ソラノムコウのブログ一覧

週末プロレスラーの蒼井ルナが試合が終わるとすぐに会場を後にする。
何かしているのかな？

後ろをついていくとそこはシークレットガーデンだった。

ルナ『テト先輩に教わってやってるっス！』

へぇ、リングの上では激しい戦いを繰り広げる彼女にも意外な一面があったようだ。

それにしてもテトさんに教わるなんてそっちの方が意外といえば意外かもしれないな。



あぴスタジオでは滅多に登場しない蒼井ルナちゃんの久々の出番でした。
何となく鳥かごみたいなガーデンで花に水やりをしているイメージが湧きまして誰にしようか悩んでました。
当初テナさんを起用するかと思いましたがここはご無沙汰だったルナちゃんに来てもらったわけです。

一応設定がありまして、彼女の父親は覆面レスラーでいくつかプロレス技を伝授されたのがきっかけで週末にバイトでプロレスラーをすることになった。
必殺技はフラッシングエルボー。有名な武藤敬司の技ですね。
一応これに関しては非公式というか私の独自設定です。

我があぴスタジオでは事務所で偉そうにしている重音テトと人類のアイドル初音ミクを筆頭にテトの姉の重音テナ、蒼井ルナ、我が事務所の秘密兵器の羽香ユイ、蒼井愛(多分みんな覚えてない…)を揃えております。そして、事務員の亞北ネルですね。
ここに丸山クミという新人を迎え入れる予定です。

あ、あと『ババア』いたわ。

果たして我があぴスタジオはどんな変化をしていくのか私もわからないのである。

初音ミク『マスター、私は未来で待ってます』

見送るミクの顔は少し寂しそうだった。

そうだ、僕らはずっと一緒に曲を作ってきた。たくさんの言葉を生み出し、たくさんのフレーズを作り出した。

二人の共同作業は何年も続いた。

およそ人から注目を浴びることの無い暗い人生を送ってきた。
何となく手にしたソフトに描かれていたのが初音ミクだった。

気が付いたらメガヒットを生み出すボカロPになっていた。それからプロの道が拓けてオリジナル曲は次々にヒットしていった。

もう誰も自分がボカロPだなんて覚えていない。
そしていつしか初音ミクと一緒に曲を作ることが無くなってしまった。


忘却の彼方へと追いやられていたのだ。
ミクと一緒に曲を作り続けたあの日々を…。


何年か過ぎた頃、自分が作る曲がどれも同じようなメロディ、フレーズが続きマンネリ化していることに悩んでいた。新しい曲を出す度にファンからは『やっぱり同じ曲調だ』などとレビューが書き込まれる自体へと発展していた。

そして、自分自身も驕りがあったかもしれない。
極端な話、有名になってしまいかえるの歌でさえも自分がカバーすればヒット曲になってしまうことへの慢心だった。

いつの間にか『聴いてもらいたい歌』から『売れる歌』を作ってることに気が付いた。

悩み、苦しみ、葛藤し追い詰められていた。

そんな時ふと手にしたのは埃を被った初音ミクのソフトだった。

また初音ミクと曲を作ろう…そう思った。




というストーリーを考えたのだがどうかね？

テト『ふーん、じつに君はバカだなぁ』

なんで！？

テト『そもそも君はかえるの歌すら作れないじゃないか。妄想も甚だしいというか夢を見過ぎだ』

まぁ、そりゃそうだけどさ。米津玄師とかも初音ミクを使用したボカロPから成り上がっていったんだぜ！
ファンの中にはボカロ出身だなんてわからない人もいるよ。
ある意味初音ミクに食わしてヒモみたいなもんだったんだから。

テト『おい！それはTwitterとかで炎上するやつだからな！少し慎めよな！しかし君がミクを…いや、ミクがわざわざ来てくれるなんて珍しいな』

まぁ、私もマンネリ化してるわけでたまにミクさんにも出演してもらおうと思ったのさ。

明日はテナさんの撮影があるから楽しみなのだ！

テト『またお姉ちゃんか…』