが、少し食べにくい^^;



ここから会場までは徒歩5分も掛からんので、食後にそのまま会場入りして喫煙所で一服。
フェスティバルホールは2019年の山下達郎PERFORMANCEライブ以来。
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今時コンサートホールで喫煙所があるのなんてここくらいのもんじゃねえか?
でも音響は達郎さんが仰る通り日本一のホールだと思う。



さて肝心のライブの方だが、今回はスペシャルバージョンとのことで期待も高かったのだが、残念乍ら終演まで着席での鑑賞。そのせいなのか、どーにもイマイチ乗り切れず振りの返しも自分微妙にズレていたような・・

ライブの詳細についてはTYPE-R乗りの方がみんカラでレポをあげられてるので、そちらを参照ください。


会場を後にして、来た時と同じく福島まで歩いて、今日の反省会に軽く一杯ひっかけることに。
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お店に着いたのがちょうど激込みの時間で、既に10組待ち!


結局、寒風吹きすさぶ中、小一時間近く並んだわ^^;


花くじらなんて何年振りかな?

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必ず毎回頼むねぎ袋
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湯気でボケてんがな
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ビジュアル的には具をたくさん盛った状態で撮った方が映えるんだが、そうするとお皿の上で具が冷めるので、2品づつを頼むのが俺のスタイル。

ここはヤッパ出汁が旨い!!結局10品くらい頂きました。
因みに関西ではメジャーなおでん具である牛すじはあんまり好きじゃないんだな。

自分なごやんなのでヤッパ味噌おでんが大好き。嗚呼、島正行きてえ~


話しはころっと変わるが、数年前からセカンドライフを見据えて投資信託してるんだが、
今年こそは是非「寅、千里を走る」になって欲しい!
(※過去の例でいえば、実際そうならなかったことの方が多いけど・・)





Posted at 2022/01/23 13:20:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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